鎧岳(右)・兜岳 新嶽見橋辺りより
MRC 紅葉登山 
鎧 岳 標高893.9m 兜 岳 標高920m
地蔵堂〜兜岳〜逢坂峠〜鎧岳〜清水山鞍部〜新宅本点前
 
 11月28日、MRCで鎧兜岳に行った。この企画は好評で当初は電車バスの公共機関で行く予定だったが、参加者が多くなり小型バスの貸切となった。京橋を8時20分に出発、阪神高速から名阪自動車道を経て針ICへ。ここから一般道を榛原から曽爾村へと走った。

 公共機関で行くとバス停のある横輪から登山口まで、小一時間歩かなければならないがあっという間に登山口に到着だ。登山準備をして地蔵堂横から登りはじめる。沢沿いに進むと道は急勾配になる。やがて大岩が現われその上を登る。この辺りからさらに急登になり補助ロープが下がっている。ゆっくり三点支持を行いながら一歩一歩登る。ほぼ四つんばいの格好と云える位の急斜面だ。

 急斜面を肩まで登りつめると緩やかな尾根になり平坦な山頂に出て、兜岳に到着だ。兜岳は標高920mで山頂は雑木が多く展望は、御簾越しになるが具留尊山、古光山などが見える。

 兜岳を後に急斜面を峰坂峠へと下る。登山道は稜線で東側は絶壁、クマササに覆われている。稜線をどんどん下ると尾根の肩になり、展望が開ける。前方に鎧岳の絶壁が現われる。岩の荒々しさ、黄金色下中腹の紅葉、麓の緑と相まって素晴らしい景観を見せてくれる。紅葉登山の一番の見せ場だ。景色を堪能したら今日一番の急斜面が待ち受けていた。補助ロープを手に急斜面を下りきると峰坂峠に着く。ここで昼食にした。今日は北風も吹き始め冬の到来を感じさせるような寒さになった。

 峰坂峠を出発、鎧岳へと登り始めた。小さなピークを越えて少し下り、ここから登りにかかる。杉林の急斜面をゆっくり登る。尾根が見えてくるとさらに急斜面になり登り切ると、鞍部に着く。山頂は右に行けばあと一息だ。ここから具留尊山の展望ができる。

 鎧岳山頂に到着、鎧岳は標高893.9mで三等三角点になっている。山頂は広く具留尊山、曽爾高原、古光山など展望できる。兜岳は雑木林の向うに見ることができる。山頂でゆっくりして下山にかかる。先ほどの鞍部まで下り、尾根道をしばらく下ると清水山鞍部に出る。ここから急斜面のジグザグ道を下る。麓まで下ると林道になり途中、倶留尊山の眺望があり、新宅本店前へと下山した。

 手配どおりバスが配車されて帰途に着いた。少し走った横輪の新嶽見橋辺りに止まって、鎧岳と兜岳の両方を展望した。天気がいまひとつと夕方に時間になったので美しい鎧兜岳の写真は撮れなかったが、目でしっかり見ることができ大変良かった。針ICで休憩して京橋に早い時間に戻ることができた。楽しい一日を演出いただいたリーダーさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

地蔵堂前で登山準備

地蔵堂

地蔵堂を出発登山開始

急斜面を登る

大岩の急斜面を登る

急斜面を登る

急斜面を登る

兜岳 山頂にて

兜岳 山頂にて

兜岳 山頂

兜岳の急勾配を下山

鎧岳 兜岳下山時の尾根より

峰坂峠で昼食
鎧岳へ峰坂峠を出発

具留尊山・曽爾高原 鎧岳より

鎧岳 山頂

鎧岳 山頂にて

兜岳 鎧岳より

鎧岳 山頂

鎧岳 三等三角点

鎧岳の下山 清水山鞍部にて

鎧岳の下山

具留尊山・曽爾高原 鎧岳下山道より

新宅本店前に下山にて

鎧岳(右)・兜岳 新嶽見橋辺りより

鎧岳(右)・兜岳 新嶽見橋辺りより

兜岳 新嶽見橋辺りより

鎧岳 新嶽見橋辺りより
 
コース 
  京橋(8:20)=[貸切バス]=針IC=曽爾村・地蔵堂登山口(10:18/10:28)〜兜岳(11:20/11:35)
  〜峰坂峠(12:16/昼食/12:40)〜鞍部(13:17)〜鎧岳(13:26/13:38)〜鞍部(13:40)〜
  清水山鞍部(13:51)〜新宅本点前(14:50/14:58)=[バス]=針IC=京橋(17:30)

天 候  曇り 
参加者 26名
実施日 2009.11.28