ゆずの里水尾 まるげんにて
友歩会 定例会 納会 
愛 宕 山 標高920m
清滝〜[表参道]〜愛宕山・愛宕神社〜水尾別れ〜水尾
 
 12月5日、友歩会の定例会・納会を愛宕山に登り、ゆずの里水尾で行った。当日は生憎の雨で出端を挫かれた感じでスタートした。清滝に京阪三条、京都駅、阪急嵐山などそれぞれから集合した。小雨の中傘をさして歩き始める。表参道の鳥居をくぐり、爪先上がりの急坂を少しい湿った気持ちで登った。お助け水から火燧権現跡を過ぎ、二十丁へ、「大きく深呼吸してマイペースで登りましょう」、元気を出して登る。

 二十五丁、茶屋跡に到着し小休止。愛宕神社表参道の丁石についての説明板があった。前から気にしていたのだが、丁石は一ノ鳥居(平野屋前)から五十丁で山頂・愛宕神社だが、山頂の五十丁の丁石を確認していなかった。気をつけながら登ったが見つけられないまま山頂に着いた。

 二十五丁で小休止の後、三十丁で再び休憩、山で言えば五合目だ。雨も止んできた。大杉大神を過ぎると道は緩やかになる。七合目でまたまた小休止。やっと、水尾別れに出た。

 ここから広い参道を登る。約20分で黒門を通過、後20分弱で山頂だ。広い境内に着くと霧が神秘的にかかっていて灯篭が美しい。やがて急な石段を登りきれば山頂の愛宕神社だ。愛宕神社に今年もお参りできたことを感謝しながらお祈りした。古いお札を納めて新しいお札を授かり来年の無事を祈った。

 話し変われど、丁石のことだが、愛宕神社の若い神官さんに聞いてみたがよく分からないとのことだった。下山開始、足元に注意しながら丁石にも気をかけて下山した。長い石段を半ばまで下ると金属製の立派な常夜燈が一対あり、その脇に丁石を発見した。確かに五十丁と刻んであった。山頂にはなかったので、石段下か、登りつめた境内の広くなったところか、黒門辺りを想定していたが、長い石段の途中にあったのだ。

 一つの発見をして水尾別れから今度は水尾に下りた。水尾の道は随分よくなった。また伐採地に植林された杉桧も大きくうっそうとなってきているようだ。木々の間から見える牛松山も何年かで見えなくなるだろう。

 水尾に到着、昨年は柚子の実を見ることなく下ったが、今年は豊作のようだ。畑の柚子の黄色が美しく、かおりも良い。まるげんに到着。

 柚子風呂に入りゆっくり温まって、納会になった。今日までで29回の例会を行った。延222名の参加者だった。その内友歩会の独自の例会は、19回で延162名の参加、1回当たり約9人が参加したことになる。年々加齢とともに参加者が減ってきているが、体力に見合った山や、若い人には高い山など計画したいと思います。そろそろ宴たけなわになってなってきました。

 行きたいところや、登りたい山などありましたらいつでもご提案いただきたいと思います。
本年は、事故もなく無事登山やハイキングができ大変良かったと思います。
来年も、無事故で楽しい登山、ハイキング、催しを計画しますので奮ってご参加ください。

小雨で愛宕山は見えない 嵐山にて

表参道鳥居

表参道

表参道

愛宕神社表参道の丁石の説明板

表参道

京の町は雲の下 七合目にて

灯篭

愛宕神社の石段

愛宕神社

五十丁丁石(左側灯篭の下)

五十丁 丁石

黒門にて

落葉の絨毯

牛松山

柚と南天


柚子

南天

まるげんにて
 
コース
  JR京都駅(8:12)=[京都バス]=京福嵐山駅前(8:52)=清滝(9:02)
  三条京阪前(8:31)=[京都バス]=京福嵐山駅前(9:10)=清滝(9:20)
  二の鳥居(9:30)〜お助け水〜十七丁目〜二十五丁目茶屋跡(10:10)〜
  三十丁目五合目(10:30)〜大杉大神(10:35)〜七合目(10:50)〜水尾別れ(11:00)〜
  黒門(11:20)〜愛宕神社(11:38/11:55)〜水尾別れ(12:22)〜水尾(13:03)
  まるげんにて納会後、JR保津峡から京都駅へ。

天 候  小雨のち曇り 
参加者 12名 
実施日 2009.12.05