|
||
三角点探訪 関西百名山 | ||
烏帽子山 標高909m | ||
12月13日、2日目烏帽子山に登った。朝起きて近くの那智の滝を見に行った。遠くから朝日に照らされた那智の滝は美しく見えた。滝の近くまで降りて仰ぎ見ると、神の力というか厳しさを見ると同時に力を与えてくれるような気がした。 |
||
那智の夜明 |
朝日の那智の滝 |
|
那智の滝 |
那智の滝 |
|
那智の滝 |
那智の滝 |
|
那智の滝 |
||
バスで曼荼羅の郷へ、ここが一般的な烏帽子山の登山口だ。橋をわたって対岸に渡り遊歩道を登っていく。この遊歩道は陰陽の滝への観光コースになっているようだ。道は石垣が積まれ、石畳の道になっている。この石畳の道は陰陽の滝で一旦途切れているようだがその後も上流まで続いていた。この石畳の道はどこからどこまでの道だその目的などは分からなかった。 曼荼羅の郷より20分ほどで陰陽の滝に到着。滝の直ぐ下は関西電力那智発電所の取水口になっている。取水口脇の斜面を登ると滝が現われた。ただビューポイントに木が倒れており、滝をさえぎっていた。その前に進み辛うじて写真に収めることができた。陰陽の滝は那智四十八滝の一つで古くは三十七番「奈加梧(なかご)」の滝と言ったそうだ。四十八滝と言われるこのあたりはたくさん滝があり解説がないので夫々はよく分からない。そんな滝を含む渓谷を登っていった。 |
||
曼荼羅の里を出発 |
遊歩道を行く |
|
陰陽の滝 |
陰陽の滝 |
|
苔むした沢を登る |
||
苔むした沢を登って行くと、対岸への渡渉場所が出てきた。渡渉点が見つからず靴を脱いで渡った。幌尻岳に行ったとき糠平川を渡渉したの思い出した。久しぶりに裸足での渡渉はおもしろかった。リーダーが後で調べると少し下流に渡渉点があったようで帰路は心配なさそうだ。 次に丸太三本渡した橋をわたる。ここでも石垣と石畳の形跡が明確にあった。次ぎの渡渉点には丸太が渡してあって、それでアシストして渡った。沢は苔むして素晴らしい渓谷美を出していた。渡渉が終わるとしばらく沢沿いに登りやがて急登になる。一歩一歩登るとやがて緩やかになり、正面に明るい壁が見えてくる。その正体は松尾の滝だ。岩の絶壁に余り水量はないがきれいな滝だ。 |
||
最初の渡渉地点を探す |
丸木橋を渡る |
|
丸太を使って渡渉 |
沢が美しい |
|
最後の渡渉 |
大岩を越す |
|
松尾の滝 |
松尾の滝 |
|
松尾の滝 |
||
滝からしばらく急登を行くと平坦になり、登り切ると林道に出る。地図に載っていない林道なので未整備なんだろう。その林道もすぐ終点になる。ここで小休止。下から大勢の声が聞こえてきた。8人ほどのパーティーで南側の林道を車を利用して登って来た地元のパーティーだった。 山頂まで30分の標識を見て出発。急斜面を登り、ピークを巻いて登ると頭上にこれから登る烏帽子山の帽子岩が木々の間に見えてきた。尾根道に出て小ピークを越えて、きびしい斜面を登り返すと山頂手前の帽子岩に着く。この帽子岩はなんでも役行者が忘れていった帽子だと云われている。岩からの展望は素晴らしい。また急斜面を攀じ登るとやがて山頂に到着する。 烏帽子山は、標高909mで一等三角点になっている。展望は北方向に木々の間からできる。地元のパーティーが我々の下山直前に上がってきて、山の案内をしてくれた。正面に見えるのが昨日登った子ノ泊山と聞いた。さらに左奥は大峰の連山だとおしえてくれた。山頂で昼食をいただき、ゆっくりして往路を下山した。 |
||
沢を登る |
林道終点 烏帽子山頂へ30分の標識 |
|
帽子岩が見えてくる |
帽子岩にて |
|
烏帽子山 山頂 |
烏帽子山 山頂にて |
|
烏帽子山 三角点 |
烏帽子山 一等三角点 |
|
烏帽子山 山頂三角点にて |
烏帽子山 山頂唐の展望 |
|
子ノ泊山(中央)大峰の山々(左奥) 烏帽子山山頂より |
||
帽子岩 |
林道終点に下山 |
|
登るとき渡渉した場所は逆方向からの渡渉だ。だんだん慣れてきたようだ。最後の渡渉は登るとき見つけた場所で渡渉した。少し怖がっていた人がいたがなんとかクリヤーした。左下に滝を眺めながら曼荼羅の郷へ下山。皆さんお疲れ様でした。 民宿のバスで近くの那智かまぼこセンター内の蓬莱の湯温泉につかって汗を流した。新しくできた温泉のようで銭湯形式だとかで、石鹸、シャンプーがないのが観光地の温泉としてどうだろうか。それでも疲れを癒やして、蒲鉾をかぶりながら帰途に着いた。予定より早く2時間早く帰ることができた。リーダーさん楽しい山旅をありがとうございました。 |
||
岩場の下りが続く |
渡渉 |
|
渡渉 |
渡渉 |
|
渡渉地点です |
ハイ!飛んでください |
|
滝 |
おつかれさま |
|
第1日目子ノ泊山に戻る | ||
コース |