虎御前山教育キャンプ場を雪中行軍
MRC 干支の山 
虎御前山 標高224m 小谷城跡 標高340m
 
 1月17日、MRC主催の干支の山、虎御前山と小谷城址に登った。大阪から18キップで快速に乗り虎姫駅で降りた。虎姫駅は小さな駅だが今日の駅舎は、津波が押し寄せた感じで超満員、駅員もたじたじしていた。干支の山とあって登山グループは同じ目的で来たようだ。昨年亀岡駅が超にぎわったのも記憶に新しいところだ。

 駅舎で登山準備、駅舎は虎で凝り固まっている感じだ。虎の神棚があり、外にはタイガース神社?が祀られていて、必勝タイガースのパワーがあふれていた。

 駅前には、元三大師生誕の地の標識、虎姫の銅像が建っていて、勝利の女神虎姫の横断幕まであった。

タイガース神社!

虎姫から甲子園へ

元三大師生誕の地

勝利の女神 虎姫
 10時45分虎姫駅を出発。虎姫の町をぬけて虎御前山の麓に到着。小さな公園があって矢合神社の石段を登り始める。しばらく登ると積雪は10センチぐらいになる。木立から下を眺めると虎姫の町はすっかり雪化粧している。矢合神社から虎御前山教育キャンプ場を通り抜け、ゲートからしばらく雪の積もった車道を登ると、NTTのアンテナに着く。

 先発したパーティーが雪面で休憩をとっていた。我々はアンテナ横を左上にとり、ピークに登った。このピークに三等三角点がありそれにタッチした。三角点は標高は203mで雪の中に見つけることができた。夏に来た時は雑木が茂り、蜘蛛の巣が一面にあり嫌な目にあったが、積雪があると感じが全く違う。

 元に戻って尾根道を北へ進む。すっかり雪に埋まった尾根歩きで、堀秀政陣地跡を過ぎ、織田信長の陣地跡へ歩く。織田信長は標高が一番高く、虎御前山の標高224mになっている。下りに備えここでアイゼンを装着した。一旦下って少しのぼり返すと、木下秀吉陣地跡に着く。以前来た時ここが虎御前山のピークと思っていたが、上には上があるもので織田信長がやはり上だった。

 急坂を下る、ロープが張ってあるが滑りやすい。アイゼンを付けたのでかなり安堵しながらの下りになった。下りきったところで昼食にした。杉木立に積もった雪が解けて、雪団子がボタボタ落ちてきた。
 車道を歩き、北陸自動車道をくぐり、国道の歩道は雪が占領しているため、集落を抜けて遠回りして小谷城跡登山口へと歩いた。

勝利の女神虎姫像から出発

矢合神社の石段から登りはじめる

虎姫市街はすっかり雪化粧

虎御前山教育キャンプ場へ

雪中行軍

NTTアンテナ このピークに三角点がある

虎御前山 三等三角点

虎御前山 三等三角点

雪中行軍

雪中行軍

虎御前山 山頂に到着

虎御前山 山頂(織田信長砦跡)

虎御前山から東の展望

木下秀吉砦跡

虎御前山を下山
 小谷城跡登山口出発が、13時30分となり、天候と時間を見て今日は小谷山山頂はあきらめて、小谷城跡本丸までとなった。

 大手道の入口は積雪と倒木、急登で閉鎖になっており、巻き道の車道を登った。出丸から大手道に戻り、本丸までほぼ尾根の道を登った。積雪も増えて、倒木が多くなってきた。赤い実が多くなったクロガネモチの木と思ったが、ソヨゴだそうだ。赤い実がいっぱい実り、雪が覆いかぶさったので、多くの豊作の木が倒れていたようだ。

 間柄峠跡から望笙峠へ、ここで小休止にした。ここから天気が良ければ素晴らしい眺望が得られるのだが今日は残念だ。元に戻り、金吾丸を左に巻いて番所跡から小谷城内へ入る。御茶屋跡、御馬屋跡、首据石、桜馬場、記念碑、黒金御門跡などを経て、大広間跡に着く。広々した大広間跡の奥に一段高くなった本丸跡がある。

 本丸跡の到着、残念ながら今日はここまでだ。アイゼンを付けて下山した。登山口に下り、一般道を河毛駅へと戻った。低山だが雪山に登れてみんな満足そうだった。リーダーさんありがとうございました。

小谷城跡へ

虎御前山

小谷山はガスの中

小谷城跡登山口で歓迎の雪兎

積雪のため車道を登る

車道分岐から大手道を登る

望笙峠

望笙峠にて

番所辺り

雪も深くなってきた

大広間から本丸跡へ登る

本丸跡を背に歓談

本丸から下山

登山口に戻る

河毛駅に戻る

浅井長政・お市の方像
  
 

コース
 大阪(8:30)=[新快速]=京都(8:59)=米原(9:53)=虎姫(10:19/10:45)〜矢合神社(11:10)〜
 虎御前山三角点(11:35)〜虎御前山(11:53/12:05)〜虎御前山登山口(12:30/昼食/13:00)〜
 小谷山登山口(13:22/13:32)〜望笙峠(14:00)〜小谷城跡(14:30/14:45)〜
 登山口(15:17/15:29)〜河毛(16:03/16:21)=[新快速]=米原(16:42/16:49)
 =京都(17:42)=大阪(18:13) 

天 候  曇り時々小雪 
参加者 26名 
実施日 2010.01.17