湯谷ヶ岳 山頂にて
友歩会 定例会 
湯谷ヶ岳 標高622.4m
 
 2月27日、定例会で湯谷ヶ岳に登った。湯谷ヶ岳は、亀岡自然100選に選ばれた山だそうだ。しかしあまり知られていない山なのでルートもはっきりしていないと思いながらの行動だった。

 湯谷口バス停から民家の横の道を登って行くと、直ぐに落葉が散々する林道になる。30分ほどでニュータウンに出る。好景気のときに開発されたニュータウンのようだが、あまり戸数はなさそうで至るところに、私道のため無断通行禁止などの看板がかかっている。腫れ物に触るように速やかに通過した。

 ニュータウンの外れ辺りから、濃霧に包まれた湯谷ヶ岳が見えた。しばらく車道を歩くと左山側に大きな岩があり、岩の割れ目に根性の木が育ていた。すごい根性だ。この辺りに乞食岩があると聞いていたが、この岩がそうだがは判らなかった。右側には湯谷の棚田が広がっていた。

 さらに先に行くと山側に玉依神社の石段と燈籠があり、角には湯谷集会所がある。その先に水槽のフェンスがあり、湯谷ヶ岳の登山口に標識があり、山頂まで約40分の案内がある。その先に石段があって福泉寺がる。

 湯谷ヶ岳へは、福泉寺の左側から登山道がついている。少し急な登りをしばらく上がると、左へ巻道になり、ほっとする。下から上がってくる分岐に出て、ここからが急登が始まる。低山と思って気を抜くととんでもないきつさに遭遇する。それでも約25分で山頂に到着。厳しくても短時間なのが低山の魅力だろう。

 山頂は杉林の中で、展望は全く望めないが、少しはなれて反射板が建っているので見通しはいいのだろう。湯谷ヶ岳は、標高622.4mで三等三角点になっている。山頂は広いが濃霧で風が強く寒くて食事どころではない。山頂の肩を降りた辺りで昼食にした。

 午後は、足元の滑りに注意しながら下山した。下りは巻道を行かないで真っ直ぐ下った。すると割れ目ある巨岩に着いた。巨岩は二つに割れていてその間の急斜面を下った。この岩が乞食岩のようだ。乞食岩は湯谷に住み着いた落人がいたという話だが全く定かではない。下り終えると車道に出る。

 車道に出てからは、往路を引き返した。湯谷口バス停に戻り、予定通り余野まで歩いた。余野からバスで千里中央へ戻った。千里で湯あそびひろば太陽温泉へ行ってゆっくりした。太陽温泉は銭湯価格で楽しく入浴できるのも面白い。桃山台まで歩き梅田に戻った。お疲れ様でした。

湯谷口バス停からスタート

突然開けてニュータウン?

大岩の割れ目に根性の木

玉依神社

登山口

福泉寺(湯谷ヶ岳へは左の道を登る)

落葉の道を登る

湯谷ヶ岳 山頂にて

湯谷ヶ岳 山頂

湯谷ヶ岳 三等三角点

下山

乞食岩? 割れ目のある巨岩

車道に出る

湯谷の棚田

ニュータウンへの道

湯谷ヶ岳 ニュータウン近くより
  
 

コース
  阪急茨木BS(9:42)=[阪急バス忍頂寺行き]=JR茨木BS(9:52)=忍頂寺(9:37/9:39)
  =[余野行き]=湯谷口(10:56/(11:00)〜ニュータウン(11:26)〜東別院町湯谷〜
  水槽(登山口)(11:52)〜福泉寺(11:54)〜湯谷ヶ岳(12:20/昼食/13:00)〜乞食岩?(13:12)
  〜車道出合(13:16)〜ニュータウン(13:32)〜湯谷口(14:00)〜余野(14:40/15:00)
  =[阪急バス千里中央行き]=千里中央(16:00/16:03)=[バス]=追手門幼稚園前〜
  太陽温泉〜桃山台=[北大阪急行・大阪地下鉄]=梅田

天 候  曇り 山頂付近濃霧 
参加者 10名 
実施日 2010.02.27