ナッチョ 山頂にて
京都バス三角点トレック 
ナッチョ(天ヶ森・高谷山) 標高812.6m
平〜花折峠〜P762〜P812〜ミタニ峠〜ナッチョ〜小出石
 
 5月8日、京都バス三角点トレック本年度の第1回目だ。今回はナッチョコースで、2003年と2006年に同コースを登っているが何か変化があるだろうか。

 出町柳を8時30分に出発、大原を経て花折トンネルを抜ければ平バス停に着く。平から引き返す方向に歩くと、花折峠道入口がある。この道は花折トンネルができるまでは国道だったが、今は旧道で登山道になっている。峠には花折峠の碑があり、鯖街道の難所とも言われたそうだ。ここから比叡山の連山がよく見える。

 ここから山道に入り、尾根に添って登って行く。峠から10分ほど登ると真下が花折トンネルだ。しばらく登るとやがて急登になり、登り切ると少し楽になるがまた急登になる。登り切るとP762に着く。

 少し下って登りになるがかなり急で、ロープが張ってある。登り切ると緩やかななりピークに出る。P812でナッチョの標高とほぼ同じだ。途中少し急坂があるが快適な尾根歩きが出来る。標高680mのミタニ峠へ130mほど下った。

 ミタニ峠からナッチョ山頂まで、数箇所の急登があるが、新緑を満喫し時々遅いミツバツツジの花、ツツジを眺めながら歩ける。渋滞の道もシャクナゲが目を楽しませてくれた。やがて鹿よけネットをくぐる。山頂は近い、左側に琵琶湖が見えてきた。ネットに沿って登るとやがて山頂に到着、山頂付近には美しい石楠花が歓迎してくれていた。

 ナッチョは、標高812.6mで三等三角点になっている。山名は国土地理院の地図には載っていないが、天ヶ森、高谷山とも呼ばれている。以前は少し展望があったが全くだめだ。ここで昼食にした。こんなに渋滞していたのに予定より50分ほど早く登れたようだ。今回の渋滞は、全く進まず中腹までもたもた登るが、そこから上はやけに早く追いつくのにすごいパワーがいる。先頭に急登に弱く、通常早く歩ける人がいたのだろうか。不思議な登り方だった。

 昼食後下山開始、山頂直下から展望のいい場所がある。前回この辺りで昼食にしたのを思い出した。植林された木が大きく成長したんだろう。それでも琵琶湖から比叡の連山、大原三山などが展望できた。後は下りでひたすら小出石まで下山し、出町柳の戻った。

 楽しい一日を提供していただいた京都バスのスタッフの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

花折峠道入口

花折峠へ

花折峠

花折峠から比叡の山を望む

登りが続く

登りの渋滞

新緑が鮮やか

P762

急登が続く

新緑に中を歩く

シャクナゲ

ミツバツツジ

ツツジ

新緑に中を歩く

鹿よけネットをくぐる

琵琶湖が見える

シャクナゲ

シャクナゲ

ナッチョ 山頂にて

ナッチョ 三等三角点

琵琶湖・大尾山・水井山・比叡山・瓢箪崩山。大原三山 ナッチョ山頂付近より

下山開始

ツツジ

ツツジ

小出石への下り

川を渡る

小出石に下山
 
 (参考情報)
 2010年 京都バス三角点トレックの予定
 詳細は主催者の京都バス、京都バスホームページでご確認ください。 

 @ 5月8日(土) 花折峠・ナッチョコース     ナッチョ    812.6m
 A 6月5日(土) 大原三山コース         焼杉山    717.6m
 B 7月3日(土) 小野村割岳コース        小野村割岳 931.7m
 C 9月4日(土) 百里ヶ岳コース         百里ヶ岳   931.3m
 D10月2日(土) 三十三間山コース       三十三間山  842.3m
 E11月6日(土) タキノタニ・廃村八丁コース  タキノタニ   806.06m
 
  
 
コース 
  出町柳駅(8:30)=【京都バス】=平(8:58)〜花折峠(9:20/9:33)〜P762(10:13)〜
  P812(10:40)〜ミタニ峠(10:57)〜ナッチョ(12:08/昼食/13:09)〜小出石(14:31/14:35)
  =【京都バス】=出町柳駅(15:10)   〔約10q〕

天 候  晴れ 
参加者 6名  トレック参加者 推定220名
実施日 2009.11.07