烏谷山 山頂にて
友歩会 定例会 
比 良 山
烏谷山
 標高1077m 比良岳 標高1051m 打見山 標高1108m
 
 9月25日、友歩会9月定例会で比良山に登った。JR比良駅から金糞峠に上がり、堂満岳から打見山のコースを考えたが、少しハードなので志賀駅から荒川峠に登り打見山までのコース設定にした。

 大阪駅7時45分発の湖西レジャー号で出発。ほぼ1時間で志賀駅に到着。ここからタクシーを利用してもいいのだが、呼び出しなので歩くことに、約1時間で登山口に到着。

 一息入れて登山開始した。最初大きく右に迂回するように歩き、ヘアーピンを引き返して、登山口の上辺りまで標高差100mを登る。しばらく緩やかな登り道を10分ほど登ると標高480m辺りになる。ここから沢沿いに、比較的急な登りが続くが、ゆっくり足並みをそろえて登る。途中休憩を1回入れて、登山口から約1時間45分で尾根頭の荒川峠への標識のある尾根に出る。ここから緩やかな登りを10分ほど歩くと荒川峠に到着した。

 荒川峠の木々の間から近江舞子辺りの景観が美しく見えた。ちょうど予定通り昼食時間になったのでここで昼食にした。

烏谷山・堂満岳・釈迦岳 志賀駅前(標高90m)より

琵琶湖・三上山 林道終点近くより

萩の花 登山口近くで

中谷出合登山口(標高330m)

よく整備された登山道を登る

うっそうとした杉林を登る

明るい登山道

急登を頑張る

荒川峠と錯覚した尾根の標識

近江舞子辺りを望む 荒川峠より

荒川峠(標高960m)
 荒川峠で昼食後、いよいよ比良山の縦走を始めた。最初の目標は烏谷山だ。標高差40mほど登ると小さなピークになり、琵琶湖、打見山、蓬莱山が一望でき、これから登る烏谷山も見えてくる。尾根道をしばらく歩くと烏谷山への登りになる。山頂付近の登山道に烏谷山の標識が建っているが、その上のピークまであがる。

 烏谷山は、標高1077mで三等三角点になっていて、武奈ヶ岳から釈迦岳方面の連山が美しい。琵琶湖が一望でき、さらに打見山、蓬莱山そしてこれから登る比良岳などの大パノラマが楽しめる。山頂からの眺望を楽しんだあと、葛川越へと下った。

打見山・蓬莱山 荒川峠から最初のピークより

琵琶湖 荒川峠から最初のピークより

琵琶湖・打見山・蓬莱山・烏谷山手前のピーク 荒川峠から最初のピーク(標高990m)より

烏谷山 荒川峠から最初のピークより

烏谷山への登り

琵琶湖を望む 烏谷山山頂近くより(標高1050m)

烏谷山(山頂は少し上) 案内板

烏谷山 山頂

烏谷山 山頂

烏谷山 三等三角点(標高1077m)

打見山・蓬莱山 烏谷山より

武奈ヶ岳・コヤマノ岳 烏谷山より

武奈ヶ岳・コヤマノ岳・蛇谷ヶ峰・箱館山・カラ岳・釈迦岳・堂満岳・琵琶湖 烏谷山より
 烏谷山から葛川越への下りは少し急な下り道だ。標高1000m辺りの尾根頭のようなところから、比良岳が正面に見えてくる。標高差130mほどの急な下りを降りきると、葛川越に着く。

 ここから比良岳への登り返しが始まる。少し急登だが頑張って登る、山頂近くに大きな岩があり、その岩を巻いて登ると緩斜面の道になる。急登を登りきった辺りから振り返ると烏谷山が見える。登山道を200mほど歩くと、標識が建っていて比良岳と書いてあった。

 登山道は山頂を通っていないようなので、とりあえず一番高いピークに行ってみたが、展望のない林の中だった。元に戻り、木戸峠へと下った。

 木戸峠への道は緩やかなアップダウンの繰り返しの下り道だ。約30分快適に歩くと木戸峠に到着、お地蔵さんがあり、汁谷、打見山、蓬莱山と、クロトノハゲ、木戸、志賀駅の分岐になっている。右折して打見山へキャンプ場からスキー場の斜面を登った。爪先上がりの緑のスキー場を登るのは少し厳しい。武奈ヶ岳方面の景色を時々振り返りながら登りきった。

打見山・蓬莱山・比良岳 烏谷山より

烏谷山を下る

烏谷山を下る

烏谷山を下り葛川越(標高945m)に到着

葛川越から比良岳への登り返しの大岩(標高1020m)

烏谷山をふり返る 比良岳山頂近くより

比良岳山頂標識(標高1040m)

比良岳 山頂にて

比良岳山頂(標高1051m)は標識から西へ150m地点だ

比良岳を下山

途中の奇形樹

木戸峠

ゴンドラ山頂駅へスキー場を登る

緑のスキー場にて
 打見山に到着、打見山は標高1108mで、展望台などもあり素晴らしい眺望が楽しめる。山頂でゆっくり休憩しようかと思ったが、やけに山頂は静かで人の姿が見当たらない。それにリフトやロープウエイが動いている形跡がないことだ。比良山の縦走を始めた、荒川峠辺りから止むことなく唸りをあげて吹いていた風が原因のようだ。

 関係者と思われる方の話では、3時過ぎに動くのではないかとのことだった。しばらく待っているとどこからか車がやってきて、係りの人がゴンドラに案内してくれた。みんなロープウエイで帰れるとあってほっとした表情になった。動いていないとなると下りのコースを設定して、登山道を下山開始しようと思って、準備を始めたところ、ラッキーな話になって喜んだ。

 3時過ぎに、150人乗りのゴンドラに我々8人と他グループ2人の合わせて10人が乗って、下っていった。話によると、午後になって強風になったため、山頂に何人か客があると、1時間に1本程度状況を見ながら運行しているとのことだった。ゴンドラから素晴らしい景色を堪能しながら無事下山。ラッキーなことに、直ぐバスに乗れ、JRは新快速が直ぐに来てあっという間に京都に戻ることができた。

 天候にも恵まれ、素晴らしい比良山の縦走ができ、強風で運休していたゴンドラも動いて本当にラッキーな一日だった。皆さんありがとう。アルプスゴンドラさんありがとう。

比良岳・武奈ヶ岳・コヤマノ岳・烏谷山・堂満岳・カラ岳・釈迦岳・堂満岳 打見山より

打見山 山頂(標高1108m)

打見山 山頂にて

打見山 ゴンドラ山頂駅

蓬莱山 打見山より

琵琶湖大パノラマ ゴンドラにて
  
 

コース
 JR大阪駅(7:45)=[新快速湖西レジャー号]=高槻(8:01)=京都(8:15)=
志賀駅(8:44/8:50)〜中谷出合(9:54/10:03)〜荒川峠(11:56/昼食/12:25)〜
烏谷山(12:53/13:08)〜葛川越(13:19)〜比良岳(13:38/13:55)〜木戸峠(14:22)〜
打見山・山頂駅(14:48/15:05)=[アルプスゴンドラ]=琵琶湖バレイ前(15:17)
=[江若バス]=志賀駅(15:25/15:32)=[新快速湖西レジャー号]=京都(15:58)

天 候  晴れ 
参加者 8名
実施日 2010.09.25