住吉村道路元標
すみよしむらどうろげんぴょう

道路元標探訪
住吉村道路元標のある本住吉神社  撮影 2004.10.03
燈籠脇にある住吉村道路元標  撮影 2004.10.03 住吉村道路元標  撮影 2004.10.03
   
明治22年(1889) 住吉村誕生
昭和25年(1950) 神戸市東灘区
 魚崎町・御影町・住吉村が合併東灘区になる 
住吉村道路元標
(莵原郡住吉村)
所在:神戸市東灘区住吉宮町7丁目
本住吉神社境内
北緯34度43分6秒,東経135度15分35秒
(解説板)
道路元標は大正九年(1929)町村間の距離を測るために各町村の役場近くに建てられた。
この元標は神社より100米程西の昔の役場前にあったもの。
   
本住吉神社本殿  撮影 2004.10.03 本住吉神社西角にある西国街道の碑  撮影 2004.10.03
 
                         西 国 街 道  (本 街 道)
 京都東寺口から発した西国街道は、芦屋市打出付近で浜街道とに別れ、生田神社の南側で再び本街道につながりました。「浜街道」は一般庶民の生活道路として賑わっていたのに対し、「本街道」は西国大名の参勤交代などに使われていました。
 昭和2年に開通した国道2号は、本街道と即さず離れずで、この碑の東約400mと西約150mの北側歩道あたりが、昔の西国本街道です。
 住吉は道中昼休みの宿で、本住吉神社前に大名の休む本陣があり、休み茶屋も両側に沢山ありましたので、現在も「茶屋」という名の区域(地区)が残っています。また、大正8年に各市町村に設置された住吉村の道路元標石(道路の起終点の基準となる標識)は、現在、本住吉神社内に保管されています。
 (西国街道碑横の説明板)