高岳山頂
友歩会特別企画
阿  蘇  山
仙酔峡〜中岳展望所〜中岳〜高岳〜中岳〜中岳展望所〜仙酔峡
 
 春の特別企画として、今年は九州を選んだ。今まで北アルプスをメインに計画を組んでいたが、日本の南北の山に挑戦しようと幅を広げてみた。また、独自計画ではなく旅行会社のツアーに参加することにした。それも欲張って九州の山、三座をめざした。阿蘇山・祖母山・久住山だ。まず、阿蘇山へのアタックだ。4月25日夕方5時50分のダイヤモンドフェリーで東神戸港から出発。台風崩れの影響で、海は少々荒れ模様だ。
 4月26日、予定より30分遅れて6時30分に大分港到着。バスで阿蘇山西火口に向かう。小雨が降り出し濃霧で先の見通しがいたって悪い。雨具をつけて出発しようとしたが、濃霧と火山ガスで登山規制が出たため先には進めない。風向きから反対側の火口からだと行けそうなのでバスに再度乗って仙酔峡に向かった。
 仙酔峡で昼前になってしまったので、昼食を済ませて登ることにした。依然濃霧の状態だが、霧雨程度で傘もいらないので条件は少しましになった。こちらも状況が悪く、バカ尾根は登山規制がかかっている。ロープウエイに沿って登ることにした。登山道は見かけ地道のようではあるが、砂がきっちり固められた舗装道になっている。ロープウエイ上の駅を過ぎ、しばらく行くと火口東の中岳展望所につく。しかし濃霧で先は何も見えない。30分ほどガスの中を歩くと中岳に着く。さらに20分で高岳に着く。高岳には三等三角点があり、標高は1592.4mだ。何も見えないので記念写真を撮って下山することに。結果的に山頂付近はガスが切れることなく、周りの景色や火口を見ることができなかった。

仙酔峡より登山開始

中岳展望所にて

中岳に向かう

中岳山頂にて

高岳 三等三角点 標高1592.4m

高岳山頂にて

高岳山頂にて

中岳からの下山
 阿蘇山から下山後、竹田に移動した。竹田では温泉に入った後、岡城址に行った。岡城址は荒城の月で有名な城だ。時間切れで園内に入れなかったが山の上にあり大きな城だったようだ。ここから久住山、大船山、黒岳が夕日に照らされて輝いて見える。

荒城の月名所の案内碑

岡城址

岡城址より望む九重山

岡城址にて
 今日は雨で阿蘇山の展望が全くだめだったが、また訪れるチャンスが増えたことになる。楽しみにとっておこう。
第2日目 祖母山へ
コース
4月25日 
  東神戸港(17:50)=
4月26日 
  大分港(6:30)=<バス>=阿蘇山西(9:23/9:45)=
  仙酔峡着(予定変更のためここで昼食)仙酔峡(10:57)〜中岳展望所(11:55)〜
  中岳(12:25)〜高岳(12:50/13:05)〜中岳展望所(13:42)〜仙酔峡(14:35)
  =<バス>=竹田 (泊)

天  候 曇り 濃霧

参加者 7名(ツアー参加者23名)
実施日 2003.4.25〜4.26・・