宗谷岬にて
友歩会特別企画
稚    内
稚内空港〜宗谷岬〜稚内港
 
 夏の特別企画として、今年は北海道利尻山を選んだ。場所柄1ヶ月はやめて7月の実施となった。関西空港定刻10時5分を少し遅れて出発。稚内空港に12時30分ごろ到着予定だ。飛行機に乗ると固まってしまうしまやんも気分転換して表面平然としている。天気が悪いのでかなり揺れたが2時間半で無事到着だ。到着後、予約しておいたタクシーに分乗して宗谷岬に向かう。当初ノシャップ岬を予定していたが運転手の勧めで宗谷岬に変更した。

 北海道は道が広く空いているので宗谷岬にあっという間に到着。運転手は駄洒落で楽しまそうと頑張っている。早速、運転手お勧めのラーメン屋に到着。帆立ラーメンがお勧めとかでみんなでおいしく頂く。本当にお勧めなのかここ1軒しかないからなのかよく分からないがかなりの繁盛だ。目の前に祈りの塔が立っている。この塔は
大韓航空機撃墜事件の惨事を繰り返さないよう平和を祈って建てられたとのことだった。海側には 旧海軍望楼があり、明治37年に起きた日露戦争前に国境防備のために建てられた要塞だそうだ。足元の日本の最北端が見えるので行ってみた。

 三角錐のモニュメントがあり日本最北端の地と書かれている。北緯45度31分で日本の最北端だ。残念ながら今日は天気が悪く見えなかったが、天気が良ければ40km先のロシア・サハリンが見えるそうだ。そのサハリン(樺太)が島であることを発見したのが間宮林蔵でその立像が建てられている。みやげ物店がありその中に流氷の展示場がある。流氷は5年前のものだということでかなり小さくなっていた。宗谷岬を後に稚内港に戻る途中、間宮林蔵が樺太に渡った場所に「間宮林蔵渡樺の地」の碑が立っている。

 稚内港に着くと稚内港北防波堤ドームが迎えてくれる。すごいデザインの防波堤だ。夜には照明もつくらしい。約2時間稚内を観光していよいよメインイベントの利尻島にフェリーで向かう。稚内ではノシャップ岬に行けなかったがフェリーの船上から見ることができた。フェリーは満員で、利尻のフェリーターミナル鴛泊付近では宿が取れず。1ヵ月半前に予約していたプチホテル川一に泊まる。

 ホテルは鴛泊から島を時計方向に45度行ったところで鬼脇といい20分近くかかる。鬼脇は静かな漁港だ。利尻のうにやたこしゃぶの逸品を頂いて明日の利尻山登山に備えることにした。

関西空港出発ロビーにて

搭乗するANA1763

祈りの塔(大韓航空機撃墜事件関連)

帆立ラーメンがおいしい評判のラーメン屋

日本最北端の地の碑(北緯45度31分)

間宮林蔵の立像

流氷展示のお店にて

流氷と? (流氷は5年経過で小さくなっている 室温−11℃)

旧海軍望楼

間宮林蔵渡樺の地

稚内港北防波堤ドーム

ノシャップ岬 フェリーより
第2日目 利尻へ
コース
7月10日 

  大阪・関西空港(10:05)=<ANA1763>=稚内空港(12:15)
  稚内空港(12:40)=<タクシー 宗谷岬観光 経由>=稚内港(15:00)
  稚内港(15:30)=<東日本海フェリー>=利尻島鴛泊(17:10)=<送迎>=プチホテル川一(泊)
  *女性軍 鴛泊 ホテルニュー利尻(泊)

天  候 雨 

参加者 10名
実施日 2003.7.10〜7.13 (7.10)