利尻山 山頂にて |
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日本百名山 | |
友歩会特別企画 | |
利 尻 山 鴛泊キャンプ場〜甘露泉〜長官山〜利尻山〜長官山〜甘露泉〜鴛泊キャンプ場 |
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夏の特別企画として、今年は北海道利尻山を選んだ。 北海道の山は初めてでしかも日本百名山のトップの山である。昨年の夏山終了後から大きな期待が膨らんでいた。ノシャップ岬を回ると見えるだろうか。フェリーからずっと見られるだろうか。礼文島からどんな景色が見られるだろうか。ワクワクしながらこの日を迎えたが残念ながら天候が今ひとつの状態になってしまった。 前日からの雨は少し小康状態になりおおむね霧雨の天気となった。男性6人はホテルを車で5時に出発、鴛泊キャンプ場に向かう。女性軍4人は鴛泊のホテルに泊まったので少し前に到着していた。今回は10名のパーティーだ。出発してまもなく甘露泉に着く。甘路泉は日本最北端の名水とのことだ。朝食をとっていないのでここで少しお腹に詰め込む。いよいよ登山開始だ。 ここ甘露泉の標高は約290mで三合目付近だ。山頂まで約1430mの高度差がありかなり厳しい。四合目、五合目と過ぎ六合目第一見晴台に7時30分到着。見晴台だが濃霧で何も見えない。七合目七曲りから第一見晴台へ何も見えないまま長官山に8時55分到着。 ここで軽く捕食を食べて元気をつける。長官山に佐上長官登山記念歌碑があるが読取れない。また、利尻絶頂に二等三角点あったそうですが現在はなくなっている。この山の三角点は長官山にあり、一等三角点で標高は1218.3mになっている。蛇足だが利尻島にはもうひとつ三角点がある。鴛泊港のペシ岬で標高93.2m、一等三角点だ。時間的に行けなかったが多くの観光客が登っている。長官山を過ぎると奥の山に行くような感じで道は巻いている。非難小屋を過ぎぐんぐん上がると九合目に着く。ここからいわゆる胸突き八丁になる。看板には「ここからが正念場」と書いてある。頂上近くの道はガラ場で一歩歩くと半歩下がるような感じの道だ。しかし道の両側はきれいなお花畑になっている。また足元にも花が咲き疲れをとばしてくれる。やがて沓形分岐に着く。沓形からのコースは崩壊していてかなり厳しいらしい。ここからも同じような道で、鳥取県の大山を思い出した。利尻山もこの調子で行くと大山と同じ運命をたどるのではなかろうかと思う。私も登り下りで何センチか崩してきてしまった。 11時過ぎ利尻山に登頂した。利尻山は双耳峰で北峰と南峯があるが現在北峰のみ登ることができる。北峰には大山神社がお祀りされている。登山者で鈴なり状態だが順番を待って記念写真を撮る。残念ながらここからも何も見えない。しばらくして下山開始した。沓形分岐、九合目で昼食にした。後は避難小屋、七合目六合目と降り、三合目で甘露泉の水を飲んでゆっくりした。鴛泊キャンプ場から送迎の車でプチホテル川一に今日は10人で向かった。 ホテルでの宴会は濃霧の影響がないため楽しくおいしく過ごすことができた。 |
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甘露泉 |
六合目第一見晴台にて |
六合目第一見晴台にて |
長官山への登り |
長官山の碑 |
避難小屋(長官山と九合目の間) |
九合目近くの登り |
九合目近くの登り |
九合目 携帯トイレブース |
沓形分岐にて |
沓形分岐よりの登り |
沓形分岐よりの登り |
利尻山 山頂にて |
利尻山 山頂にて |
利尻山 山頂からの下り |
利尻山 山頂から下り |
利尻山 山頂から下り |
利尻山 山頂から下り |
利尻山 山頂から下り |
避難小屋前にて |
今日は雨で利尻山の展望が全くだめだったが、また訪れるチャンスが増えたことになる。楽しみにとっておこう。 | |
第1日目 稚内へ | 第3日目 礼文島へ |
コース 7月11日 プチホテル川一(5:00)=<送迎>=鴛泊キャンプ場(5:40)〜甘露泉(5:55/朝食/6:08)〜 四合目(6:34)〜五合目(7:06)〜六合目第一見晴台(7:32)〜七合目七曲り(7:56)〜 長官山(8:54/捕食/9:05)〜九合目(9:59)〜沓形分岐(10:44)〜利尻山(11:07/11:24)〜 沓形分岐(11:49)〜九合目(12:17/昼食/12:30)〜避難小屋(12:50)〜七合目(13:43)〜 六合目上トイレ(14:00/休憩/14:20)〜六合目第一見晴台(14:29)〜五合目(14:42)〜 四合目(14:54)〜三合目(15:26/休憩/16:15)〜鴛泊キャンプ場(16:30)=<送迎>= プチホテル川一(泊) 天 候 雨時々曇り 参加者 10名 実施日 2003.7.10〜7.13 (7.11) |