旭岳 山頂にて
日本百名山
友歩会 特別例会
大雪山  旭  岳 標高2290.3m
 
 北海道の山は、初めての利尻岳に次いで第2回目の今回、大雪山と十勝岳にチャレンジした。
昨日は大阪を出発し、天人峡で羽衣の滝を楽しんだ。今日は6時半に朝食、登山準備をして7時半にホテル出発。ホテルから旭岳ロープウエイ乗場はすぐそこだ。ロープウエイ乗場で登山指導員の方から入山の説明を受ける。ロープウエイの下は黄金の絨緞ですばらしい。姿見駅に着くや目の前の旭岳に早く行きたい気持ちを抑えて、準備体操で体を整え、登山届を提出して8時過ぎいよいよ登山開始。遊歩道を15分ほど歩くと姿見の池の到着した。この池からの旭岳は観光スポットで憧れの場所だ。しばらく池に映る旭岳の雄姿を眺めて楽しんだ。ここで標高1600m位でいよいよガラガラ道を登り始める。しばらく登り、ふりかえると裾野の紅葉と池がとてもきれいに見える。遠くを見ると明日挑戦する十勝岳が噴煙と雲で見え隠れしている。左側には数個の噴気口があり、勢いよく蒸気を噴上げている。やがて六合目付近にさしかかる。六合目で標高1800mだからやっと200m登った。相変わらずのガラガラ道をさらに登ると八合目、九合目と高度が上がる。九合目で標高2190mになる。すぐ上の右手にニセ金庫岩を見て左折すると金庫岩になる。ここから麓を眺めると景色はすばらしい。

 ここまで来ると山頂はまもなくだが、パワーは減少気味だ。少し急な登りを踏ん張ると山頂に立つ。山頂は360度全展開で実にすばらしい。標高は2290.3mで一等三角点になっている。北東方向に標高1984mの黒岳があるが手前の間宮岳、北海岳に隠れて見えない。しかし北鎮岳、間宮岳、白雲岳や御鉢平など火山特有の眺めがすばらしい。遠く南方向を眺めると、トムラウシ、十勝岳の連山がさらに南の夕張方向の連山が墨絵のように見える。

 明日は噴煙の見える十勝岳に登る予定だ。山頂での展望を満喫して下山にかかる。機会があれば層雲峡から黒岳に上がり北鎮岳、間宮岳、北海岳で囲まれた御鉢平を回ったり、白雲岳に行って見たい感動を覚えた。下りは麓の景色を楽しみながら足元に注意しながら下る。姿見の池まで下ると池の横の第5展望台がある。ここで旭岳を見ながら昼食にした。

 ここまで来ると一般観光客と一緒になり自然探査路をロープウエイ駅まで一回りした。姿見の池の左奥の噴気口があり、大崩落の地獄谷になっている。富士のような形が約600年前の爆発で山頂部が崩落して現在のような形になったそうだ。夫婦池は鏡池と擂鉢池のペアーだそうだがここから見る旭岳の姿もすばらしい。ロープウエイ姿見駅を13時半に出発。ロープウエイから足元の錦の絨緞は朝よりも輝きすばらしかった。ホテルに戻り、車で今日の宿泊地、白金温泉に向かった。

旭岳 ロープウエイ姿見駅を出発

旭岳 姿見の池より

姿見の池にて

登山開始 ガラバを登る

噴気口

六合目少し下にて

六合目を少し上がった所にて

八合目を過ぎた辺りにて

八合目を過ぎた辺りにて

金庫岩から姿見の池を望む

旭岳 山頂

旭岳 一等三角点
 
旭岳山頂から北東方向の展望
 
旭岳山頂からの展望                  トムラウシ          美瑛岳 十勝岳

旭岳山頂からの展望  オプタテシケ山   美瑛富士  美瑛岳  十勝岳 上ホロカメットク山 富良野岳

七合目付近にて

旭岳 姿見の池横の第5展望台から

旭岳 噴気口近くより

旭岳 鏡池より

旭岳 擂鉢池より

旭岳 第1展望台より

シラタマノキ

ロープウエイから望む眼下の紅葉
第3日 十勝岳登山へ続く
コース  
  ホテル(7:25)〜旭岳駅(7:30/7:45)=<ロープウエイ>=姿見駅(7:55/8:05)〜姿見ノ池(8:20/8:30)
  〜六合目1800m(8:54)〜八合目2060m(9:33)〜九合目2190m(9:55)〜金庫岩(10:00)〜
  旭岳(10:12/10:35)〜六合目(11:31)〜姿見ノ池(11:50)〜<自然探索路>〜
  姿見駅(13:08/13:30)=<ロープウエイ>=旭岳駅(13:40)〜ホテル(13:45/13:50)
  =<レンタカー>=望岳台(15:30/15:55)=吹上露天の湯(16:05/16:12)=
  十勝岳温泉(16:24/17:00)=白金温泉(17:10) (泊)  

宿 泊 ホテルパークヒルズ  TEL: 0166-94-3041 
地 図  旭岳北東
天 候  晴れ 
参加者 7名 
実施日 2004.09.17