後方羊蹄山　ニセコアンヌプリより（撮影2007.6.17）
友歩会　北海道例会　第２日目　Ｖｏｌ．１
後方羊蹄山（蝦夷富士）　標高1898m
友歩会２００７年北海道例会２日目。今日はメインイベントの後方羊蹄山にチャレンジだ。 後方羊蹄山（しりべしやま）は北海道西南部の最高峰で円錐形（コニーデ型）の活火山だ。羊蹄山（ようていざん）と一般に言われている。また容姿から蝦夷富士と言われている。昨日は真狩村から帽子をかぶった後方羊蹄山を眺めたが、今日は倶知安側からひらふコースを登る。昆布温泉を６時の出発し、ニセコ大橋近くのコンビニで朝食昼食を買い込んで半月湖の駐車場に向かう。駐車場に着くと２０台近くの車が止まっていた。予定通りここで朝食にして出発準備をした。６時４５分登山開始、登山口で登山届けを書く。ずいぶん早くから登り始めているようだ。しばらく緩やかな道を歩く、小さな虫君がゴルフのギャラリーのようについて来る。足元には小さな花さんが道なりに咲き誇っていた。虫君と花さんに送られて少しの急登の先が二合目だ。お花の数も増えてきた。後を振り返るとニセコアンヌプリが見え始めた。このニセコアンヌプリが今日一日、後方羊蹄山登山に付き合ってくれることになる。木々の間から見え隠れのニセコアンヌプリから正面、そして上から見下ろすニセコの山々の変化がすばらしい。
羊蹄山登山口　ひらふコース	登山口駐車場にて登山準備
ひらふコース登山口（標高３５０ｍ）	二合目にて
ミゾホウズキ	マイズルソウ
ニリンソウ	ミヤマナルコユリ
クルマバソウ	エンレイソウ
ニセコアンヌプリ	二合半にて
二合半にて	二合半にて
ニセコアンヌプリ　倶知安の街　二合半にて
三合目８時１０分、四合目８時２５分、五合目８時５５分通過、ニセコ方面の景色が益々良くなってくる。登山道は新緑がきれいだ。六合目９時３０分、七合目１０時、八合目１０時５０分この辺りから大きく変わる。登りが厳しくなりゴロゴロした石の道になり雪渓が現れる。先週からの猛暑でかなり解けたらしい。アイゼン持参を必須にしていたがアイゼンをつける必要はなさそうだ。雪渓の端をクロスして登りきる。またしばらく岩の道を登ると九合目に到着する。ここまで登ると大きな木がなくなりハイマツが主で見晴らしがよくなる。ニセコアンヌプリ、ニセコの山々倶知安の街が箱庭のようにすばらしい。麓には登山口の半月湖は見える。足元から斜面一面シラネアオイが群生していていっせいに開花していて美しい。ガレ場道をどんどん上がっていくと北山のが見えてくる。もうすっかり登頂した気分になっているようだ。雪渓をトラバースして最後の登りにかかる。旧小屋分岐に来ると岩に「もう一息ガンバレ」と書いている。右手に外輪が見え始め左手のピーク北山に程なく到着。北山は標高１８４３．７ｍで三等三角点になっている。三角点は３０度ほど傾いた状態になっていた。これから外輪を廻って主峰の後方羊蹄山へと向かった。
三合目	五合目付近にて
六合目にて	七合目付近にて
七合半にて	七合半にて
八合目過ぎ	八合目過ぎ
八合目過ぎ	八合目過ぎ
八合目過ぎ	九合目到着
ニセコアンヌプリ　九合目より	半月湖　九合目より
九合目にて	九合目にて
九合目にて	もうすぐ火口だ
シラネアオイ	シラネアオイ
北山が見えてきた	次第に景色が良くなってきた
もう登頂した雰囲気だ	雪渓をトラバース
雪渓とニセコアンヌプリ	外輪が見え始める
北山山頂からの展望	北山　三等三角点　かなり傾いている
北山山頂にて	北山より主峰に向かう
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コース　 ２日目　６月１６日(土)　　　[後方羊蹄山] 約１５ｋｍ／８時間　　メインイベント 　　昆布温泉(6:00)＝半月湖(6:30/朝食/6:45)〜二合目(7:43)〜三合目(8:11)〜四合目(8:26)〜 　　五合目(8:55)〜六合目(9:31)〜七合目(9:59)〜八合目(10:48)〜九合目(11:10)〜 　　旧小屋跡分岐(11:39)〜火口中央道分岐西(11:45)〜北山(11:50)〜中央火口道分岐東(12:00)〜 　　三角点峰(12:15)〜後方羊蹄山(12:25/12:35)〜(昼食20)〜避難小屋分岐(14:00)〜 　　旧小屋跡(14:14)〜旧小屋分岐(14:23)〜九合目(14:42)〜八合目(14:54)〜七合目(15:12)〜 　　六合目(15:32)〜五合目(15:59)〜四合目(16:23)〜三合目(16:43)〜二合目(17:05)〜 　　半月湖(17:48/18:00)＝ニセコ(18:20) 　　ホテル日航アンヌプリ　(泊) ニセコ町字ニセコ480番地1　TEL０１３６−５８−３３１１　 地　図　　倶知安　羊蹄山　 天　候　　晴れ　強風　 参加者　８名　 実施日　2007.06.16