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三角点探訪 日本百名山 | ||
Vol.2 | ||
月 山 標高1984m 月山八合目〜仏生池〜月山〜牛首〜湯殿神社〜仙人沢 |
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第3日目、7月20日月山に登った。遊楽里を6時にバスで出発。道はあまり理解していないが多分遊楽里の遊佐を出て、酒田、鶴岡を経て羽黒山に入り、月山への細い道を延々と上がって行ったんだと思う。2時間弱の7時50分ごろ月山八合目の広い駐車場に到着した。細い道からは考えられないくらいの広い駐車場がほぼ満車状態の賑わいになっていた。一般登山者の人より、白装束の信者の団体が多いと感じた。 8時過ぎに出発、この辺りは弥陀ヶ原、登山道はニッコウキスゲや数々の花が一面咲き誇って、気持ちの良い高原だ。ニッコウキスゲが咲き誇る湿原には多くの沼がある。湿原が過ぎると徐々に登りになる。少しきつめの登りを上り切るとまたゆるやかになる。道は歩きやすく、子供からお年寄りまで信者さんの信仰の道になっているのだろう。 一ノ岳を巻くように少し急登になる。登りきると平らになり畳石というらしい。お花もたくさん咲いている。さらに登ると平坦になり仏生池小屋に着く。小屋の前には地蔵尊がお祀りしてあり小さな池がある。 ここから少し先に行くと、「行者返」という急登になる。「行者返」とは、役行者が月山に詣でたとき月山の神から修行未熟を諭され、大岩を積んでできたというお話だ。 行者返を過ぎしばらく登ると、緩やかな登りになる。モックラ坂という登りになる。モックラとは、もりあがった、なざらかなという意味らしい。大峰を巻くと雪渓があらわれ正面に山頂が見えてくる。モックラ坂辺りから後を振り返ると雲の上に、鳥海山が雲の中に見えている。 神社の手前(神社から言えば神社の裏側)のピークが三角点峰になっている。標高は1894mで、一等三角点になっている。あいにくの曇りで眺望はなかった。 少し下って広場で昼食にした。短時間ではあったが月山神社にお参りした。受付でお祓いを受けて月山神社本宮にお参りした。信者の列は途切れることなく続いていた。月山は、羽黒山、湯殿山とならび信仰の山で、出羽三山と呼ばれその主峰だ。 お花が咲き乱れる山頂を後に湯殿神社へと下山した。牛首辺りから振り返ると月山は大きく見えた。姥ヶ岳への分岐を右に折れ下った。沢に出ると雪渓が残っていて、ミズバショウの花が咲いていた。最後は急坂で、月光坂と言いハシゴが連続して架かっている坂を下りる。下り切ると湯殿神社で信者さんが大勢いた。仙人沢からシャトルバスで駐車場へ出た。真っ赤な大鳥居を通って帰るよう運転手に言われそれに従った。 ここからバスで今日の宿泊先蔵王温泉へと向かった。 |
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月山 八合目登山口駐車場 |
八合目を出発 |
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ニッコウキスゲの咲く登山道 |
ニッコウキスゲの弥陀ヶ原 |
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弥陀ヶ原 沼を見ながら進む |
弥陀ヶ原 沼群 |
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お花を見ながら登る |
一の岳・鍋割辺りを登る |
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畳石 |
ハクサンイチゲ |
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ハクサンフウロ |
仏生池小屋に到着 |
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地蔵尊 |
仏生池 |
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鳥海山 |
ウズラバハクサンチドリ |
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ニッコウキスゲ |
鳥海山 |
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もうすぐ大峰 |
山頂直下の雪渓を登る |
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月山 三角点にて |
月山 一等三角点 |
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ツガザクラ? |
コバイケイソウ |
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ハクサンイチゲ |
ミヤマキンポゲ? |
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月山神社 |
月山神社にて |
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コイワカガミ |
ハクサンチドリ |
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月山下山開始 |
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月山から下山 |
キヌガサソウ |
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湯殿山分岐 |
月山を振り返る |
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ニッコウキスゲの群生 |
姥ヶ岳(上)分岐 |
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ダイモンジソウ |
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イワハゼ |
シラネアオイ |
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雪渓の残る沢に下る |
ミズバショウ |
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ヤマオダマキ |
湯殿山神社 |
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湯殿山神社 大鳥居 |
蔵王温泉 季の里 |
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第1・2日目 鳥海山に戻る | ||
第4日目 蔵王山に続く | ||
コース |