|
||
三角点探訪 | ||
嶽ノ森山 標高376m 峯 ノ 山 標高482m | ||
嶽ノ森山 | ||
2月13日嶽ノ森山と峯ノ山、14日に半作嶺と三ツ森山に登った。13日8時天王寺から特急くろしお号に乗って紀勢本線を南下した。11時に串本の到着。ここからチャーターバスで嶽ノ森山に向かった。 嶽ノ森山の登山口、一枚岩に到着した。公園になっていてここで昼食にした。この辺りは岩が多くあり一枚岩のほかに奇岩、奇峰が多くある。嶽ノ森手前の奇峰の絶壁が頭上にあり、落ちてきそうな感じがする。古座峡の渓谷だけを訪ねても面白そうだ。 12時公園を出発。一枚岩トンネルを左の見て、右側のコンクリート施設のようなタンクのあるところが登山口になっていて、ここから山に入る。いきなり急な登り道になり、低山と思っていたら大間違いだ。気合を入れなおして登り切ると滝の上のようなところに出た。梅の花の良い匂いがしてきたところで小休止。 少し登ると、なめとこ岩の標識があり、大きな岩が沢になっている。滑りそうな感じの岩が続いているが、岩にステップ上に掘られた窪みがありそれに沿って登る。なかなかスリルがあって面白い。以前加古川のに登ったがその時は平たい岩壁であったが、今回は谷自体が凹面である。スノボーのハーフパイプのようだ。登り切ると山頂への分岐に着く。 分岐の直ぐ上が嶽ノ森山の上ノ峰、山頂だ。山頂は六畳ほどの狭いピークだそうで、パーティーの半分の女性軍が先に登頂した。しばらくして下ノ峰に移動した頃合を図って男性軍も登頂した。最後の岩を登り切ると山頂に出た。さすがに狭いピークだ。 嶽ノ森山は、標高376mで360度の展望が楽しめる。眼下には古座川の蛇行した流れが見え、遠く大塔山系の山並みが展望できる。それより東に突き出した下ノ峰が美しい。大台ケ原の大蛇ーに似ていてスケールは小さいがとてもすばらしい。先発の女性軍が下ノ峰に岩場に到着、我々もヤセ尾根の急勾配を慎重に下る。鞍部までかなりの下りだ。鞍部には分岐があり、足谷を経て一枚岩への下山道がある。この鞍部で先発組と離合し、鞍部から下ノ峰へ登り返す。この登りも急勾配で、なかなか手ごわい感じだ。 下ノ峰山頂の大きな岩からも素晴らしい展望だ。上ノ峰も尖ったピークになっていてきれいだ。大パノラマを楽しんだ後、鞍部に下り上ノ峰へ再び登り返し、分岐に戻る。ここから峯ノ山へと向かう。 |
||
一枚岩 |
一枚岩公園を出発 |
|
一枚岩 |
いきなり急登が始まる | |
急登が続く |
急登が続く |
|
梅の香りで心機一転 |
なめとこ岩 窪みに沿って登る |
|
なめとこ岩 窪みに沿って登る |
なめとこ岩をふり返る |
|
この岩を登ると山頂だ |
峯ノ山 嶽ノ森山山頂より |
|
嶽ノ森山山頂からの展望 |
||
嶽ノ森山山頂からの展望 |
嶽ノ森山・下ノ峰 上ノ峰より |
|
嶽ノ森山・上ノ峰にて |
嶽ノ森山・上ノ峰 下ノ峰より |
|
嶽ノ森山・下ノ峰にて(後方は上ノ峰) |
嶽ノ森山・下ノ峰 |
|
嶽ノ森山・上ノ峰 下ノ峰より |
||
峯 ノ 山 | ||
|
||
嶽ノ森山の分岐から尾根を峯ノ山に向かって歩く。杉林の中を歩くと思っていたが、最近伐採が進み、殺風景な風景になっていた。あまり興味を引くものもなくひたすら歩いて峯ノ山の直下に着いた。ここまで来ると舗装された林道に出て、奥深い山とは縁が遠くなったようだ。峯ノ山の、伐採跡にほぼ沿って登り切ると山頂に着く。 峯ノ山の山頂付近は、杉少し伐採され広場にはなっているが展望は全くない。でもアンテナがひときわ高く嶽の森山からも確認できた。峯ノ山の最大のポイントは、一等三角点があることだ。この一等三角点は、本州最南端に位置することで注目を浴びている。峯ノ山三角点は北緯33度32分で標高482.2mだ。 峯ノ山から、峰集落へ背丈以上の萱をかき分けて下山、ジグザグ道に出たところで振り返ると、峯ノ山はモヒカン刈りになって見えた。峯集落から相瀬橋まで歩くはずだったが、チャーターバスが小型だったので峯集落からバスで下った。一枚岩の景色を方向を変えて眺め、一路大塔村へとバスは走った。 大塔、山遊館で一日の疲れを癒やした。 |
||
峯ノ山へ |
峯ノ山 |
|
峯ノ山 山頂 |
峯ノ山 山頂にて |
|
モヒカン刈りになった峯ノ山 |
峯集落に下山 |
|
一枚岩 一枚岩公園にて |
||
半作嶺・三ツ森山へ | ||
コース |