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日本百名山 | ||
平 ヶ 岳 標高2139.6m | ||
7月11日、平ヶ岳に登った。昨日は越後駒ヶ岳に登り、今日は平ヶ岳に登り、帰阪予定だ。 早朝2時30分起床、3時30分に宿のバスで登山口に向かった。奥只見湖へそそぐ、中ノ岐川沿いの林道を登山口まで走る。暗闇の中でよく分からないがかなり厳しい道のようだった。聞くところによると、ここから平ヶ岳に入るのは数組目のようで、ナダレや崩落が続いていたそうで、今日は一番乗りだ。 バスに一時間半ほど揺られて5時50分登山口に到着、登山仕度をして5時過ぎに出発した。5分ほどで渡渉して、右岸に渡った。標高1350m辺りから急登になる。この急登も朝が早いせいもあるが、樹林帯で薄暗く、湿ったぬかる道を登る。まだ山道は踏まれていないので、道は荒れたままだ。さらに倒木などもあり、開拓の山登りになった。標高1800m辺りまで悪条件の急登が続いた。 標高1800mを越えると比較的緩やかな登りになり、後ろを振り返ると、越後駒ヶ岳が中ノ岳と並んで美しく見えた。2000mに登り切ると、高原状になりゆったりとした雰囲気になる。正面に細長く延びた平らな山、平ヶ岳が広がる。 |
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中ノ岐林道登山口 |
渡渉 |
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急登が始まる |
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急登を行く |
倒木を越える |
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サンカヨウ |
越後駒ヶ岳 |
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八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳(右奥) |
越後駒ヶ岳 |
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八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳・荒沢岳・・・朝日岳・・・ |
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急登が終わり平原に、玉子石へ |
中ノ岳・越後駒ヶ岳(右奥) |
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広々した草原に出て、右折し玉子石へ木道を歩いた。玉子石はどのようなバランスで落ちないのか、絶妙なバランスの石だ。分岐まで戻って池ノ岳の方へ向かった。途中に湿地帯もありお花畑もきれいだ。殆どが木道になっているが、残雪もあり楽しませてくれる。 | ||
八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳・荒沢岳・・・朝日岳・・・ |
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玉子石 |
玉子石にて |
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池ノ岳方面(左)・平ヶ岳(正面)・玉子石(右)へ向かう |
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池ノ岳へ |
チングルマ |
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イワイチョウ |
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平ヶ岳 |
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池ノ岳へ |
平ヶ岳 |
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池ノ岳の山頂は、姫ノ池になっているようだ。標高2000mにこんな池があるのも珍しいように思う。少し下って登り返すと平ヶ岳山頂に着く。途中はお花畑が広がっている。 平ヶ岳は、標高2139.6mで二等三角点になっている。聞くところによるとどこが一番高いのか分からないが、三角点の位置よりほかに高いピークがあるそうだ。ただそこへは、許可がないと立入ができないと云うことだった。残念ながらガスで何も展望できなかった。 下山は、往路を下ったが、登るとき泥こねした道が、下りは滑りやすくなっていて、緊張しながらの下りになった。 朝が早いのは大変だったが、なんとか踏破できてよかった。豪雨の降る時期で地盤の緩みも心配されたが、事故もなく登頂出来てよかったと思う。ガイドしていただいたリーダーさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。 |
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平ヶ岳 |
姫ノ池 |
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平ヶ岳 |
平ヶ岳 |
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コバイケイソウ |
ワタスゲ |
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チングルマ |
ハクサンコザクラ |
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平ヶ岳 山頂(木道の先) |
平ヶ岳 山頂 |
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平ヶ岳 二等三角点(標高2139.6m) |
平ヶ岳 山頂にて |
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燧ヶ岳 |
平ヶ岳 |
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平ヶ岳(左)と高原 池ノ岳より |
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雪渓を渡る |
平ヶ岳の平原をあとにこれから急坂を下山 |
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渡渉 |
中ノ岐登山口に下山 |
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コース |