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MRC 九州合同例会 | ||
開 聞 岳 標高924m |
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九州合同例会3日目、今日は最終日で開聞岳に登り、夕方宮崎港から帰阪予定だ。 指宿のホテル波の上を6時39分出発、開聞岳登山口に向かう。かいもん山麓ふれあい公園の駐車場に到着。開聞岳の一合目は、バスで通過したようだ。登山仕度をして7時26分歩き始める。 ふれあい公園の芝生を越えて、舗装道路を登ると二合目登山口になっている。開聞岳は、霧島屋久国立公園で、開聞岳の案内板があった。登山下山の目安が書かれていて、成人は上り下りとも2時間30分、子供は上り3時間下り2時間30分、老人は上り下りとも3時間と表示されていた。はたして我々はどのランクになるのだろうか。 |
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指宿の日の出 ホテル波の上より |
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開聞岳 車窓より |
かいもん山麓ふれあい公園に到着 |
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開聞岳 かいもん山麓ふれあい公園より |
開聞岳 |
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開聞岳 |
二合目登山口 |
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二合目、標高130mからの登りで、3.5kmの道程である。登山口を入るといきなりうっそうとした樹林帯の中で、夜明け前の登山のようだ。しばらく登ると、道は背丈以上に深い溝状の道になり、螺旋状にあがっていくような感じだ。登山口は、ほぼ北にあり、巻貝のように最初は大きく時計回りに巻き気味に登る。ほぼ山頂の東側に来たところが、五合目で標高480mほどになる。 二合目を出て、側溝の様な道を、2号半、3合目と登って行く。三合目で立ち休憩をして先に進む。行先がだんだん明るくなってきた。五合目に到着だ。ここは樹木が伐採されていて、展望が良い。眼下には池田湖や長崎鼻が見える。この場所は救難にも使用される場所として、「救助第4ポイント」の標識がかかっていた。 |
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うっそうとした道を登る |
二合半 |
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溝状の登山道を登る |
五合目 |
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池田湖 五合目にて |
長崎鼻 五合目にて |
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巻貝のように上がってきたが、ほぼ南側になるのは、7号半ぐらいでちょうど仙人洞がある辺りで、標高700mほどになる。五合目を出ると4分の1周を、標高差220mほど登ることになる。六合目辺りから岩の道になり滑りやすいので注意しながら登る。七合目と八合目の間に仙人洞という洞窟があった。説明によると、孝徳天皇の頃麓の観音堂の山伏たちの修行に使われた。この洞窟は、開聞岳が噴火した時、溶岩がせりあがってできたということだ。 今度は、小さく半周して西側から北側に廻りこむと山頂至る。足元の岩も大きくなり登りもだんだんきつくなってくる。八合目、九合目をすぎるとハシゴも出てきて急登になる。それに応じて周りの景色もだんだんよくなってくる。登り終えると朱の鳥居があり御嶽神社がお祀りしてある。そのさきに大きな岩がありそこが山頂だ。 |
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六合目 |
六合目を過ぎると岩が多くなる |
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仙人洞を通過 |
仙人洞 |
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岩の道が続く |
八合目 |
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岩の道が続く |
ハシゴを登る |
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開聞岳山頂 御嶽神社 |
開聞岳 皇太子殿下登山御立所(昭和63年) |
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開聞岳山頂に到着、開聞岳は標高924mで二等三角点になっている。展望は360度と素晴らしい。山頂で少し早い昼食をいただき、展望を楽しんだり記念写真を撮ったり賑やかな山頂になった。 開聞岳は、薩摩半島の南端にあり、山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面した、円錐形の山だ。山容から別名薩摩富士と呼ばれている。 |
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開聞岳 山頂にて |
開聞岳 山頂にて |
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大パノラマ(中央は池田湖) 山頂より |
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開聞岳 山頂にて |
開聞岳 山頂 |
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開聞岳 山頂 |
開聞岳 二等三角点(標高922m) |
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大パノラマ(池田湖と長崎鼻) |
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大パノラマ(美しい海岸線と池田湖) |
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下山は、往路を戻る。山頂付近からの景色を楽しみながら下山した。仙人洞を過ぎた辺りの救難ポイントから素晴らしい光景を見て大感激した。かすかに海の向うに屋久島と種子島が見えたのだ。かなりの確立で、屋久島と種子島だと信じたい。 | ||
美しい海岸線 |
池田湖 |
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かすかに見える屋久島 |
下山 少し疲れ気味だ |
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二合半に下山 |
開聞岳 |
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全員そろって記念写真(撮影Hさん) |
九州組にお別れ |
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いろいろ思い出の詰まった九州合同例会も終わりに近づいてきた。登山時間だが成人か、子供か、老人かどれに当てはまったのだろうか。上りは3時間ちょうどで老人タイム、下りは2時間30分で成人タイムだった。後で聞くと途中リタイヤした人もいたようで、二合半で1名、四合目で2名、五合目で1名、六合目で1名と5名おられたそうだ。 リタイヤした人も多かったが、ペットボトル3、4本飲み干し全身汗だくの登山だった。いろいろあったが思い出の山がまた加わってよかったと思う。 ここで九州グループとお別れして、我々は宮崎港へとバスを走らせた。九州グループの計らいで帰りは、池田湖を廻って池田湖からの開聞岳を眺めて帰途に着いた。 この会をご準備いただいた九州グループのリーダーさん、九州まで案内いただいたリーダーさんそして、楽しい例会を盛り上げていただいた皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。 |
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開聞岳 池田湖(バス車窓)より |
開聞岳 池田湖(バス車窓)より |
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コース |