荒地山
MRC例会
六 甲 山 標高931.3m
鷹尾山 標高263m 荒地山 標高549m 東お多福山 標高697m
蛇谷北山
 標高836m 後鉢巻山 標高898m
 5月6日、MRCの例会で六甲山に登った。今日は、17名の参加でリーダーを仰せつかり緊張しながらの行程だ。六甲山のポピュラーコースを少しアレンジした変化に富んだコースを設定した。

 今にも雨が降りだしそうななか阪急芦屋川駅を8時30分城山(鷹尾山)に向けて出発した。今日は日曜日で登山者でいっぱいかと思ったがゴールデンウイークの最終日のためか非常に少ない感じだ。

 城山への分岐で1名合流し鷹尾山へ登りはじめた。薄暗い登山口辺りからしばらく登ると次第に明るくなってきた。標高200m辺りで南側が開けたところがあり、ここからの展望が良い。残念ながら今日ははっきり見えなかった。

阪急芦屋川駅を出発

鷹尾山(城山)

鷹尾山分岐・城山の説明板

鷹尾山へ

鷹尾山へ

鷹尾山へ

神戸市街の展望 撮影:2012.5.3

鷹尾山へ

鷹尾山へ
 尾根に沿って登る、分岐から約25分で山頂に到着した。1511年芦屋川原の合戦は阪神地方の代表的な古戦場で、中世の城跡としての遺構は残っていないそうだ。

 鷹尾山は、標高263mで山頂にはテレビの中継局がある。大阪、神戸の展望が良いのだが今日は今一つだ。突風が強く今にも雷が来そうだが、荒地山まで進むことにした。

鷹尾山(標高263m)

神戸市街の展望 撮影:2012.5.3
 荒地山へ尾根道を歩き始めてすぐ高座滝分岐辺りの岩尾根にチャレンジ、今から岩梯子を登るのでその手始めだ。ここから荒地山への登りになり、しばらく登ると尾根から先ほど登った鷹尾山が見える。山頂が平たくなっていて城があったことが読み取れそうだ。

荒地山へ

荒地山へ

荒地山へ

荒地山へ

鷹尾山を振り返る 撮影:2012.5.3
 ひたすら登って行くと、鉄塔下に出る。ここから荒地山や神戸市街がよく見える。さらに尾根を登って行くと荒地山が迫ってくる。岩梯子から上の岩場を何人か登っている。それを見て心配になった人もいたようだ。

 荒地山の岩場に到着、目の前に岩がそびえていて、これが岩梯子だ。強風の中、岩梯子を登りはじめた。雨はともかく雷が近づかないよう祈った。MRC岳修会で一度登った人が多いので難なくクリヤーできた。七右衛門ーもメタボの人がいなかったので無事通過し荒地山に到着。

送電線鉄塔から荒地山へ

荒地山

岩梯子

岩梯子を登る

七右衛門ー 撮影:2012.5.3

七右衛門ー

岩場が続く
 途中の七右衛門ーを登りきった辺りからの展望がいいのだが、曇っていて風が強く降りかえる余裕がなかった。

 荒地山は、標高549mで山頂は広いが展望はない。山頂をあとに雨ヶ峠へと急いだ。なかみ山から下り、魚屋道の分岐に下った。途中大きな雷鳴を一度轟いたがそれ以降ならなかった。

魚屋道を登り始めるとやはりメイン通りとあってハイカーが多い。ゴルフ場の柵を越えて、少し息を切らしながら雨ヶ峠へと登った。雨ヶ峠に到着し昼食にした。

神戸市街の眺め 撮影:2012.5.3

荒地山(標高549m) 山頂にて

魚屋道を雨ヶ峠へ

魚屋道を雨ヶ峠へ

魚屋道を雨ヶ峠へ

魚屋道を雨ヶ峠へ
 昼食後東お多福山へと進んだ。空は少し明るくなってきたようだが風はまだ強い。急な階段道を登りきると大きな木の下に四等三角点がある。

雨ヶ峠 撮影:2012.5.3

雨ヶ峠 四等三角点(標高621m) 撮影:2012.5.3

東お多福山と西お多福山・六甲山最高峰・後鉢巻山 撮影:2012.5.3
 東お多福山に近づく頃から天候が回復、景色も良くなってきた。六甲山では珍しい草原の山だ。六甲の山並みも美しく、大阪市街の展望も素晴らしい。

東お多福山の草原を行く

東お多福山(標高697m) 山頂にて

奥池地区・ごろごろ岳・遠く大阪市街 東お多福山より 撮影:2012.5.3
 ここで2名の方がリタイヤで奥池へ下山。益々天気が良くなってきた。土樋割峠げ下り、ここから蛇谷北山への急登を頑張って登った。

 蛇谷北山は、標高836mで山頂はクマザサで小さく刈り込んであった。木々の間から神戸市街を展望することができた。この山は知る人ぞ知る山頂だろう。

東お多福山を下る

土樋割峠 撮影:2012.5.3

蛇谷北山へ

蛇谷北山へ

蛇谷北山(標高836m) 撮影:2012.5.3

蛇谷北山 山頂にて

神戸市街 蛇谷北山より 撮影:2012.5.3

蛇谷北山を下る
 次いで尾根を下って上がり石の宝殿に歩いた。石の宝殿にお参りして、鉢巻山トンネルの上の後鉢巻山を経て一軒茶屋へ。ここでトイレ休憩して六甲山の最高峰に登り達成感を味わった。

 六甲山最高峰は、標高931.3mで一等三角点になっている。山頂付近からは大阪市街の素晴らしい展望が楽しめる。

白山姫観音

石の宝殿

鉢巻山トンネル この上が後鉢巻山

奥池地区・ごろごろ岳・遠く大阪市街・高層ビル 撮影:2012.5.3

六甲山最高峰 撮影:2012.5.3

六甲山最高峰にて

六甲山最高峰 一等三角点(標高931.3m) 撮影:2012.5.3

三角点(画面中央)・三角点説明板・方位盤 撮影:2012.5.3
 すっかり良くなった六甲山山頂でくつろいだあと、有馬温泉へ住吉道(魚屋道)を下った。午前中は厳しい天候だったが午後は良い天気になり七つの頂を踏破、素晴らしいトレッキングができた。

 有馬稲荷に下り、ここで解散した。オプションで金の湯に入り疲れを癒して帰阪した。参加の皆さん、お疲れ様でした。

住吉道(魚屋道)を有馬温泉へ

住吉道(魚屋道)を有馬温泉へ

途中で休憩 撮影:2012.5.3

湯槽谷山 撮影:2012.5.3

有馬稲荷社

有馬温泉 撮影:2012.5.3
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コース
 阪急芦屋川(8:30)〜城山分岐(8:43/8:48)〜鷹尾山(9:12/9:22)〜岩梯子(10:04)〜
荒地山(10:36/10:50)〜なかみ山(10:58)〜魚屋道分岐(11:06)〜
雨ヶ峠(11:38/昼食/12:05)〜東お多福山(12:24/12:34)〜土樋割峠(12:45)〜
蛇谷北山(13:15/13:28)〜石の宝殿(13:43/13:50)〜後鉢巻山(13:57)〜
一軒茶屋(14:05/14:10)〜六甲山最高峰(14:18/14:31)〜一軒茶屋(14:37)
〜[住吉道(魚屋道)]〜有馬温泉・有馬稲荷社(15:43/15:48)〜
有馬温泉(16:01/入浴/16:57)〜有馬温泉BS(17:01/17:13)=[バス]=宝塚(17:52)

天 候  曇り強風寒い、午後薄曇のち晴れ
参加者 17名 
実施日 2012.05.06
備 考  下見 2012.05.04  曇り強風、午後霧雨強風のち曇り 
      展望写真等一部は下見時に撮影したものです。