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阿蘇山根子岳東峰 山頂 | ||||
阿蘇山 根子岳 標高1408m | ||||
大戸尾根登山口〜根子岳東峰〜大戸尾根登山口 | ||||
6月16日、阿蘇山根子岳に登った。15日から九州から近畿地方に梅雨前線が停滞し、南方には台風4号が発生していた。15日大阪港を出航するころはまだ雨が降っていなかったが今にも降りだしそうだ。 6月16日、7時45分別府港に入港、雨が容赦なく降り始めていた。8時10分バスで登山口に向かった。今回は根子岳登山組と杵島岳、烏帽子岳との混乗だ。根子岳組は途中の道の駅で登山準備、雨具をつけて乗り込み、大戸尾根登山口入口で降車した。 大型バスのため登山口の駐車場まで入れいないので手前で降車した。強い雨ではないが終止降り続いている中歩き始めた。8分ほどで大戸尾根登山口に到着、ゲートを越えて農道を7分ほど行くと、根子岳地獄谷避難小屋がある。木の根っ子に入口があり避難小屋と思えないような小屋だ。横には登山届の記帳所があり、登山の注意事故が記された看板がある。登山届を出して牧場を進む。 |
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大戸尾根登山口へ |
大戸尾根登山口へ |
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大戸尾根登山口 |
根子岳(晴れていたらこんなんかな〜!) |
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阿蘇登山ルートマップ |
大戸尾根へ |
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根子岳地獄谷避難小屋 |
大戸尾根へ |
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森林帯へ入るところに壊れかけたゲートがあり、ここから本格的な登山開始だ。一歩足を踏み入れると薄暗くなり、足元はズルズル滑る、最悪の登山道だ。でも、火山の山に登るのだから当然、火山灰の真っ黒な土で斜面は滑り台のように滑るのだ。今日はこれから下山するまで、どろこね道をできるだけ滑らないように頑張って歩くことになる。 そんな道を登って行くと、悲鳴が聞こえた。薄暗いところから少し開けたところに出るや否や目の前に大きな動物がいたからで、熊だと思ったそうだ。 登山道を大きな牛が道を占領しており、ゆっくり草を食べながら道を登って行くではないか。国会の牛歩戦術ではないがこの調子で後を着いて行けばいつ山頂に立てるかおぼつかない。何とか道を開けてもらって、牛さんを追い越して進む。 |
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大戸尾根森林帯に入る |
薄暗い森林帯を行く |
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牧場に出る |
牛に道を開けてもらう |
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所々緑の明るいところがあるが、ほとんど薄暗い樹林帯の道を滑りながら登った。標高1150m辺りで大きな岩がありハシゴとロープの補助で登る。 標高1250m辺りの尾根に登ってくると、至根子岳東峰の標識が建っている。山頂間際にG6の標識が建っていた。この辺りから雨はたたきつけるような状態になりかなり厳しい。G8の標識が見えると、ほどなく小康状態になった雨の中、山頂に到着する。 |
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急登、足の滑りをこらえて |
急登、足の滑りをこらえて |
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急登、足の滑りをこらえて |
大きな岩を越える |
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根子岳東峰の案内 |
標識G6 |
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根子岳東峰は、標高1408mで二等三角点になっている。山頂から眺める天狗岩や阿蘇高岳、祖母山、九重山など楽しみにしていたが全く何も見えない。少し残念だができれば今度は紅葉の頃に訪れてみたいと思った。雨も強くなり長居はできないので往路を下った。下り道は、登る時どろこねをしたあとを何度も滑りながら下った。 | ||||
根子岳山頂へ |
根子岳東峰 山頂に到着 |
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根子岳東峰 山頂 |
根子岳東峰 山頂にて |
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根子岳東峰から望む天狗岩(想像) |
根子岳東峰 二等三角点(標高1408m) |
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根子岳東峰 山頂をあとに往路を下山 |
足が滑り下りは大変だ |
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木につかまって必死で下る |
岩場を降りる |
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悪戦苦闘しながらやっとの思いで牧場に下山、やっと泥んこ合戦は終了した。 杵島岳、烏帽子岳組と合流し、時間の関係でこの近くの温泉を諦め、別府温泉へと進めた。別府温泉は、何度も訪れているひょうたんの湯に行った。名物の打たせ湯で体をほぐし、くつろいだ。 別府港からフェリーさんふらわあで帰阪した。 今回は、雨で景色も何も見えず残念だった。できれば秋、11月初め頃リベンジしてみたいと思った。雨の中案内いただいたリーダーさん、雨の中一緒に歩いた皆さんありがとうございました。 |
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牧場の上部に下山 |
牧場に下山やれやれ | |||
農道を下る |
牧場にて |
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阿蘇外輪山 |
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コース |