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高円山 大文字火床にて | ||||
友歩会定例会 | ||||
高 円 山 標高461m 若 草 山 標高342m | ||||
6月23日、友歩会定例会で高円山、若草山に登った。 近鉄奈良駅に9時集合し、奈良公園を散策しながら春日大社前から百毫寺町方向へ向かった。能登川沿いの東海自然歩道から右折し百毫寺方面へ、その先百毫寺へは今回は行かず坂道を直進して百毫寺裏側へと歩いた。右下道沿いに溜池が見えてきてその手前の左上の土手が池の縁に成っておりここに高円山登山口があった。 |
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奈良公園を出発 |
奈良公園を出発 |
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ムクロジと寄生した竹 |
奈良公園の鹿 |
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高円山登山口を入ると、二差路になっていて左、高円山大文字火床900m、柳生街道紅葉橋1kmの標識がある。計画ではここから尾根道を登る予定をしていたが、案内板のある左の谷筋コースを登ることにした。 しばらく登ると左下に小さなため池があり、足元には水が流れていた。ここまできてハプニング発生、足元に蛭がうようよ首をもたげている。あっという間にズボンの裾に上がってきた。リュックからエアーサロンパスを出して足元にふりかけ何とかクリヤーした。 しばらく登って右折し、尾根筋への道をとる。右折しないで、直進須すると紅葉橋へと続いている。この道は下山時に通る計画だ。 尾根に出るとかなりの急登だが頑張って登る。頭上の木々のトンネルの上に光が射してきた。ここを出ると火床のようだ。 |
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高円山登山口 |
高円山へ(案内通り左を取る) |
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谷筋を登る |
谷筋を登る |
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谷筋を登る・・・足元に大量の蛭が!!! |
谷筋から離れ尾根道を登る |
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急登の尾根道 |
木々のトンネルを抜けると火床だ |
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登山口から約30分、大文字火床の最下部に到着した。大文字火床は緑がまばゆい美しい広場になっている。大の字の中心付近標高約370mに大文字送り火の由来の碑が建っていた。 その説明によると、過去の幾多の戦没者慰霊と世界平和を祈る火の祭典、「大」の字は宇宙を意味し、火床の数は人間の煩悩と同じ108個、大きさは1画目が109m、2画目が164m、3画目が128mと日本最大級とか。大文字の点火は、毎年8月15日午後8時に行われる。 大文字火床からの展望は大変素晴らしく、古都奈良市街は勿論、生駒山系から京都西山、愛宕山なども眺望することができる。何かゆったりした流れが感じられるところだ。長めの時間をとって昼食にした。 |
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緑がまばゆい大文字火床に到着 |
大文字火床に到着 |
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大文字火床 |
大文字送り火の由来碑(標高約370m) |
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大文字火床にて |
大文字火床と奈良市街 |
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大文字火床と奈良市街・生駒山 |
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大文字火床と奈良市街・生駒山 |
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大文字火床 |
大文字火床と奈良市街 |
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大文字火床と奈良市街・若草山 |
大文字火床から望む東大寺大仏殿 |
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昼食後、高円山の三角点ピークへと登った。約10分ほどで右上に登山道を少し外れて登ると三角点に到着する。 三角点は、二等三角点で標高431.9mで雑木が茂っていて展望はない。三角点をあとにピークを越えて登山道に合流し前進する。 高円山山頂へさらに前進すると、広い場所にでやがて林道になる。林道を突き進むと奈良奥山ドライブウエイに出る。展望台があり奈良市街を展望できる。また近くに万葉歌碑が建っている。万葉歌碑は犬養孝書で、大伴家持の「高円の 秋野のうへの 朝霧に 妻呼ぶ牡鹿 出で立つらむか」 が刻まれている。 高円山の最高点に登ってみた。最高点にあった高円山ホテルは取り壊され更地になっていた。そんな訳で山の頂に登ったという感激が出ないのは残念だ。ホテル跡地が自然に返って素晴らしい高円山山頂になることを願ってやまない。 計画では、ここから往路を戻り途中から紅葉橋へ下る予定だったが、蛭が発生しているのでコース変更した。また、今日のコース設定からビール等少量の飲酒を許可していたので、安全な道を下ることにした。したがって滝坂の道を下るのを止め若草山を経て下ることにした。 |
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高円山三角点へ |
高円山三角点へ |
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高円山三角点ピーク |
高円山 二等三角点(標高431.9m) |
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高円山三角点にて |
高円山へ |
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高円山 万葉歌碑 大伴家持 犬養孝書 「高円の 秋野のうへの 朝霧に 妻呼ぶ牡鹿 出で立つらむか」 |
高円山展望台より奈良市街を展望 |
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高円山のピーク |
高円山山頂(高円山ホテル跡)(標高461m) |
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高円山山頂から登山道が見つからないので、歩行者通行禁止の奈良奥山ドライブウエイを通らせて頂いた。 私はもう来ないと思うが、道端を歩道にして頂ければ今後この山に来る人が喜ぶと思うのだが。ただ、同じドライブウエイなのに芳山交番から先は歩行できるドライブウエイだ。全く意味不明の歩行者通行禁止だ。また、それなら歩行者通行禁止の看板横に、歩行者用の道路案内板を併設を希望したいものだ。 途中、春日山石窟仏に立ち寄り鑑賞した。石窟仏は残念ながら年々風化していっているように思えた。 |
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春日山石窟仏東窟西壁・阿弥陀如来(中央) |
春日山石窟仏東窟西壁・地蔵尊四体 |
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世界遺産 春日山原始林碑 |
花山 地蔵の背 |
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奈良奥山ドライブウエイをひたすら歩き、鶯の滝辺りで中間点、また歩き続け地蔵の背を過ぎ、やっとゲートに到着。若草山三重目から奈良市街を眺め、若草山のピーク鶯塚古墳に登る。 帰路は、若草山を下らず、春日山遊歩道を下った。少し疲れたが無事奈良駅に下山、温泉はパスして例会を終了した。参加者の皆さん、コース変更で歩行が長くなり申し訳ありませんでした。飲酒は従来どおり禁止にして行動が制約されないようにしたいと思います。大変お疲れ様でした。 |
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若草山山頂 鶯塚古墳と三角点 |
若草山 三等三角点(標高341.8m) |
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若草山と奈良市街 若草山三重目より |
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若草山の鹿 |
若草山と奈良市街 若草山三重目より |
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コース |