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弥仙山 於与岐より | ||||
友歩会定例会 関西百名山 | ||||
弥 仙 山 標高664m | ||||
8月25日、友歩会定例会で弥仙山に登った。真夏で暑く熱中症の心配があるがJR青春18切符を考えて少し遠出の山になった。 京都駅7時59分発の福知山行きで出発、綾部に9時46分到着だ。距離は約76kmで約1時間45分と非常に時間がかかる。一方、京都から大阪神戸方面に走れば、1時間45分で距離は2倍の姫路の先まで行くことができる。そんなことを考えながらの長い移動だった。 綾部に着いてタクシーで登山口走った。登山口に近いのは梅迫駅か西舞鶴駅なのだが舞鶴線の待ち合わせ時間がうまくいかないので綾部からにした。登山口には30分足らずで到着した。 登山口を予定通り10時30分には出発できた。道は二又になっていて「左みせん」と印されたお地蔵さんがあり、石標には「登拝霊峰六根清浄上エ二千二百十五米」と書かれていた。右の道は、帰路ここに下山してくる予定で、その時間にタクシーを予約しておいた。 左の道を登りはじめると、左手に神社があった。水分(みくまり)神社で、三十八社大明神または三十八社龍神社とも云うそうだ。登山の安全を祈願して右に廻ってみると標石がたっていた。その標石には「弥仙山遥拝所」と刻まれていた。昔、山頂に行けなくても日常の信仰としてここから弥仙山を遥拝したのであろう。 |
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登拝霊峰六根清浄頂上エ二千二百十五米碑 |
左みせんと印されたお地蔵さん |
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登山口 登山届記載台と案内板(標高215m) |
登山口を出発 |
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水分神社(三十八社大明神・三十八社龍神社) |
弥仙山遥拝所碑 |
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弥仙山へ |
鳥居 |
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さらに少し登ると鳥居がありその先に登山道の案内標識がある。ここから右折して小さな橋を渡っり、尾根道に取っ付く。登山道は、急登のようだが少し登ると緩やかな登りになり、これの繰返しで案外楽に登れる。 また、距離標が200mおきに建っていて山頂まで導いてくれるのはいい。 |
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鳥居を過ぎると右の尾根に取り付く |
弥仙山へ |
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弥仙山へ |
四百米標(登山口から山頂まで200m毎に設置) |
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弥仙山へ |
弥仙山へ |
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距離標 千米(1000m) |
大本開祖修行の滝入口 |
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距離標1000mを過ぎると大本開祖修行の滝の案内があったが通過して先に進んだ。1200mを過ぎると、上が確かめられないほどの長い石段が続いている。石段の途中には水場もある。この苔むした石段を登り切ると赤い鳥居があり於成神社だ。ここで小休止して先に進む。 | ||||
於成寺古跡 |
於成神社参道石段 |
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於成神社 |
於成神社で小休止 |
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於成神社を出てしばらく登ると、大岩がある。大岩は一本の木で支えているよな感じでおもしろい。大岩から30分足らずの急登を行くと山頂への分岐に着く。この登りは山頂を中心に渦巻状に半円ほど登る。分岐を過ぎると道が3本ほどありどれも山頂に通じている。大周りは鳥居のしたの方に、もう1本は鳥居の横に、そして今ひとつは神社の裏のピークに通じている。 | ||||
弥仙山へ |
大岩 |
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弥仙山へ |
弥仙山へ |
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弥仙山山頂分岐 |
弥仙山山頂分岐 |
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弥仙山山頂に12時前に到着、山頂は金峯山神社になっている。さっそくお参りした。 弥仙山は、標高664mで前記の通り金峯山神社が祀られている。山頂からの景色は木々でほとんど見えないが、わずか綾部市街方向が望める。弥仙山は丹波富士と呼ばれているが、弥仙山のほか、牛松山、高城山、白髪岳、三尾山、砥石山などもそうだ。 この地の民話に、青葉山(若狭富士)(標高692m)との丈比べで、低いので高くなりたいと村人に頼み、村人は年4回年の数だけ小石を持って山へ登ることにしたそうです。いつになったら勝てるのでしょうか。 |
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金峯山神社(山頂)(標高694m) |
金峯山神社(山頂)にて |
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金峯山神社裏の広場(山頂) |
金峯山神社社殿裏の広場(山頂)にて |
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弥仙山山頂より綾部市街方向の展望 |
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弥仙山を下山開始 |
改心の道日置谷方面へ下る |
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山頂で昼食を済ませ下山にかかった。分岐まで戻り、ここから改心の道を日置谷方面へと下る。しばらく下ると小さなピークがありそれを越えると次のピークに三角点がありここで小休止にした。 また下ってP571を登り返し、下って小さなピークを越えると回遊コース分岐の出る。ここで改心の道を右折して弥仙山の登山口方向、於与岐を目指して下る。 |
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改心の道日置谷方面へ下る |
三角点ピーク |
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四等三角点 |
改心の道日置谷方面へ下る |
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改心の道回遊コース分岐 弥仙山登山口へ |
弥仙山登山口へ |
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しばらくは急な下りが続き、やがて尾根の巻き道が続く。この巻き道は急斜面にできていて所々崩れており、足を滑らせると谷まで落ちそうだ。十分注意しながら下った。下りきると草に埋もれた丸太橋があり、渡ると林道に出る。林道に出て振りかえるとどこから出てきたか分からないくらいで道は隠れていて標識はない。 林道を下るが、草ぼうぼうの道で車の入った形跡はなさそうだ。そんな林道をしばらく歩くと登山口に到着した。タクシーの呼んだ時間より25分早く降りることができた。タクシーを待ちながらしばらく休憩した。 タクシーが来て綾部駅に戻った。さっそく近くの栄温泉うし乃湯に浸かってゆっくり疲れを癒した。参加者が少なかったので早めに切り上げ予定より1時間早く京都へと戻った。今日は参加者が4名とタクシー1台の人数だったが、8名ぐらいだと賑やかになったのではと思った。参加の皆さんお疲れ様でした。 |
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弥仙山登山口へ |
弥仙山登山口へ |
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林道へ丸太橋を渡る |
登山道から出てきた所を振り返る |
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登山口に戻る |
弥仙山 於与岐より |
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コース |