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吾妻山 西大巓へ最後の登り | ||||
日本百名山 | ||||
吾妻山 西吾妻山 標高2035m (西大巓で撤退) | ||||
グランデコスキー場〜西大巓〜(西吾妻山〜西大巓)〜スキー場 | ||||
11月8日から11月11日にかけて那須岳、安達太良山、西吾妻山、磐梯山の登山に出かけた。 第3日目11月10日、今日は西吾妻山登山だ。磐梯山に朝日が射すと虹が出ていた。ここ毎日虹が出ていて今日も今だけで直ぐに天気は悪くなるのだろうか。 |
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磐梯山と虹 ヴィラ イナワシロより |
ヴィラ イナワシロ |
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ヴィラ・イナワシロを7時30分に出発、グランデコスキー場を8時10分通過し、ここからスキー場の作業道をバスは大きく揺れながらエンジンを吹かして登る。デコ平登山口の駐車場標高1270mに8時30分過ぎに到着。8時40分登山準備をして歩き始める。 しばらくカラマツ林の中を歩くと、デコ平湿原に出る。湿原を過ぎるとスキー場になり、ゴンドラの山頂駅近くに着く。ここからスキー場のゲレンデを直登し、リフトの上端まで急登を登る。リフト横のゲレンデには雪が着いていてこの先、雪が深くなってくることを予感させられる。 |
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デコ平登山口 |
出発 |
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カラマツ林を行く |
スキー場に出る |
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スキー場を歩く |
スキー場を歩く |
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スキー場ゲレンデを登る |
スキー場ゲレンデを登る |
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リフト上端から少し右に行ったところに西大巓登山道の入口があり標高約1560mだ。いきなり岩をよじ登ると登山道は雪解けの水でびしゃびしゃ歩きになる。登山道の岩や石には雪が被っているため足置き場を慎重に選ぶ。標高1700m辺りまで登ると雪も少し深くなり、積雪は15cmぐらいだろうか。ここまで標高差140m、距離にして600m登るのに約50分の時間を要した。こんな遅い歩きで行けるのだろうか疑問だ。 リーダーより前に行くことができないので、雪のオブジェ、樹氷でできた雪の芸術やモンスターになりそうな針葉樹などを楽しみながら後を着いて行った。 |
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西大巓登山道に取っ付く |
いきなり雪道に |
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雪道を登る |
雪道を登る |
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雪道を登る |
山雪が深くなるとモンスターになるのだろうか? |
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雪道を登る |
雪道を登る |
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雪の芸術 |
雪の芸術 |
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雪の芸術 |
雪の芸術 |
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西大巓直下の標高1930m辺りで引き返すような雰囲気だ。現地ガイドが先行して風の勢いを確認してきた。風速5m/sぐらいで登れるという判断によって、西大巓へ登り続けた。なんとか西大巓山頂に11時52分に到着した。 | ||||
西大巓へ最後の登り |
西大巓へ最後の登り |
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西大巓は、標高1982mで二等三角点になっている。三角点は壊れていて標石の先端部分が盤石に置いてあるだけになっている。展望は残念ながら雲におおわれているため何も見えないが晴れていれば360度の大パノラマだそうだ。 ここでリーダーが、西吾妻山には行かず下山すると告げた。大ブーイングになったが時間的にこの調子だと無理なようだ。標高1270mのデコ平登山口からここ西大巓標高1982mまで標高差712m、距離約4.5kmを登るのに約4時間を要した。西吾妻山まで行くとこれから約1.5km、新雪と風を考慮すれば1時間半から2時間はかかりそうだ。事故なく歩けても下山は、19時ごろになりそうだそんなわけで渋々下山した。 |
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西大巓荷到着 リーダーから日没撤退の宣告 |
西大巓山頂 |
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西大巓山頂にてうなだれる参加者 |
西大巓山頂にて |
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西大巓山頂 |
西大巓 二等三角点(標高1982m) |
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往路を下山 |
元気なく下山 |
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下山 |
西大巓登山道入口に下山 |
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スキー場ゲレンデを下る |
スキー場ゲレンデを下る |
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スキー場ゲレンデを下る |
スキー場登山口へ |
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14時20分過ぎデコ平登山口に無事下山した。百名山を目指しているメンバーは遣り切れない思いの登山だった。 | ||||
デコ平登山口へ |
デコ平登山口に下山 |
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旅行会社の当初計画は、天元台標高1310mから西吾妻山、西大巓、デコ平の予定だったが天元台ロープウエイが運休のため今回のコースに変更になった。それによって、歩行時間、歩行距離が大きく変わった。 標高差当初724m、変更後765m、歩行距離/歩行時間当初7km/5時間、変更後12km/6時間になった。平均時速にすると当初1.4k/m、変更後2k/mだ。 その他条件は、多分無雪期の行動計画と思われる。メンバー構成は中級者向きとなっている。しかしながら積雪があり、霙が降る中の行動であり、参加者は70歳までとなっているが実際はもっと高齢の方もおられそれらの方にはかなり厳しい状況だったと思われる。今回登頂できなかったのはスタッフの計画の甘さと、人集めを第一にしたためだと思う。 私もあと少しで旅行会社のクラス分けからいけば初級者になってしまい、到底日本百名山など踏破出来ないことになる.。年齢制限は多少体力や登山技術などを加味して決めてほしいし、あまりの高齢者はそれなりの計画が必要だと思う。木枯しや積雪、日没をあまり考慮しないで行ける時期など。 たまたまある旅行会社の万里の長城旅行で死者が出たあとだけに今回は慎重だったと思うが、山を踏破するための年齢構成、スタッフの人数、行動予定、実施時期を考えて高齢者でも参加できるような計画をお願いしたいと思う。 |
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小野川不動滝散策 | ||||
西吾妻山途中退散で早く下山したため、ホテルへの帰り道小野川不動滝を見に行った。 裏磐梯最大の滝で、高さ25mから落ちる滝は迫力がある。駐車場から滝までは徒歩で約20分、。鳥居をくぐりブナの林を歩き、石段を登ると道路の出る。道路は橋の工事中とあって泥んこの凄い道だ。行政の縦割りがこんなことになっているのだろう。
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小野川不動滝へ鳥居をくぐる |
小野川不動滝へ |
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小野川不動滝へ |
小野川不動滝へ 橋の工事で道は泥んこ |
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小野川不動滝(落差25m) |
小野川不動滝 |
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小野川不動滝 |
小野川不動滝 |
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小野川不動滝 |
小野川不動滝 |
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コース |