御祓山 山頂
みづめ桜 秘境のつつじ回廊
御 祓 山 標高773m
糸原登山口〜御祓山〜糸原登山口
 4月25日、御祓山に登った。今回のツアーは御祓山から大屋富士の縦走コースだったが、下見の結果大屋富士は登山道が不鮮明で落石が多く心配されるということと、初級コースでは無理ということで急遽御祓山の往復となった。また最近集中豪雨が多く御祓山も、ループ上に登山コースがあるが北ルートのみ登山可で、南ルートは通行禁止の立札が建っていた。

 梅田を15分遅れの7時45分バスで出発。中国道から舞鶴若狭道を走り春日ICで降り、最近開通した養父方面への新しい道を走った。駅の道但馬のまほろば(山東SA)で休憩、広々とした道の駅だ。休憩後、養父市に入り大屋の登山口へと進んだ。

 大屋町糸原の登山口でバスを降りここから御祓山の往復だ。登山口には「みづめ桜」「秘境のツツジ回廊」の案内が出ていて、標高は約180mだ。見上げると藤の花が美しく咲いている。

 登山準備をして出発、ほんの少しで駐車場、バスは入れないが乗車の駐車場になっている。コースの案内板を見て登り始める。しばらく林道を歩くが、じめじめした道で足元には蛭がうごめいている。足元にエアーサロンパスを吹き付けておいたのでたぶん蛭は大丈夫だろう。

糸原登山口

糸原登山口を出発

糸原登山口駐車場で行程説明

糸原登山口の案内板

林道を行く 足元に蛭が一杯

東屋に到着
 林道の終点を少し上がると東屋、標高約220mに到着する。ここからツツジの回廊が始まる。案内標識はみづめ桜までの距離が目安になっている。

 東屋から一歩上がるとツツジの回廊が始まる。残念ながら散りはじめで1週間ほど遅かったようだが山頂付近はまだ満開ではないかと期待しながら登った。

ミツバツツジの回廊が始まる

ミツバツツジ

みづめ桜へ

ミツバツツジ

みづめ桜へ

みづめ桜へ

ミツバツツジ

みづめ桜へ

ミツバツツジ

新緑が美しい
 身頃は過ぎているものの若葉の鮮やかさが加わってまた一味ある光景だ。標高400m辺りまで来ると須留ヶ岳、大杉山が美しく見えてくる。但馬の名峰だそうで4月はじめに毎日のツアーで登ったそうだ。この辺りに来るとミツバツツジに加えてアセビの白い花が多くなってきた。標高500m辺りまで来ると遠く氷ノ山が木々の間に見えてくる。

須留ヶ岳(中央奥)・大杉山

ミツバツツジ

須留ヶ岳(中央奥)・大杉山

アセビ

残雪の氷ノ山

ミツバツツジ
 ミツバツツジを楽しみながら標高550m辺りまで登ってくるとみづめ桜の巨木が見えてくる。みづめ桜は標高580mの急斜面にあり、右下から時計回りに半円を描くように登って行く。

 みづめ桜は、樹齢600年ともいわれるエドヒガンザクラで樹高21.5m、幹周り5.3mだそうだ。残念なことに桜の花はすっかり散ってしまっていた。桜の近くで昼食、満開の頃だと素晴らしいと想像するだけだ。

みづめ桜へ

みづめ桜

みづめ桜

みづめ桜

みづめ桜

御祓山へ

ミツバツツジ
 昼食をいただいて御祓い山の山頂へと登り始める。みづめ桜の道を道なりに巻いて進むと尾根筋に出てここから急登が始まる。

 ここから標高差100mほどはかなりきつい急登が続く。ロープが下がっていて補助に使いながら登って行く。そんな急なところや岩の急斜面を巻いたり、少し穏やかな登りなど約30分で山頂に到着。麓で期待していたミツバツツジはちょうど山頂辺りが満開の見ごろで本当に素晴らしい。

御祓山へ急登

御祓山へ急登

ミツバツツジ

ミツバツツジ

ミツバツツジ

御祓山へ急登

ミツバツツジ

ミツバツツジ

御祓山へ急登

御祓山へ巻き道の急登

ミツバツツジ
 御祓山は、標高773mで三等三角点になっている。山頂からの展望はあまり望めないが木々の間から氷ノ山、鉢伏山などを望むことができる。今日登れなかった大屋富士も尾根の端に見えるがここから尾根のピークがいくつか続いている感じだ。富士山のように三角錐の山容ではなく、尾根続きの峰を横から見て富士に似ていることから大屋富士と名付けたのだろう。大屋富士はまた機会があったら登ってみたいと思う。

御祓山 山頂に到着

御祓山 山頂にて

御祓山 山頂

御祓山 三等三角点(標高773.1m)
鉢伏山遠望 山頂より
ミツバツツジ

ミツバツツジ

ミツバツツジ

ミツバツツジ
 御祓山山頂をあとに往路を下山した。ミツバツツジは陽の射す向きや今度は見下す感じなので登りの時と違った美しさが見られるのも嬉しい。

 帰路は急斜面の下りになり足元に注意しながら下る。みづめ桜も登りの時と感じが全く違う。花は散ったあとだが帰りに見る桜は花が咲いたような錯覚を受けるような姿だった。

糸原登山口へ下山開始

糸原登山口へ

ミツバツツジ

糸原登山口へ

糸原登山口へ

みづめ桜

糸原登山口へ

糸原登山口へ

糸原登山口へ

東屋まで下山
 東屋へ無事下山、ここから蛭のいる林道をみんな一目散に通り過ぎて登山口に無事下山、蛭が入っていないか服の下やズボンを念入りに調べていた。ここからバスに乗り温泉へと言った。

 温泉は、とがやま温泉天女の湯でいい温泉だ。ゆっくり温泉に浸かりくつろいでビールで乾杯。いい気持ちだ。参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。お世話いただいたリーダーさんありがとうございました。

糸原登山口に下山

とがやま温泉 天女の湯

登れなかった大屋富士 大屋町加保より
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御祓山
標高:773m

三角点:三等
点名:糸原
標高:773.1m
所在:兵庫県養父市
地図:大屋市場








2013.04.25

コース
 梅田(7:45)=[バス]=[中国道・舞鶴若狭道]=春日IC=
道の駅但馬のまほろば(9:27/9:45)=養父=大屋町=糸原登山口(10:15/10:23)〜
南ルート分岐(10:38)〜東屋(10:40)〜[ミツバツツジの群生地]〜
みづめ桜(11:40/昼食/12:07)〜御祓山(12:39/12:59)〜みづめ桜(13:25)〜
糸原登山口(14:33/14:41)=[バス]=とがやま温泉(15:05/入浴/16:01)=
道の駅但馬のまほろば(16:19/16:35)=赤松PA=梅田(18:43)

天 候  晴れ 
参加者 13名 
実施日 2013.04.25
ツアー 毎日新聞旅行 fukushima