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掬星台からのパノラマ |
MRCあじさい例会
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摩 耶 山 標高702m
長峰山 標高688m シェール槍 標高643m 新穂高 標高648m |
阪急六甲〜長峰山〜穂高湖〜シェール槍〜新穂高〜摩耶山 |
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6月29日、MRCあじさい例会で摩耶山に登った。今回のコースは長峰山に尾根を縦走して穂高湖へ、そしてシェール槍に登り、新穂高の尾根を縦走して桜谷分岐に下り、桜谷を登って摩耶自然観察園であじさい鑑賞をして、摩耶山山頂を極め掬星台でビールで乾杯、リニューアルされたロープウエイとケーブルで下山するコースだ。
阪急六甲駅に9時集合、ここから市街地を抜けて伯母野住宅街記念碑まで急坂を歩いて登る予定だったが、下見で熱中症の症状が感じられたので、歩きたい人には気の毒だったが今日はタクシーで移動した。 |
伯母野住宅街記念碑 |
アジサイ |
伯母野住宅街記念碑でタクシーを降り、登山口のゲートまで少し上がり平地のところで登山準備をした。9時22分出発、平坦な道を巻いて進むと長峰山への登山道になる。少し登ると薄暗い道になりその先で堰堤工事の横を通過する。雑木の薄暗いトンネルをしばらく登ると、送電線鉄塔が見えてきて、さらに登ると標高約480mにある送電線鉄塔下に出、ここで小休止にした。 |
長峰山 登山口 |
長峰山 登山口出発、長峰山へ |
長峰山へ |
長峰山へ |
長峰山へ |
長峰山へ |
長峰山へ |
送電線鉄塔下で休憩 |
ここまで暗くてじめじめした谷筋の道を登ってきたので気持ちが塞ぎこみがちだったがここからは明るい尾根の登山道で気分がよくなり、みんなの笑顔が見え始めた。
鉄塔からしばらく登ると左側が開け神戸市街の展望ができる場所があり元気が出てきた。そのあと元気で尾根道を快適に登って行った。途中二度ほどニセピークで少しがっくりしたが気を取り戻して山頂の岩に到着した。歩き始めて約1時間20分で長峰山に到着した。 |
長峰山へ |
神戸市街が美しい |
神戸市街をバックに長峰山へ |
長峰山へ |
長峰山に到着、大きな岩の山頂で天狗塚というそうだ。標高は688mで四等三角点になっていて展望が非常に良い。神戸市街、六甲山、摩耶山の展望を楽しみしばらく休憩した。
長峰山から尾根をアップダウンを繰返し杣谷峠までみんな元気に歩けた。少しアップダウンが厳しいかと思ったが皆さん元気でなんのその30分余りで長峰山から杣谷峠に到着した。 |
長峰山 山頂 |
長峰山 山頂へ |
神戸市街 長峰山より |
長峰山 四等三角点(標高688m) |
摩耶山・摩耶別山 長峰山より |
六甲山 長峰山より |
長峰山 山頂にて |
長峰山を下山 |
長峰山を下山 |
アップダウンを繰り返して杣谷峠・穂高湖へ |
杣谷峠でトイレ休憩をとり直ぐ下の穂高湖に到着した。ここで昼食休憩にした。最初は空いていて静かな湖畔でシェール槍を眺めながら弁当を頂いていたが、突然騒がしくなり六甲ケーブルハイキングの団体がおよそ150人ぐらいだろうかやってきた。写真を撮ったりするビューポイントに靴を脱いで座り込んでお昼ご飯を食べだした山ガールたち。服装は可愛いが山のエチケットも考えて行動してほしいものだ。ゆっくり昼寝でもしよかと思っていたが早めに片付けて次の山、シェール槍へと行った。 |
穂高湖 入口 |
穂高湖 |
穂高湖とシェール槍 |
穂高湖で昼食 |
穂高湖にて |
穂高湖の遊歩道を反時計方向に回りちょうど北側の登り口に着いた。ここから岩登りでそんなに難しくはないが数個所三点支持をしながらの登攀だ。山頂へ最後の岩が背丈以上で注意しながら登った。
シェール槍は、標高643mで今回登ったメンバーで山頂は満員になった。展望はこれから登る新穂高、摩耶山、穂高湖、六甲牧場などが見られる。小休止をとって下山した。 |
穂高湖周遊道を行く |
穂高湖 |
穂高湖周遊道を行く |
ヤマツツジ |
シェール槍の登り |
シェール槍の最後の登り |
穂高湖 シェール槍より |
新穂高 シェール槍より |
シェール槍(標高643m) 山頂にて |
シェール槍を下る |
シェール槍を下る |
シェール槍を下る |
シェール槍を下る |
穂高湖の堰堤 |
徳川道の分岐にて |
シェール槍の登り口に下山し、穂高湖の遊歩道を進んで少し下り穂高湖の堰堤の下に出た。ここから広い道を歩き徳川道分岐を右折して橋を渡り摩耶山への分岐をやり過ごすと新穂高の登り口に着く。
登り口といってもクマザサの間にわずかな踏み跡のある道だ。そんなクマザサの急斜面を登り切ると一つ目のピークになり一旦下り、登り返す。しばらくクマザサの尾根を進むと左手木々の向うにこれから登る新穂高が見えてくる。少し急な尾根を下り次第に深くなったクマザサを掻き分けて登り返すと山頂に着く。
新穂高は、標高648m、小さなピーク展望は全くなく10人ほどで山頂は満員だ。山名の新穂高、麓の穂高湖、湖畔のシェール槍は信州の有名な地名や山名からきているようだが本当の由来は何なんだろうか。新穂高の北側にある登山道には「シェール道」の名が付いている。六甲開発の頃ドイツ人のシェールがいたそうでシェール道は彼が愛した道だそうだ。シェール槍も彼の名からきているのであろうか。山名の新穂高は、少し中途半端で新穂高岳とか新穂高山などが一般的ではないかと思うが。 |
穂高湖へ |
新穂高への登山口に入る |
クマザサの藪漕ぎ |
木々の間から見える新穂高 |
新穂高(標高648m) 山頂にて |
新穂高を下る |
新穂高からの下りはずるずる滑るガレバ道で注意しながら下り鞍部から登り返すとP609に着く。P609は、大きな岩が10数個積み重なったような山頂で、大岩から今登った新穂高やこれから登る摩耶山などが展望できる。
P609からの下りは露岩とガラバ道で足元が不安定、注意しながら下る。送電線鉄塔下を通り徳川道に下り着く。新穂高に分け入って出てくるまで1時間あまりだ。出合で小休止をとって桜谷分岐へと徳川道を下る。 |
P609へ登り返し |
P609にて |
新穂高 P609より |
P609を下山 |
P609を下山 |
桜谷出合 |
桜谷分岐標高425mに到着、ここから最後の登りで桜谷を登り摩耶山まで登る。摩耶山への登りは少し疲れが出てきているようだ。沢の水音が少し気分をやわらげてくれる、またところどころで渡渉するので気分がまぎれる。桜谷分岐から約50分、摩耶自然観察園のあじさい池に到着、数人は途中で休憩してくれることを願っていたようだ。 |
桜谷を登る |
摩耶山へ |
アジサイが歓迎 |
アジサイが歓迎 |
摩耶山へ |
あじさい池に到着 |
あじさい池は、標高660mで谷を堰きとめた池だ。池には黄色いコウホネが咲いていて、池の周囲にあじさいが咲いていた。あじさいの種類は数種であまり多くないようだ。
ところであじさいをさっと眺め、みんな座り込んでいるようだ。桜谷の最後の登り50分がかなり堪えたようだ。だらだらしてもしょうがないので早めに切り上げ摩耶山山頂へと足を進めた。 |
あじさい池にて |
アジサイ |
アジサイ |
アジサイ |
アジサイ |
あじさい池にて |
アジサイ |
アジサイ |
アジサイ |
アジサイ |
アジサイ |
あじさい池をあとに |
シチダンカ |
産湯の井 |
摩耶山山頂へ |
本日の最高峰、摩耶山に到着。摩耶山は、標高702mで天狗岩が山頂だ。三角点は20mほど離れたところにあり、標高698.6mで三等三角点だ。これで今日の山はすべて終了した。 |
摩耶山(標高698.6m) 山頂にて |
掬星台に下り、大阪神戸の大パノラマを楽しんだ。空気が澄んでいたのか遠くまで素晴らしい景色を楽しむことができた。できれば100万ドルの夜景も見て帰りたい気持ちだった。しかし、ビールの方が強く、星の駅2階でビールで乾杯。お疲れ様でした。
星の駅からロープウエイに乗り虹の駅でケーブルに乗換え摩耶ケーブル駅に下山し、ここで解散した。
今日は神戸市の気温が少し低かったので比較的楽な行動ができた。(神戸市の正午の気温は25.2℃、気象庁データ)
掬星台到着予定が16時50分だったが、六甲駅から伯母野住宅街記念碑までの歩行時間40分(計画では50分)をタクシー利用に変えたため5分ほどになり、歩かなかった分元気だったので掬星台に15時30分に到着できた。今回は、タクシー利用と低ペースが全員元気で最後まで歩けたように思った。
六甲、摩耶山系の山で今回のシェール槍や新穂高にはMRCでは行っていないとのこと身近で新規な所に行けてよかったと思った。皆さん元気で踏破していただいてありがとうございました。 |
アジサイ |
摩耶ロープウエイ |
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コース
阪急六甲(9:00)=[タクシー]=伯母野住宅街記念碑(9:05)〜登山口(9:10/体操/9:22)〜
鉄塔下(9:55/10:08)〜長峰山(10:39/10:53)〜杣谷峠(11:28/11:32)〜
穂高湖(11:34/昼食/12:02)〜シェール槍(12:18/12:23)〜穂高湖(12:32)〜
新穂高登山口(12:47)〜新穂高(13:10/13:20)〜P609(13:31/13:38)〜
徳川道出合(13:55/14:00)〜桜谷分岐(14:06)〜摩耶自然観察園・あじさい池(14:55/15:09)
〜摩耶山(15:24/15:28)〜掬星台(15:32/15:50)〜星の駅(16::20)=[ロープウエイ]=
虹の駅(16:25/16:40)=[ケーブル]=摩耶ケーブル駅(16:45/16:55)=[坂バス]=
JR灘(17:10)
天 候 晴れ
参加者 13名
実施日 2013.06.29
MRC oki
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