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滝畑ダム〜御光滝〜深タワ〜神野山〜燈明岳〜堀越観音〜中畑〜東谷 |
11月6日、燈明岳に行った。MRCで燈明岳に登る計画がありその下見で登った。下見には友歩会のメンバーにご協力を頂いた。
河内長野駅9時4分発のコミニティーバスに乗り終点の滝畑ダムバス停に9時50分到着した。バスには小三の子が1クラスとハイカーが12、3人乗っていて大賑わいだった。バスを降りると10人ほどの2パーティーは岩湧山へと登っていった。
我々は、自動車道を避けて吊橋を渡り岩湧山の登山口へと行った。府道61号線に監視員がいて通行止で通れないとのことだ。この道はよく通行止になるので車はだめだろうが山に行くのはいいだろう監視員に言うとしぶしぶOK、気をつけてということだったので先に進んだ。
道は通行止とあって静かだ。光滝寺のコンクリートを吹きつけた崖を巻いて道は延びている。キャンプ場は、閉鎖されているので閑散としている。光滝寺キャンプ場のゲートを過ぎた辺りの小さな沢のところが沢から押し流された岩石で道は埋まり、さらに道の下は崩れ落ちていた。道は大きくえぐり取られていて復旧にはかなりの日数がかかりそうだ。とにかく崩落したガレバを乗り越えて先に進んだ。ガレバは山のそれに比べれば全く問題はない。 |
滝畑ダムBS(標高280m) |
吊橋 |
岩湧山登山口・トイレ |
御光滝へ |
通行止の原因個所を無事通過して御光滝へと進む。左側に御光滝の案内が出ていたので下ってみた。この川もかなり増水したのであろう滝への道は少し痛んでいた。滝壷近くまで行かず写真だけ撮った。そこから上を見ると道路から十分滝を鑑賞できそうだった。入口まで戻って道路から滝を見たがそこそこいい感じだった。 |
御光滝へ |
御光滝入口 |
御光滝 |
御光滝 道路より |
御光滝 道路より |
滝頭には大きな休憩所もあり、通行止になっていなければ紅葉の休日には賑わうのだろう。そこから20分ほど歩くと左下に小さな滝があった。ここが夫婦滝だとメンバーが行ったがGPSのGamin提供の地図ではまだ先になっている。滝が小さかったので違うだろうと先に進んだ。GPSに示した地点に行ったが今度は滝の気配もなかった。やはり先ほどの滝が夫婦滝と断定して元に引き返した。 |
夫婦滝へ |
夫婦滝へ |
夫婦滝 |
夫婦滝ミニ |
その夫婦滝の上に橋があり橋の右下の名もない小さな夫婦滝があったが美しかった。ここで昼になったので行動食をと思い昼食を少し食べた。
少しお腹が膨らんだところで燈明岳へと登りはじめた。左の道を進むと車の轍がありその先にトラックが止まっていて植林の手入れをしている人がいた。少し道を進みすぎたようなので燈明岳への道を聞いてみた。このままでも行けるが少し戻って右の尾根を登る人が多いと教えてくれた。
さっそく黄色いテープの巻かれた急尾根に取っ付いた。尾根には道がなく踏み跡を確認できる程度だ。先ほどの人の話だと元々は登山道ではないがよく登っている人を見かけるとのことだった。 |
滝を見て橋を渡り左に入る |
分岐から150m先で右の急な尾根に取付く(標高530m) |
尾根の急登 |
尾根の急登 |
尾根の急登 |
緩やかな尾根になり登山道もしっかりしてきた(標高600m) |
尾根の急斜面をよじ登る感じでしばらく登ると標高600m辺りで登山道らしい道になってきた。程なく右手が開け、三国山が見えてきた。標高700m辺りまで少し急な登りが続きそこから先は畑山標高818mを巻くように登って行く。 |
右手が開け三国山が見える(標高630m) |
三国山 |
まだまだ登りが続く(標高650m) |
緩やかな巻き道になる(標高750m) |
尾根の縦走路に出ると、深タワと呼ばれる鞍部標高770mに到着。標示も壊れかかっていて右は畑山、左は燈明岳になっている。
燈明岳へは整然と植林された檜林の中を進んでいく。緩やかな登りがしばらく続くと樹林の真ん中に着いた。方向感覚がなくなってしまった感じだ。左上に明るく少し開けているようなので登ってみると神野山標高869mの山頂だった。 |
尾根道に出る 深タワ(標高770m) |
尾根道を燈明岳へ |
尾根道を燈明岳へ |
途中の神野山山頂(標高869m) |
元に戻り今度は右折して下り始めた。少し下ると第十二番経塚があった。そこからまだ下りが続くので少し心配になりながらの下りだ。やっと鞍部になり登り返そうとすると左手に赤いテープがありどうも燈明岳への取っ付きのようだ。よく見ると案内板が地面に落ちていた。案内板を直して取っ付きを入るとかなりの急登になる。 |
檜林の中を歩く |
第十二番経塚(標高830m) |
燈明岳への取っ付き |
燈明岳へ最後の登り |
燈明岳山頂に13時40分到着、燈明岳は標高857mで三等三角点になっていて、中央に役行者石祠がお祀りしてある。展望は檜林で全く望めない。やっと目的地に着いたので遅い昼食にした。 |
燈明岳 山頂 |
燈明岳 三等三角点(標高856.8m) |
燈明岳 役行者石祠 |
燈明岳 山頂にて |
下山は、堀越観音を目指して下ったが、少し下ると展望台があった。展望台からは展望がいいのだろうが今日は全くだめだった。
展望台の下から九十九折れの細い林道があるが、登山道のショートカット道を下った。道は、枯葉の中に石ころがごろごろしていてかなり歩きにくい。怪我しないように注意しながら下る。 |
展望台 |
展望台よりの展望は曇りでいまいち |
堀越集落 |
たわわな柿の実 |
堀越集落が見えるところに飛び出した。ここに駐車場とトイレがあった。その先に堀越観音がありお参りに行った。
境内には大楠木やさざんかの老樹などがあり、観音堂が中央にあり、ご本尊は十一面観音。癪(しゃく)観音と呼ばれ、お腹の病気に特にご利益のたかい、霊験あらたかな観音様だそうです。 |
堀越観音 大銀杏 |
堀越観音 さざんかの老樹 |
堀越観音(標高665m) |
堀越観音 |
ここから妙寺までハイキング道路を下ろうかと思ったが、串柿を見てからだとこの急峻な地形から無理なようなので東谷に下ることにした。
一般道を下り始めるとショートカット道があり、それを下ったが途中から道がなくなり民家の裏に出てしまった。ジグザグの一般道を下るべきだった。一般道に出たところが丁度中畑の串柿のところに出た。中畑の串柿を鑑賞して、東谷へひたすら下った。 |
柿畑 |
柿 |
柿 |
串柿 中畑にて(標高470m) |
串柿 |
串柿 |
串柿 |
途中、文蔵の滝に立寄ったが滝は岩の奥にあり近寄ってみることは出来ない。行くとすれば夏場に滝壷近くまで水に浸かって入っていけるときに限られるだろう。
東谷バス停に15時50分頃到着、コミニティーバスは16時35分なのでそれまで待つことにした。15人ほどのパーティーは1駅先に下って行った。行き交ったバスの大きさを見てタクシーを呼んだようだ。我々の乗ったバスの運転手は大勢の客がいたので気を利かせてバスの増便をしたが行き違いで無駄になってしまった。いらんことはせんと待っていればよかったのに!
笠田駅に17時到着、17時10分のJR和歌山線で橋本へ、橋本から南海高野線で難波に無事戻った。下見に参加いただいた皆さんありがとうございました。 |
中畑集落 東谷より |
東谷バス停(標高320m) |
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燈明岳
標高:857m
三角点:三等
点名:東谷
標高:856.8m
所在:和歌山県伊都郡かつらぎ町
地図:内畑・岩湧山
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燈明岳 三角点 2013.11.06 |
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コース
難波(7:58)=[南海高野線]=河内長野(8:30/9:04)=[コミニティーバス]=
滝畑ダム(9:50/9:56)〜岩湧山登山口・トイレ10:03/10:06)〜光滝寺(10:18)〜
御光滝(10:46/10:53)〜夫婦滝*(11:19)〜
(夫婦滝*:地図表記場所を探して迷路・・・地図の誤記だった ロスタイム37分)〜
夫婦滝(11:56/捕食/12:10)〜深タワ(12:53)〜神野山(13:17)〜第十二番経塚(13:24)〜
燈明岳取付(13:34)〜燈明岳(13:40/昼食/14:04)〜展望台14:06)〜駐車場・トイレ(14:28)〜
堀越観音(14:31/14:47)〜中畑・串柿(15:10)〜文蔵の滝分岐(15:27)〜文蔵の滝(15:35)〜
文蔵の滝分岐(15:38)〜東谷BS(15:47/16:35)=[コミニティーバス]=笠田(17:00/17:10)
=[JR和歌山線]=橋本(17:29/17:41)=[南海高野線]=難波(18:30)
天 候 晴れのち曇り
参加者 3名
実施日 2013.11.06
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