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蓬莱山 |
かたの山歩会
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比 良 山
権現山 標高996m ホッケ山 標高1050m
蓬莱山 標高1174m 打見山 標高1108m |
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平〜アラキ峠〜権現山〜ホッケ山〜小女郎峠〜蓬莱山〜打見山 |
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3月26日、かたの山歩会で残雪の比良山に登った。JR堅田駅8時50分発の江若バスで平バス停へ向かう。バスは自由降車区間なので花折峠道入口で下車した。しかしバス代が1100円とかなりの高額だ。
登山準備をして花折峠道を歩き始める。少し歩くと一昨日に降ったと思われる新雪の道が続いている。峠道をしばらく登ると大きく道が曲がったところにアラキ峠を経て権現山の標識があり、ここからドン谷を登って行く。ドン谷には数ヶ所の砂防ダムがあり右岸を新雪を踏んで登って行く。
ドン谷をしばらく登ったところで衣服調整をしてアラキ峠まで標高差280mを登る。 |
花折峠道入口(標高480m) |
花折峠道から分かれてアラキ峠へドン谷を登る |
アラキ峠へ |
アラキ峠に到着(標高760m) |
アラキ峠に約50分で到着した。休憩を入れてここから尾根筋の急登が始まる。杉林の間の新雪を先頭がラッセルしながら登って行く。暖かくなったので霧氷はかたちばかりで尾根に出ても望めなさそうだ。 |
権現山への急登 |
霧氷 |
雪をかぶったトンネル? |
白銀の世界へ |
雪を載せた木々の枝が低くトンネル状態になってきた。時々頭上に雪の塊が落ちてきて悲鳴を上げていた。そんなトンネル状態を抜けると前方はぱっと開け、白銀の世界になってきた。
真白な雪面の奥に蓬莱山、ホッケ山が現れた。これからあそこまで新雪をラッセルしながら進んで行くのだ。 |
権現山へ |
白銀の世界 蓬莱山・ホッケ山 |
白銀の世界 武奈ヶ岳(左)・ホッケ山 |
権現山山頂に到着、素晴らしい眺望だ。眼下に琵琶湖そして霊仙山、比叡山が箱庭のように見える。さらに見渡すと瓢箪崩山から大原の焼杉山などが見え、遠くには愛宕山から地蔵山など素晴らしい大パノラマだ。
一方反対側には蓬莱山、ホッケ山がそびえていて、琵琶湖の向こうには霊仙山、御池岳など鈴鹿の山から湖東の山並みが眺められる。 |
権現山(標高996m)に到着 |
権現山の眼下に見える霊仙山 |
権現山のパノラマ 琵琶湖・霊仙山・比叡山・瓢箪崩山・焼杉山・・・愛宕山・地蔵山 |
権現山にて 写真:山歩会S氏 |
権現山は、標高996mで樹林帯から抜け出して広い新雪の頂だ。山頂で素晴らしい展望を楽しみ先へ進むのを忘れそうな雰囲気だ。
ここから先は新雪でルートを見定めながらラッセルして前進して行く。右側は所々雪庇になっているのでなるべく左側にコースをとって進む。正面にホッケ山、蓬莱山が見えて楽しく歩ける。 |
ホッケ山へ |
ホッケ山へ 右側は雪庇だ |
ホッケ山・蓬莱山(奥) |
ホッケ山・蓬莱山(奥) |
ホッケ山へ |
眺望を楽しみながら尾根なりに緩やかに下り、ホッケ山に照準を合わせて今度は北方向へ急登を進む。尾根が広いのでコース取りが難しい、できるだけ高い方向へと登って行く。権現山から約50分でホッケ山に到着した。 |
琵琶湖 |
琵琶湖 |
ホッケ山へ |
ホッケ山へ |
ホッケ山へ |
ホッケ山に到着 |
ホッケ山は、標高1050mで360度の展望台だ。昼時も過ぎている、幸い風も余りなかったのでここで昼食にした。山頂からは、雪を頂いた金糞岳や伊吹山も見え始めてきた。 |
ホッケ山 山頂(標高1050m) |
ホッケ山にて 写真:山歩会S氏 |
ホッケ山のパノラマ 琵琶湖・霊仙山・比叡山・瓢箪崩山・焼杉山・権現山・・・愛宕山・地蔵山 |
昼食後は今日の最高峰蓬莱山へとホッケ山を尾根筋に沿って下る。雪の絨毯が延びる尾根、右側は雪庇になっているので興味も持ちながらやはり左の樹林側を進む。
鞍部から小女郎峠手前のピークまでまた登り返す。標高差60mほどだが少し疲れてきたようだ。 |
ホッケ山をあとに蓬莱山へ |
蓬莱山へ 右は雪庇、要注意だ |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山 |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ小女郎峠へ下る |
ピークから小女郎峠へ下りまた登り返す。登り返すとまた蓬莱山が見えてくる。しかしなかなか近づかない、小ピークが2、3あって下って登り返せば山頂かと思えばそうでないのだ。でも正面に見える蓬莱山や琵琶湖を眺めながら前進だ。 |
小女郎峠(標高1075m)から蓬莱山へ |
小女郎峠 |
蓬莱山 |
蓬莱山へ |
蓬莱山 |
琵琶湖 |
やっと岩と石仏のあるところまで来た、この上が山頂だと頑張って登る、しかしまだ標高差約70mもあるのだ。みんな頑張って登り、なんとか全員山頂に到着した。 |
岩と石仏 |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山へ |
蓬莱山は、標高1174mで一等三角点になっている。比良山系で蓬莱山は、武奈ヶ岳(標高1214m)、コヤマノ岳(標高1181m)に次いで3番目の高さだ。またこれから行く打見山(標高1108m)は4番目だ。
山頂は広く、360度の大パノラマだ。 南西方向を望めば、琵琶湖、比叡山、瓢箪崩山、焼杉山そして登ってきた権現山、ホッケ山、遠くに・愛宕山、地蔵山などが望める。北東方向には、武奈ヶ岳、コヤマノ岳、堂満岳、釈迦岳、そして打見山、遠くに白山・金糞岳・伊吹山・霊仙山と大パノラマだ。
山頂から打見山は、びわこバレーになっていて多くのスキーヤーやボーダーが元気に滑降したりジャンプしたりしていた。 |
蓬莱山 一等三角点 |
蓬莱山 一等三角点(標高1174m) |
蓬莱山山頂にて 写真:山歩会S氏 |
琵琶湖・比叡山・瓢箪崩山・焼杉山 権現山・ホッケ山 ・・・愛宕山・地蔵山 (南西方向の展望) |
武奈ヶ岳・コヤマノ岳・堂満岳・釈迦岳・打見山・・・遠くに白山・金糞岳・伊吹山・霊仙山と大パノラマ (北東方向の展望) |
蓬莱山山頂にて |
武奈ヶ岳・コヤマノ岳・堂満岳・釈迦岳 |
打見山 |
打見山へびわこバレースキー場端を下る |
打見山 |
打見山へ |
スキー場の脇を打見山へ、一旦下り登り返した。新雪が深いためキタダカ登山道を下るのをあきらめ、ロープウエイで、あっという間に下った。なんとロープウエイ代は1100円で結構高い。
山麓駅から志賀駅までバスが出た後だったので歩いて下山した。残雪の上に新雪があり白銀の世界を楽しんだ。お世話頂いた山歩会のみなさん素晴らしい山旅をありがとうございました。 |
打見山より蓬莱山を望む |
ロープウエイで山麓駅に下山 |
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蓬莱山
基準点名:比良ケ岳
等級種別:一等三角点
標高:1173.9m
所在:滋賀県大津市
地図:比良山
蓬莱山 蓬莱山山頂
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蓬莱山 一等三角点 1587m 2015.03.26 |
権現山
標高:996m
基準点:なし
所在:滋賀県大津市
地図:比良山
権現山 |
権現山 山頂 996m 2015.03.26 |
ホッケ山
標高:1050m
基準点:なし
所在:滋賀県大津市
地図:比良山
ホッケ山 |
ホッケ山 山頂 1050m 2015.03.26 |
打見山
標高:1108m
基準点:なし
所在:滋賀県大津市
地図:比良山
打見山 |
打見山 蓬莱山より 1108m 2015.03.26 |
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コース
堅田駅(8:50)=[バス]=平BS(9:25/9:33)〜アラキ峠(10:23/10:27)〜
権現山(11:23/11:34)〜ホッケ山(12:23/昼食/12:49)〜小女郎峠(13:22)〜
蓬莱山(14:16/14:36)〜打見山(15:00)〜山頂駅(15:04/15:10)
=[びわこバレーロープウエイ]=山麓駅(15:15/15:28)〜志賀駅(16:00)
天 候 快晴
参加者 10名
実施日 2015.03.26
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