鬼ヶ島 山頂にて
友歩会定例会
有馬三山と有馬の山
鬼ヶ島 標高580m 水無山 標高658m 高尾山 標高739m
湯槽谷山 標高801m 灰形山 標高619m 落葉山 標高533m
有馬口〜鬼ヶ島〜水無山〜高尾山〜湯槽谷山〜灰形山〜落葉山〜有馬温泉
 4月25日、友歩会定例会で有馬三山と鬼ヶ島、水無山、高尾山に登った。阪急梅田駅を8時の特急新開地行きで出発、新開地で神戸電鉄三田行きに乗換へ有馬口で下車した。

 有馬口駅から歩き始め、唐櫃団地を抜けると阪神高速7号北神戸線高架下を過ぎると林道になる。水無川に沿って少し歩くと尾根への取付があるがその手前に案内板がありそれを確認する。

有馬口駅(標高290m)を出発

阪神高速7号北神戸線高架下を行く

鬼ヶ島へ

案内板
 林道脇に鬼ヶ島水無山入口の小さな標識がありそこから登り始める。登山口からいきなりの急登のジグザグ道になる。鬼ヶ島まで標高差230mぐらいなので簡単に登れると思っていたがちょっと厳しい登りになった。季節柄暑くもなく寒くもなくところどころにミツバツツジが咲いていて快適だ。

鬼ヶ島へ 登山口(標高355m)

鬼ヶ島へ

鬼ヶ島へ

鬼ヶ島へ

鬼ヶ島へ フーフー・ハーハー・ルンルン

鬼ヶ島へ

鬼ヶ島へ

鬼ヶ島 マザーツリー2 アカガシの大樹
 山頂近くになると大きな木が見えてくる。アカガシの木で六甲山マザーツリーの2番だそうだ。六甲山マザーツリー(母なる木)は、現在20本選ばれているそうだ。立派なアカガシを記念にみんなで写真を撮った。アカガシの木の上が鬼ヶ島の山頂だ。

 鬼ヶ島は、標高580mで山頂はヤセ尾根で非常に狭い。正面に水無山にかぶって高尾山が見え、右手に逢ヶ山が見える。鬼ヶ島の山名に興味があって調べてみたがよく分からなかった。

鬼ヶ島 マザーツリー2 アカガシの大樹

水無山・高尾山・・・逢ヶ山 鬼ヶ島より

鬼ヶ島 山頂(標高580m)

鬼ヶ島 山頂(標高580m)

鬼ヶ島にて

ミツバツツジ
 鬼ヶ島から少し下り水無山へと登って行く。尾根の急登で尾根幅が余広くないのでジグザグではなく直登で厳しい。鞍部から水無山まで標高差110mほど頑張って登る。尾根先が岩場になってくると水無山の山頂だ。

水無山へ

水無山へ

水無山へ

水無山山頂!
 水無山は、標高658mで岩が露出している狭いヤセ尾根のピークだ。山頂からは、逢ヶ山から有馬口、三田の方向がよく見える。高速道路も見えジオラマのようだ。

水無山へ

水無山 山頂(標高658m)

水無山から有馬口、三田辺りを望む

水無山から有馬口、三田辺りを望む

水無山から逢ヶ山を望む

高尾山へ
 展望を楽しんで山頂をあとに鞍部へと標高差40mほど下る。下り着いた鞍部は水無峠、ここから元気だと一座追加して逢ヶ山に登ってと思っていたが、予定通り高尾山へ登り返した。

高尾山へ

高尾山へ

高尾山へ20分 水無峠(標高615m)

高尾山へ
 水無峠から標高差120mあまり、頑張って登りお昼ご飯にしよう。急登を登り切ると高尾山山頂に到着する。

 高尾山は、標高739mで山頂は広いが雑木林で展望はない。逢ヶ山からつながる仏谷峠からの道、これから行く湯槽谷山への道もこの山頂で分岐になっている。ちょうど昼時間になったので昼食にした。

高尾山へ

高尾山へ

高尾山へ

高尾山 山頂(標高739m)

高尾山に到着

高尾山に到着 きつい登りだったなあ!

高尾山 山頂にて

湯槽谷山へ

湯槽谷山へ

六甲山 ロープウエイ山頂駅が見える

湯槽谷山 山頂(標高801m)
 高尾山をあとにほんの少し下り、湯槽谷山へと続く尾根を進む。小さなピークを越えたあたりで右側に六甲山が見えてくる。六甲山山頂のアンテナなどが見え、右手にはロープウエイ山頂駅などが見える。

 その先に進むと極楽茶屋跡からの分岐になる。ここから少し急になると湯槽谷山山頂に到着する。
湯槽谷山は、標高801mで広い山頂に有馬三山の碑が建っている。山の名は、行基が湯槽(湯桶)を作る木をこの山から切り出したことからついたらしい。

湯槽谷山 山頂にて
 湯槽谷山をあとに灰形山へと向かう。今度は急登ではなく急な下りが続く、標高差は240mほどだ。登りもしんどかったがこの下りも大変だ。途中で若いファミリーと行き交った。幼稚園ぐらいの男の子と女の子の山登りに元気をいただいた。

灰形山へ

灰形山へ

灰形山へ

灰形山へ 下りの階段もうくたびれた
 紅葉谷分岐まで下ると今度は標高差60mの登り返しだ。下りでかなり足腰がくたびれているが頑張って登り返す。

 灰形山は、標高619mで湯槽谷山方向が開けている。山頂には古い基準点が残っている。灰方山の名前は、千利休が茶会のとき風炉の灰をこの山のように盛ったことからついたそうだ。

紅葉谷分岐(標高555m)

灰形山へ

湯槽谷山 灰形山より

灰形山 山頂(標高619m)

灰形山 山頂にて
 有馬三山最後の落葉山へと向かう。灰形山から鞍部の有馬温泉分岐まで標高差120mほどの下りだ。しばらく急坂を下ると落葉山が見えてくる。落葉山は、2つの峰があると聞いていたがこの地点から見るとそれが確認できた。さらに下るとヤセ尾根になってきて、岩を越えたり巻いたりしながら下って行く。

落葉山へ

落葉山へ

落葉山 北西峰(左)・主峰(右)

落葉山へ 岩場のヤセ尾根を進む

落葉山へ 岩場のヤセ尾根を越える

湯槽谷山・灰形山 落葉山より
 少しトリッキーな個所を無事通過すると有馬温泉分岐になる。ここからジグザグに落葉山山頂へと登って行く。途中で六甲山、湯槽谷山、灰形山などが展望できる。

六甲山・湯槽谷山・灰形山 落葉山より
 登り切った所に有馬三山の3つ目の碑が建っていて、刈り込んだクマザサの中に三角点がある。
落葉山は、標高533mで四等三角点になっている。三角点位置からは展望は望めないが直ぐ先に妙見寺が建っていて寺の周りから六甲の山を展望できる。

落葉山の山の名は、有馬を開いた坊さんが、この山から落ち葉を投げたところ、有馬温泉の泉源に舞い降りたとかで落葉山とついたそうだ。

落葉山 四等三角点(標高533m)

落葉山 四等三角点(標高533m)

妙見寺

八重桜
 今日は、有馬口から鬼ヶ島、水無山、高尾山の尾根を北から南へ登り、高尾山から湯槽谷山へ東に回りこみ、湯槽谷山から灰形山、落葉山への有馬三山を南から北へと歩いた。距離は7.5kmとあまりないがアップダウンが相当厳しかったようだ。ざっくり計算すると登りの累計685m、下りの累計605m程度の行程だった。

 有馬温泉に入っていく計画をしていたが、人人人で入浴を止め帰途につき、宝塚のaaで反省会をした。ここのaaは登山客が入れ替りで大繁盛だ。皆さん大変お疲れ様でした。楽しい山旅ができてよかったと思います。皆さんありがとうございました。

八重桜

シャガ
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鬼ヶ島

基準点:なし
標高:580m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬









鬼ヶ島 山頂 580m 2015.04.26
水無山

基準点:なし
標高:658m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬









水無山 山頂 658m 2015.04.26
高尾山

基準点:なし
標高:739m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬








高尾山 山頂 739m 2015.04.26
湯槽谷山
標高:801m
基準点名:四等三角点
標高:752.0m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬
三角点は、南の尾根にある

  湯槽谷山 灰形山より

湯槽谷山 山頂 801m 2015.04.26
灰形山

基準点:なし
標高:619m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬


湯槽谷山・灰形山(右) 灰形山より 
 
灰形山 山頂 619m 2015.04.26
落葉山

基準点名:落葉山
標高:533.0m
所在:兵庫県神戸市北区
地図:有馬

  落葉山三角点          落葉山

落葉山 四等三角点 533.0m 2015.04.26

コース
 阪急梅田(8:00)=[特急新開地行き]=新開地(8:34/8:04)=[三田行き]=
有馬口(9:17/9:26)〜鬼ヶ島登山口(9:57)〜鬼ヶ島(10:37/10:51)〜
水無山(11:14/11:21)〜水無峠(11:30)〜高尾山(11:46/昼食/12:17)〜
縦走路分岐(12:36)〜湯槽谷山(12:42/12:51)〜紅葉谷分岐(13:22)〜
灰形山(13:37/13:49)〜有馬温泉分岐(14:16)〜落葉山(14:25/14:36)〜
有馬温泉(14:53/15:10)=[バス]=宝塚(15:46)

天 候  晴れ
参加者 8名
実施日 2015.04.25