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一ノ滝 |
大峰山
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弥山川 双門滝 弥 山 標高1819m |
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熊渡〜白川八丁〜[弥山川]〜双門滝〜川原小屋跡〜狼平〜弥山 |
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5月15日から17日で弥山川を登り弥山へそして、八経ヶ岳から七面山に登った。第1日目午後、阿部野橋を近鉄特急で下市口へ、ここから奈良交通バスで洞川に夕方入った。今日は移動だけで洞川温泉あたらし屋旅館で明日に備えた。
5月16日第2日目、今日は今回のメインハイライト弥山川を登り双門滝をこの目で見ることだ。あいにく夜半から雨が降り出し、今朝は小雨の状態だ。宿の車で登山口の熊渡(くまど)まで送って頂いた。 |
熊渡からスタート(標高680m) |
川迫川を渡り林道を行く |
6時40分熊渡から橋を渡って林道を登って行く。林道を歩くこと約40分、広い林道が細くなる手前で左側の坂を下って行く。5分ほど下ると広い河原に出る。白川八丁といわれる広い河原で約1kmほどありそうだ。 |
林道から白川八丁へ |
白川八丁に到着(標高810m) |
白川八丁を進む |
早速渡渉が始まる |
1kmほど歩くと大きな岩がごろごろしはじめ、伏流水の川が表に現れ、早速渡渉が始まった。2回ほどは難なく渡渉できたが、3回目だったと思うが靴を脱いで裸足で渡渉、素足では痛くてたまらない、また苔で滑る。その後もかなり深く長いところを素足で渡ったが痛い、滑る、冷たすぎるなど靴を脱ぐのがベターではなさそうだ。以降20回ほど渡渉したと思うが靴のままザブザブ渡ることにした。靴はグチュグチュで冷たい、我慢我慢。
白川八丁を歩き始めて約30分、左岸に渡渉して崖下をへつると釜滝が見える。右岸に渡渉して小休止し、高巻きしながら急斜面を登って行くと、下に弥山ダムが見えてくる。さらに登ると落ちそうな古い鉄バシゴを渡って行く。足元の下には古いハシゴが滑落していて高度感が増してくる。 |
釜滝(標高840m) |
沢には大きな岩がごろごろ |
双門弥山へ挑戦開始 |
弥山ダム |
双門へ |
双門へ |
高巻きから河原に戻り、これからの岩場に備えハーネスを着用する。沢沿いに進むと河原にカツラの巨木が目立つ。左岸に渡渉し絶壁の裾を前進し、切り立った大きな岩を攀じ登っていく。足元は川で小さな足がかりで登ると又大岩になり、壊れそうなハシゴを登り頭上の赤くさびた鉄橋を渡る。 |
弥山川 |
岩場に備えハーネスを付ける |
双門へ |
双門へ |
双門へ |
双門へ |
鉄橋を渡ると足元に滝が見えてくる。滝は下から一ノ滝、二ノ滝で三ノ滝は見えないがこの上にあるそうだ。左下には長い吊橋が対岸へ架かっている。
正面に見える一ノ滝、二ノ滝は、今日の大きな期待の滝で圧巻だ。水量が多く水飛沫をあげながら暴れ落ちるさまは感動だ。マイナスイオンを浴びながら吊橋を渡る。素晴らしい滝を眺めながら小休止にした。 |
一ノ滝・二ノ滝 |
吊橋 |
一ノ滝・二ノ滝 |
二ノ滝 |
一ノ滝 |
吊橋から先は、鉄ハシゴが連続し、ほぼ垂直の岩壁を登って行く。連続のハシゴがいつまで続くのか、ハシゴの数は幾つあるのか見当がつかないほどだ。またハシゴとハシゴの繋ぎは木の根っ子だったりクサリのかかった岩だったりと気を休める暇がない。 |
双門へ吊橋を渡る |
双門へ |
双門へ ハシゴが連続して続く |
双門へ |
双門へ |
今日一番の双門滝は霧の中 双門テラスより |
今日のメインハイライトになるはずだった双門滝テラスに到着、周りは一面の霧に覆われて何も見えない状態だ。ここからの景色、双門滝を見ようと必死で登ってきたのに、舞台の緞帳は降りたままだ。残念残念残念、テラスで取り合えず昼食にした。食事をしていると薄っすらと滝が幻のように見えたが期待とはほど遠い眺めだった。双門滝は又次の機会に再会できる事を期待して河原小屋跡へと進めた。
鉄ハシゴ、クサリ、岩場などをクリヤーしながら進んで行く、右下には三鈷滝が木々の間から覗ける。まだまだトリッキーなところが続く。 |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
三鈷滝 |
岩場やハシゴ場を通過し、広い河原に出る。広い河原をしばらく行くと川原小屋があった辺りが山崩れで川を塞ぎ大きな岩がゴロゴロして様相が全く変わっているようだ。 |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
河原小屋跡へ |
弥山川 |
弥山川 渓谷を抜け広い河原になってきた |
河原小屋跡へ |
河原小屋があったと思われる河原 |
狼平へ |
狼平へ |
弥山川 |
狼平へ |
狼平へ |
大きく変貌した河原を渡渉しながら上流へと登って行く。大きな岩がゴロゴロ越えては渡渉し、狼平への難所を登って行く。絶壁の岩肌にオオミネコザクラが美しく咲いていた。宙吊りのハシゴ場があるが今回は左奥の岩陵を登った。登り切ると絶壁に打ち込まれたピンをトラバースするのもかなりスリルがある。 |
狼平へ |
狼平へ |
狼平へ |
狼平へ |
狼平へ |
狼平へ |
狼平へ |
オオミネコザクラ |
狼平へ |
クサリ梯子 |
狼平へ |
狼平へ |
ピンを足場に岩をトラバース |
足場のピン |
聖門滝の滝頭よりさらに上がると狼平に顔ををだす。今までの厳しい渓谷から狼平への吊橋を渡ると天国のような雰囲気の場所になる。緑の広場の奥には避難小屋がありその横には清流がありホッとする居場所だ。 |
狼平へ |
聖門滝 |
狼平へ |
狼平へ |
狼平(標高1595m) |
狼平 |
狼平の吊橋 |
少し休憩して弥山までの最後の登りだ。霧の中の階段道を登って行くがかなり疲れが溜まっているのでフラフラだ。我慢を重ねてなんとか弥山に到着した。弥山小屋に入って衣服を乾かしたが汗と雨でかなり濡れた。靴と靴下はずぶ濡れだ。有名な一汁一菜に近い食事を頂いてからしばらく歓談して就寝した。幸か不幸か明日は、良い天気のようだ。 |
弥山へ |
弥山へ |
弥山へ |
弥山へ |
弥山(標高1819m) |
弥山小屋 |
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弥山
標高:1819m
基準点:なし 所在:奈良県天川村
地図:弥山
弥山 奥駈道より |
弥山 1819m 2015.05.16 |
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コース
/15
阿部野橋(14:40)=[近鉄特急]=下市口(15:41/16:17)=[奈良交通バス]=洞川(17:28)
あたらし屋旅館 (泊)
5/16
あたらし屋旅館(6:25)=[送迎車]=熊渡(6:40)〜白川八丁入口(7:20)〜釜滝(7:53)〜
弥山ダム(7:58)〜(8:35/休憩・ハーネス装着/8:50)〜吊橋・一ノ滝・二ノ滝(9:45/9:55)〜
双門テラス・双門滝(11:07/昼食/11:33)〜三鈷滝(12:33)〜河原小屋跡(13:35)〜
狼平(15:23/15:32)〜弥山(16:30)〜弥山小屋(16:35) (泊)
5/17
弥山小屋(6:40)〜八経ヶ岳(7:07/7:15)〜明星ヶ岳(7:33)〜舟ノ乢(9:36)〜
七面山遥拝石(9:46)〜楊枝ノ森(9:55)〜七面山・東峰(10:53/昼食/11:12)〜
七面山・西峰(11:32/11:44)〜P1397(12:31/12:41)〜七面山登山口(13:14/13:21)
〜[林道]〜林道ゲート(14:30/14:37)=[タクシー]=
大塔温泉夢乃湯(15:24/入浴/16:12)=下市口(17:06/17:18)=[近鉄特急]=
阿部野橋(18:21)
天 候 5/16 小雨 5/17 晴れ
参加者 4名
実施日 2015.05.15-05.17
ツアー 毎日新聞旅行 inada
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