|
山頂駅〜浅草岳〜薬師岳〜八ツ峰〜入道岳〜[新開道]〜登山口 |
|
10月4日から8日で越後の荒沢岳、中ノ岳、八海山に登った。第4日目10月7日は八海山登山だ。
7時45分龍氣を送迎バスで出発し、八海山ロープウエイ山麓駅へ、始発8時20分のロープウエイで山頂駅に向かった。残念ながら雲がかかって展望がよくない。 |
八海山ロープウエイ山麓駅(標高376m) |
八海山ロープウエイ |
八海山の案内(登山道の状況) 八海山ロープウエイ山麓駅案内板より |
山頂駅に到着 |
八海山ロープウエイ山頂駅 |
山頂駅から浅草岳、女人堂を目指して歩き始めた。四合目、五合目と過ぎ、漕ぎ池で小休止、しばらく登ると急登になり登り切ると女人堂に到着した。 |
八海山縦走出発(8:34)(標高1160m) |
薬師岳へ(8:39) |
四合目(8:45)(標高1215m) |
薬師岳へ(8:51) |
四合半(8:59) |
山は雲がかかって見えない(9:14) |
浅草岳(9:18) |
漕ぎ池に到着(9:21) |
漕ぎ池(標高1260m) |
薬師岳へ(9:28) |
薬師岳へ(9:38)(標高1310m) |
薬師岳へ(9:41) |
浅草岳山頂 六合目(9:47)(標高1370m) |
浅草岳山頂女人堂 |
女人堂は浅草岳山頂にあり、標高は1370mで六合目、八海山大神がお祀りしてある。山頂広場で休憩して薬師岳へ登りはじめた。しばらくは緩やかな登りだが標高1450m辺りから次第に急登になってくる。またこの辺りで左手斜面が紅葉してすばらしい。 |
女人堂を出発(9:55) |
薬師岳へ(10:06) |
紅葉 |
程なく七合目標高1520mを通過する。標高差約100mの急登が過ぎるとクサリ場になる。標高差30mほどの岩場にクサリが下がっているがそれほど急斜面ではないのでクサリがなくても十分登れる。 |
七合目(10:20)(標高1520m) |
薬師岳へ(10:22) |
薬師岳へ(10:34) |
クサリ場(10:36)(標高1620m) |
クサリ場 |
クサリ場 |
クサリ場を登り切ると、薬師岳山頂に到着する。薬師岳は標高1654mで三等三角点になっている。しかし三角点は一面のクマササの中にあるのだろうが見つけるのは困難なようだ。 |
薬師岳山頂 八合目(10:42)(標高1654m) |
薬師岳 山頂の鐘 |
千本槍小屋へ |
千本槍小屋 九合目(10:50) |
薬師岳 千本槍小屋より |
地蔵岳 千本槍小屋より |
薬師岳から少し下って登り返すと数分で千本槍小屋に到着する。ここで八ッ峰縦走の支度をする。ハーネスを着けてセルフビレイの準備とヘルメットをかぶった。
正面に地蔵岳がそびえていてこれから幾つもの岩峰を縦走するので期待と楽しみに加えて少し恐怖も感じさせられる。 |
八海山の案内(八ッ峰縦走路) 八海山ロープウエイ山麓駅案内板より |
地蔵岳へ(11:05) |
地蔵岳へ |
千本槍小屋を出発、正面の地蔵岳へ地蔵岳の絶壁を右から巻いて、不動岳との鞍部へ分岐Aから登って行く。 |
地蔵岳を巻いて進む |
分岐A(11:12) |
地蔵岳へ(地蔵岳往復しないで不動岳へ) |
分岐Aから少し登ると右に折れ直ぐに不動岳の山頂に到着した。説明がなかったように思うが八ッ峰の1番目、地蔵岳をパスしたようだ。
地蔵岳はNHKの大河ドラマの天地人のオープニングに使われている所で、多くの人が山頂を目指して登っている。護摩壇岩も楽しみにしていたのだ。是非登りたかったのだが残念だった。
不動岳から後を振り返ると地蔵岳がそびえていて山頂には多くの登山者が登っているのが見えた。八ッ峰の2番目不動岳には、石仏や祠がお祀りしてあり、危険注意の標識が立てられていた。それには、「これから先は鎖場の連続非常に危険です。・・・転落すれば助かりません。・・・」と記されていた。 |
不動岳に到着(11:21) |
不動岳山頂 |
不動岳山頂に危険注意板 |
不動岳山頂の祠・石仏 |
不動岳から地蔵岳を振返る |
不動岳を降りはじじめる |
気合いを入れて不動岳山頂を越えその先からいきなりクサリ場を降下する。一つ目のクサリ場を無事クリアーした。 |
不動岳の先の七曜岳・白河岳 |
不動岳を降りる |
不動岳を降りる |
不動岳の先の七曜岳・白河岳 |
不動岳を振返る |
不動岳を降りる |
鞍部に降り七曜岳へ登り返していく。岩稜と紅葉と濃い緑が美しくその中の急登を登って行く。霧が晴れれば目も覚めるような美しさではなかろうか。最初に登った不動岳を振返ると、どっしりした岩峰だ。 |
七曜岳へ登り返す(11:32) |
不動岳を振返る |
七曜岳へ |
八ッ峰の3番目は、七曜岳だが山頂は確認できなかった。正面に白河岳、釈迦岳の峰が続いてそびえている。美しい岩のクサリ場を下り登り返す。岩場を登りその岩峰を巻いて進むと八ッ峰の4番目の白河岳と思われる峰に到着。峰の標石は読み取りができず、多分白河岳ではなかろうか。 |
峰が続く |
白河岳・釈迦岳 |
白河岳へ(11:43) |
白河岳へ(11:43) |
白河岳へ(11:43) |
白河岳へ(11:45) |
白河岳 |
白河岳へ(11:50) |
通過した尾根を振返る |
白河岳(11:54) |
白河岳を降りる(11:54) |
白河岳からの降下はかなり厳しい。ここのクサリ場は標高差10mほどあるようだ。気合いを入れてクサリ場を降下した。直ぐに岩の峰を登り返していく。しばらくしてうしろを振り返るとアンカーのサブリーダーがロープを回収して白河岳のクサリ場を降下していた。降りる時は分からなかったがここから見るとすごい岩を降下したのだ。 |
白河岳を降りる(11:58) |
白河岳(釈迦岳)へ(11:59) |
白河岳(釈迦岳)へ(11:59) |
白川岳(釈迦岳)へ(12:02) |
秋色 |
白河岳から降下を振返る(12:04) |
白川岳(釈迦岳) |
通過した白河岳を振返る |
白川岳山頂と摩利支岳 |
八ッ峰の5番目の釈迦岳に到着、峰の標石は白川岳と刻まれていた。ロープウエイの案内やパンフレットによれば、この峰の名は「釈迦岳」「白川岳」「白河岳」などと謂れや宗教上の名が付けられたのだろう。 |
白川岳(釈迦岳)(12:13) |
白川岳山頂と摩利支岳 |
白川岳山頂と摩利支岳 |
白川岳山頂を振返る |
白川岳山頂を降下その先摩利支岳(12:14) |
細長い峰の先からの降下は、標高差15m以上はあり慎重に降りる。次に見える摩利支岳の岩峰に錦が織り成し霧がかかり何か厳かな感じを受ける。 |
白川岳山頂を降下(12:15) |
摩利支岳 分岐Bより(12:16) |
分岐B(12:16) |
分岐Bの鞍部に下りこれから後半の3峰に挑戦だ。摩利支岳へ岩峰のハシゴを登り、岩の尾根を登り詰める。うしろを振り返ると越えてきた峰が静かに見える。 |
摩利支岳へ |
摩利支岳へ(12:18) |
摩利支岳へ(12:19) |
通過した尾根を振返る |
八ッ峰の6番目摩利支岳に到着、大きな岩の峰でここからの降下も15mほどだろうか。時間がかかるのでクサリと、ロープの懸垂下降に分かれて降りた。始めての懸垂下降だったので最後のアンダーカット部で足元のホールドがなくなり宙ぶらりんになった。少し練習をしなければと思った。 |
摩利支岳へ(12:23) |
摩利支岳へ(12:24) |
摩利支岳を降下(12:24) |
摩利支岳を降下(12:29) |
摩利支岳を降下(12:39) |
大日岳へ(12:40) |
大日岳を目指して岩場を登って行く、途中峰になったピークを登ったがそれが八ッ峰の7番目剣ヶ峰だったのだろうか。やがて大きな岩峰の大日岳に到着。 |
大日岳へ(12:41) |
大日岳へ 剣ヶ峰?(12:51) |
摩利支岳を振返る |
大日岳山頂(13:02) |
大日岳は、標高1720mで八海山の主峰、八ッ峰の8番目で八海山の十合目だ。八海山は八ッ峰をさすことが多いようだが、これから登る入道岳は山域の最高峰だ。
山頂からの景色は素晴らしく、錦の衣を羽織った入道岳はじつに美しい。また沢に広がる紅葉もなかなかいいもんだ。 |
大日岳山頂(八海山山頂 標高1720m 十合目) |
大日岳を降下(13:05) |
入道岳 大日岳より |
入道岳 大日岳より |
紅葉 |
大日岳をあとに鞍部の分岐Cへ。ここから入道岳へ秋色の道を登って行く。入道岳の眺めもすばらしく、右手前方には雲をかぶった越後駒ヶ岳、中ノ岳も見える。うしろを振り返ると今縦走してきた八海山の八ッ峰が、大日岳で懸垂下降に使ったロープをしまいながら遅れてサブリーダーが降下している様子も楽しめる。 |
入道岳へ(13:15) |
大日岳を降下(13:15) |
大日岳を降下(13:22) |
分岐C(13:30) |
大日岳(13:31) |
入道岳 |
大日岳 |
越後駒ヶ岳 |
入道岳 |
越後駒ヶ岳・中ノ岳・入道岳 |
入道岳 |
八海山(八ッ峰) |
八海山(八ッ峰) |
八海山(八ッ峰) |
入道岳へ(13:48) |
入道岳へ(13:54) |
入道岳に到着、入道岳は標高1778mでなだらかな山頂だ。山頂には入道岳の標識と九ヶ岳の標識が立っていた。前述のように入道岳は八海山の最高峰だ。山容は八ッ峰に比べて穏やかなゆったり険しさのない山だ。
八海山は、昨日登った中ノ岳と2010年に登った越後駒ヶ岳の三座で越後三山、魚沼三山と呼ばれている。 |
入道岳 山頂(標高1778m) |
入道岳(丸ヶ岳)(13:55) |
入道岳へ(13:57) |
八海山八ッ峰 |
八海山八ッ峰 |
入道岳をあとに(14:13) |
八海山の浅草岳、薬師岳、八ッ峰、入道岳を縦走してこれから下山にかかる。下山は八ッ峰の迂回路を下るとロープウエイの最終時間に間に合わない可能性があり、ロープウエイを使わずに登山道を歩いて下山することになった。 |
分岐Cへ(14:19) |
八海山八ッ峰 |
八海山八ッ峰 |
八海山八ッ峰 |
大日岳(14:35) |
分岐C(14:36) |
登山口へ(14:38) |
分岐Cまで戻り、ここから迂回路を下り始め、大日岳の岩峰の裾の急坂を下る。ハシゴなどもありかなり厳しい下りだがこれが迂回路だ。 |
登山口へ(14:42) |
登山口へ(14:48) |
分岐D(14:59) |
登山口へ(14:59) |
分岐Dまで下り、そのまま岩峰の巻き道を進めば千本槍小屋へ続いているが、この分岐から新開道を下り始めた。
新開道とはいえ、かなり厳しい巻き道や急な岩場道がしばらく続く。こんな調子ではいつ下山できるか心配になるころ尾根に出て整備された広い登山道になった。 |
登山口へ(15:09) |
登山口へ(15:32) |
登山口へ(14:48) |
登山口へ(16:11) |
登山口を目指してひたすら下ると正面に小高いピークが見えてきた。そのピークに登り返すとカンパン倉と呼ばれ七合目になっている。天気がよければここから八ッ峰が眺められそうだが今日はだめだ。 |
カッパン倉 |
登山口へ(16:13) |
登山口へ(16:18) |
七合目・カッパン倉(標高1268m)(16:22) |
登山口へ(16:35) |
五合目(16:38) |
登山口へ(16:45) |
稲荷清水(17:02) |
五合目、稲荷清水へと下り、三合目で一息入れてヘッドランプを用意した。程なく暗くなりヘッドランプを点灯して下った。林道に出たが閉鎖されていてそれに沿った登山道を下った。やがて火の用心の横断幕がライトに照らされると登山口に到着した。 |
登山口へ(17:03) |
登山口へ(17:39) |
八海山登山口案内板 |
八海山登山口に全員無事下山(18:00) |
18時登山口に全員無事下山、非常に変化に富んだ行程だった。送迎バスで今日の宿、龍氣へ戻り温泉につかって疲れを癒やした。
リーダーさんありがとうございました。参加者の皆さん楽しい山旅をありがとうございました。今日は特に危険と隣り合わせの山登りだったので、全員無事登頂でき感激でいっぱいです。ありがとうございました。 |
|
|
|
ページ先頭へ |
|
|
|
|
入道岳
基準点名:なし
等級種別:−
標高:1778m
所在:新潟県南魚沼市
地図:八海山
入道岳 大日岳より 丸ヶ岳(入道岳)山頂 |
入道岳 山頂 1778m 2015.10.07 |
大日岳
基準点名:なし
等級種別:−
標高:1720m
所在:新潟県南魚沼市
地図:八海山
大日岳 分岐Cより 大日岳 山頂 |
大日岳 山頂 1720m 2015.10.07 |
薬師岳
基準点名:八海山
等級種別:三等三角点 (三角点探訪できず)
標高:1653.7m
所在:新潟県南魚沼市
地図:八海山
薬師岳 千本槍小屋より |
薬師岳 山頂 1654m 2015.10.07 |
浅草岳
基準点名:なし
等級種別:−
標高:1370m
所在:新潟県南魚沼市
地図:八海山
浅草岳 |
浅草岳 山頂 1370m 2015.10.07 |
|
|
コース
10/4 曇り
新大阪(9:40)=[ひかり462号]=東京(12:40/13:16)=[MAXとき325号]=
浦佐(14:43)=[送迎バス]=奥只見・銀山平 湖山荘(15:50) (泊)
10/5 曇り 荒沢岳登山
湖山荘(5:00)=[送迎バス]=荒沢岳登山口(5:02/5:07)〜前山(6:00/6:08)〜
P1206(6:37)〜前ー下P1260(7:00/ハーネス等装着/7:25)〜前ー下(7:35)〜
前ー直下踊場(8:07)〜前ー(8:50)〜荒沢岳(10:28/10:57)〜前ー(12:19/12:32)〜
前ー直下踊場(13:20)〜前ー下(13:58)〜前ー下P1260(14:07/ハーネス等脱着/14:20)〜
P1206(14:38)〜前山(14:59/15:06)〜荒沢岳登山口(15:43/15:50)=[送迎バス]=
湖山荘=六日町 龍氣(17:27) (泊) 10/6 曇り 中ノ岳登山
龍氣(4:28)=[送迎バス]=中ノ岳登山口(5:00/5:07)〜一合目(5:50/5:58)〜
二合目(6:38/6:46)〜三合目(7:18/7:26)〜四合目(7:51/7:57)〜
五合目・日向山(8:43/8:53)〜六合目(9:14)〜七合目・小天上(9:45/9:55)〜八合目(10:26)〜(10:30/10:36)〜九合目・池ノ段(10:57)〜中ノ岳(11:17/昼食/11:52)〜
九合目・池ノ段(12:07)〜八合目(12:26)〜七合目(12:47/12:58)〜六合目(13:20)〜
五合目(13:40/13:50)〜四合目(14:20)〜三合目(14:38)〜(14:40/14:48)〜
二合目(15:11)〜一合目(15:42/15:52)〜中ノ岳登山口(16:19/16:29)=[送迎バス]=
龍氣(17:14) (泊)
10/7 曇り 八海山登山
龍氣(7:45)=[送迎バス]=山麓駅(8:00/8:20)=[八海山ロープウエイ]=
山頂駅(8:28/8:34)〜四合目(8:45)〜四合半(8:59)〜五合目(9:16)〜漕ぎ池(9:24/9:27)〜
浅草岳・女人堂(9:47/9:55)〜七合目(10:20)〜薬師岳(10:42)〜
千本槍小屋(10:50/ハーネス等装着/11:05)〜分岐A(11:12)〜不動岳(11:21)〜
七曜岳(11:54)〜白川岳〜釈迦岳(12:13)〜分岐B(12:17)〜摩利支岳(12:24)〜
剣ヶ峰〜大日岳(13:02)〜分岐C(13:30)〜入道岳(13:55/14:13)〜分岐C(14:36)〜
分岐D(14:54)〜新開道七合目(16:22)〜五合目(16:38)〜稲荷清水(17:02)〜
三合目(17:31)〜登山口(18:00/18:05)=[送迎バス]=龍氣(18:33) (泊)
10/8 晴れ
龍氣(8:45)=[送迎バス]=道の駅=越後湯沢(9:40/10:28)=[MAXたにがわ408号]=
東京(12:00/12:33)=[ひかり513号]=新大阪(15:26)
天 候 10/4 曇り 10/5 曇り 10/6 曇り 10/7 曇り 10/8 晴れ
参加者 9名
実施日 2015.10.04-10.08
ツアー 毎日新聞旅行 inada nishijima
|
|
|