経ヶ岳
日本三百名山 
経 ヶ 岳 標高1625m
経ヶ岳登山口〜保月山〜杓子岳〜中岳〜経ヶ岳 (往復コース)
 10月17日から18日で能郷白山と経ヶ岳に登った。第2日目10月18日は、経ヶ岳登山だ。

 勝山ニューホテルを8時30分バスで出発、六呂師高原の銚子ヶ口展望広場に8時15分到着。展望台から大野、勝山市街が眺められ、その向うに荒島岳、屏風山、銀杏峰、部子山、飯降山などが雲海に浮んで見える。

荒島岳・屏風山

屏風山・銀杏峰・部子山・飯降山 六呂師
 登山支度をして少し先に進むと経ヶ岳登山口がある。先ず一つ目のピーク、保月山標高1273mを目指して、標高差約380mを登って行く。少し登ると広葉樹林になり素晴らしい紅葉のプロムナードになってくる。

展望広場を出発(8:26)

経ヶ岳登山口(標高890m)

経ヶ岳登山口(8:29)

保月山へ

保月山へ

保月山へ
 登山口から約30分登ると、誰が名付けたのかアダムとイブの木があり、ここで小休止をとった。ブナとミズナラだろうか2本の木がからまってひと際大きく伸びていた。

アダムとイブと名付けられた木

保月山へ(9:07)

保月山へ
 さらに20分余り登ると最初の目標、保月山に到着、ここで休憩をとった。

 保月山は、標高1273mで三等三角点になっている。山頂からの展望は木々の間から銀杏峰、部子山などと大野市街がまたこれから登る経ヶ岳の中岳、杓子岳が眺められる。山頂から数分進むと中岳と杓子岳の間にわずかだが経ヶ岳の山頂を望むことができる。

保月山 山頂(9:29)

保月山 山頂にて

保月山 山頂

保月山 三等三角点(標高1272.7m)

中岳・杓子岳 保月山より

経ヶ岳へ(9:42)

中岳・経ヶ岳・杓子岳 保月山より(9:44)
 保月山から尾根を少し下って登り返す、やがて急登になりハシゴなどかかっている。少し登ると展望が開けこれから登っていく杓子岳、中岳そして経ヶ岳への登山コースが概ね見えてくる。また振返ると大野市街と荒島岳、能郷白山、姥ヶ岳、冠山、銀杏峰、部子山などを望むことができる。

経ヶ岳へ(9:47)

経ヶ岳へ(9:52)

中岳・経ヶ岳・杓子岳(9:54)

荒島岳・能郷白山・姥ヶ岳・冠山・銀杏峰・部子山(9:56)
 やがて岩峰の下に着き急斜面をハシゴで登って行く。ここまでの山容と異なった地形で保月山の尾根に溶岩があるとあったがこの岩峰だろうか。

経ヶ岳へ(9:57)

経ヶ岳へ(10:00)

経ヶ岳へ(10:01)

杓子岳(10:02)

経ヶ岳へ(10:05)

保月山・勝山市街(10:14)

経ヶ岳へ(10:16)
 保月山から約40分で杓子岳に到着。杓子岳は、標高1440mで展望が開け経ヶ岳の雄姿が大きくそびえて見える。この辺りからブナ林はなくなり一面クマザサの草原風の山になってくる。休憩をとって次のこんもりしたクマザサのピーク、中岳へと向かう。

杓子岳に到着(10:18)

釈氏ヶ岳(杓子岳)(標高1440m)

杓子岳 図根点

経ヶ岳 杓子岳より

中岳・
経ヶ岳 杓子岳より

荒島岳・能郷白山・姥ヶ岳・冠山・銀杏峰・部子山 杓子岳より

中岳・
経ヶ岳(10:31)
 大草原の向うにそびえる経ヶ岳を目指して高原のピクニックのようだ。一旦下って登り返すと中岳に着く。

 中岳は、標高1467mで山頂は小さな広場になっていて、ここからの展望もなかなか良い。杓子岳から見えていた経ヶ岳の山容も中岳でさらに大きくなり、山容がよく見えてきた。

 経ヶ岳は古い火山で、朝通過してきた六呂師高原が流出した溶岩でできたようだ。経ヶ岳の山頂部の山肌を眺めると絶壁が火山特有の火口壁の様相だ。また下を眺めると大きな火口と思われる火口跡があり、池ノ大沢と呼ばれ春にはミズバショウが咲くそうで今は一面紅葉していた。

中岳

経ヶ岳へ(10:39)

経ヶ岳

経ヶ岳へ(10:42)

経ヶ岳
(右下は火口跡)

中岳に到着(10:45)

中岳 山頂(標高1467m)

経ヶ岳

経ヶ岳
 中岳をあとにしばらく経ヶ岳を見ながら進む、やがて標高差70m余り急斜面を下る。下りきったところが切窓と呼ばれていて池ノ大沢に行けるそうだ。ここから標高差240mほど急登が山頂まで続く。

経ヶ岳

経ヶ岳

経ヶ岳

経ヶ岳へ(11:00)
 ひたすら急な登りが続く、切窓から40分余り頑張って頑張って登る。時々振返って登ってきたあとを眺めながら登る。杓子岳と中岳を上から見ると像の背中のようで、杓子岳を頭にして空へ歩いて行きそうだ。やっと山頂に到着した。

杓子岳・中岳 経ヶ岳(標高1240m)より

経ヶ岳へ(11:14)

経ヶ岳へ(11:22)

経ヶ岳へ(8:28)

姥ヶ岳・冠山・銀杏峰・部子山・飯降山 杓子岳・中岳 経ヶ岳より
 経ヶ岳は、標高1625mで二等三角点になっている。山頂付近は背丈ほどの一面のクマザサに覆われていて、山頂の一部が刈り取られている。山頂に立つと火山の様相は全く感じられなく隆起の山と同じようだ。三角点は山頂標識の地点よりクマザサの刈り取った道を北へ100mほど行った先のクマザサの中にある。

 山頂で昼食をとり、しばらく展望を楽しむ。北東方向には白山、別山が見え、南西方向には荒島岳、能郷白山、姥ヶ岳、冠山、銀杏峰、部子山、飯降山、大野市街、杓子岳・中岳など展望が素晴らしい。

 今日は登山者が多く、広い山頂は一時座るところもないくらいの賑わいだった。

経ヶ岳 山頂に到着(11:37)

経ヶ岳 山頂にて

経ヶ岳 山頂(標高1625m)

経ヶ岳山頂と白山・別山

経ヶ岳山頂と白山・別山

経ヶ岳 三角点

経ヶ岳 二等三角点(標高1625.2m)

白山

別山

白山・別山

荒島岳・能郷白山・姥ヶ岳・冠山・銀杏峰・部子山・飯降山・大野市街 杓子岳・中岳
 山頂でゆっくりしたあと往路を引き返した。先ず、切窓まで急斜面を注意しながら下る。下り切ると今度はまた急斜面を登り変えす。

登山口へ(12:18)

登山口へ 切窓へ下る(12:26)

紅葉の火口跡

登山口へ(12:28)
 中岳で休憩をとって急斜面の下り登り返しを少し和らげ保月山へと下って行く。クマザサの高原を歩き杓子岳を通過すると紅葉の道になる。

登山口へ 中岳へ登る(12:48)

中岳で休憩(12:58)

杓子岳へ(13:13)

登山口へ 杓子岳を通過(13:21)

登山口へ(13:34)

杓子岳

保月山

登山口へ(13:38)
 保月山に近づくと、右前に岩峰が見えてきた。登る時確かめられなかった岩峰だ。この岩峰は溶岩が露出したもので、牛岩と呼ばれているそうだ。岩肌を見ると普通の岩ではなく火山岩のように思えた。

溶岩

登山口へ 溶岩横を通過(13:39)

登山口へ(13:40)

中岳・杓子岳

保月山
 急な細い尾根を下ると保月山に到着、ここで休憩をとって登山口へと下った。紅葉は素晴らしく、目に浸み込ませながら楽しんだ。

 登山口に全員無事下山、展望台へ戻りバスで温泉へ向かった。勝山温泉センター水芭蕉で温泉に浸かりゆっくりして帰阪した。

保月山に下山(13:55)

登山口へ(14:00)

紅葉

登山口へ(14:06)

登山口へ(14:36)

登山口に無事下山(14:41)

バスで温泉へ
 リーダーさんありがとうございました。参加者のみなさん楽しい山旅ありがとうございました。
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経ヶ岳

基準点名:経ヶ岳
等級種別:二等三角点
標高:1625.2m
所在:福井県大野市
地図:越前勝山

 経ヶ岳

経ヶ岳 二等三角点 1625.2m 2015.10.18
保月山

基準点名:笹谷
等級種別:三等三角点
標高:1272.7m
所在:福井県大野市
地図:越前勝山

 保月山

保月山 三等三角点 1272.7m 2015.10.18
杓子岳

基準点名:なし
等級種別:−
標高:1440m
所在:福井県大野市
地図:越前勝山

 杓子岳

杓子岳 山頂 1440m 2015.10.18
中岳

基準点名:なし
等級種別:−
標高:1469m
所在:福井県大野市
地図:越前勝山

 中岳

中岳 山頂 1469m 2015.10.18

コース
10/17 曇り 能郷白山登山
 大阪梅田(7:20)=[バス]=多賀SA=北鯖江PA=福井IC(10:41)=大野=
温見峠(12:26/12:46)〜境界標(13:58/14:08)〜能郷白山(14:40)〜
能郷白山権現社(14:47/14:56)〜能郷白山(15:00)〜境界標(15:32/15:40)〜
温見峠(16:34/16:42)=[バス]=勝山 勝山ニューホテル(18:08)  (泊)
10/18 晴れ 経ヶ岳登山
 勝山ニューホテル(7:30)=[バス]=六呂師高原=銚子ヶ口展望広場(8:16/8:26)〜
経ヶ岳登山口(8:28)〜アダムとイブの木(9:02/9:07)〜保月山(9:29/9:39)〜
杓子岳(10:18/10:29)〜中岳(10:45)〜切窓(10:55)〜経ヶ岳(11:37/12:15)〜
中岳(12:58/13:07)〜杓子岳(13:21)〜保月山(13:55/13:59)〜経ヶ岳登山口(14:40)〜
銚子ヶ口展望広場(14:42/14:50)=[バス]=
勝山温泉センター水芭蕉(15:40/入浴/16:32)=福井北IC=賤ヶ岳PA=
吹田SA=大阪梅田(20:45)

天 候  10/17 曇り 10/18 晴れ
参加者 17名
実施日 2015.10.17-10.18
ツアー 毎日新聞旅行 nishijima  fujimoto