愛宕山 三角点峰にて 写真:かたの山歩会
かたの山歩会  
愛 宕 山 標高924m 三角点峰 標高890m
 1月6日、かたの山歩会で愛宕山に登った。喪中のため躊躇したが、ツツジ尾根の案内を依頼されていたので参加することにした。

 枚方市駅に集合して京都駅から保津峡駅へ向かった。保津峡駅に8時31分到着、支度をして8時46分出発。赤い橋を渡り右に折れるとすぐ登山口になる。成層岩の急登が尾根頭までしばらく続く。少し登ったとこれから保津峡とJR保津峡駅が望める。

保津峡駅を出発

ツツジ尾根の登山口

急登

保津峡とJR保津峡駅

急登が続く

尾根道に出る
 保津峡を眺めてまた一登りすると尾根頭に出て緩やかな尾根歩きになる。天気がよければ素晴らしい尾根歩きになるのだが今日は霧が出てまた別の楽しみが出てきた。木々の間に美しい雲海が望めた。この雲海は表参道出合近くまで楽しむことができた。

荒神峠へ

荒神峠に到着
 やがて植林帯に入ると荒神峠に到着した。荒神(こうしん)峠は、標高395mで杉林の中だ。長坂谷の峠なので長坂峠とも言われる。その昔庚申峠と言われ、水尾と落合を結ぶ峠だった。保津峡から愛宕山へ通じる道がこの峠で交差し、かつては峠の茶屋やお地蔵さんもあったそうな。また杉の植林もなく京の町並みが見えたという。

 小休止して愛宕山へ2回目の急登が始まる。年初めで体が鈍っていてかなり厳しい登りをひたすら我慢して登る。急登は一旦お休みになり緩やかになったところで一息入れる。ここからの雲海の見どころは最後だった。

水尾分れへ 荒神峠から急登

水尾分れへ

木々の間から見える雲海

水尾分れへ

水尾分れへ
 3回目の急登を登り切ると表参道の出合でここから表参道を登って行く。しばらく登ると水尾別れに到着する。

水尾分れに到着

愛宕神社へ

愛宕神社に到着

愛宕神社 写真:かたの山歩会
 ここから参道を進み30分余りで愛宕神社石段の下に到着する。石段下から皆さんの参拝を見送り、私は休憩所で皆さんの戻りを待つ。

愛宕神社石段下の休憩所で私は待機

愛宕神社に参拝して戻ってくる
 皆さんが参拝を済まされ戻ってこられたところで三角点峰へとまた歩き始めた。少し霞んでいるが比叡山、遠くに武奈ヶ岳を始め比良山系が見えている。

比叡山が薄っすら見える

首なし地蔵への分岐
 道なりに下って登り返すと三角点峰分岐になり急坂を登り切ると頂に出る。愛宕山三角点は、標高890mのピークにあって三等三角点で金属標になっている。すぐ横にアンテナが建っていて、そのため削り取られたのだろう峰の頂はそのうち崩れてしまうだろう。展望は京都市街の南部、桂川の流れなどがよく見える。また、ポンポン山に続く連山も見渡すことができる。

愛宕山 三角点峰

愛宕山 三角点

愛宕山 三角点

愛宕山 三等三角点(標高890m)

愛宕山 三角点峰にて 写真:かたの山歩会

愛宕山 三角点峰をあとに
 三角点をあとに清滝分岐まで戻り清滝へと下る。当初予定は月輪寺経由で下る予定だったが変更して大杉谷を下ることになった。

清滝へ下り始める

清滝へ

大杉谷分岐 大杉谷を下る

大杉谷を下る
 大杉谷コースは、10年以上前に登りで歩いたことがあるが詳細な記録を残していない頃だ。その頃を思い出しながら下った。大杉谷分岐から約1時間で清滝の林道に下った。

大杉谷を下る

大杉谷を下る

大杉谷を下る

林道出合に下山

成層岩が目にとまる
 林道を歩くこと約30分で清滝バス停に全員無事下山した。皆さんは京都で新年会の計画をされていたが、私は年1回の定期健康診断があるので新年会は遠慮して皆さんと別れた。

 新年早々で少し厳しかったが皆さん楽しい山登りありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。本年も皆さんと楽しい山登りができますよう期待しています。

清滝バス停へ

清滝に全員無事下山
  
愛宕山
標高:924m

基準点名:愛宕
等級種別:三等三角点
標高:890.1m
所在:京都府京都市右京区
地図:京都西北部


愛宕山 三等三角点 890.1m 2016.01.06

コース
 京都駅(8:10)=保津峡(8:31/8:48)〜登山口(8:50〜[ツツジ尾根]〜荒神峠(9:52/10:00)〜表参道出合(10:45)〜
 水尾分れ(10:51)〜愛宕神社下(11:25/待機/11:46)〜三角点(12:01/昼食/12:37)〜
 清滝分岐(12:50/待ち/13:04)〜大杉谷分岐(13:11)〜[大杉谷]〜林道出合(14:17)〜清滝BS(14:46/15:05)
 =[京都バス]=阪急嵐山(15:20)


天 候  曇り時々晴れ
参加者 9名
実施日 2016.01.06
かたの山歩会 sakumoto