猿子城山 山頂にて
友歩会準例会 干支の山 
猿子城山 標高709m 上山(西勢山) 標高777m

滝畑ダム〜ボテ峠〜猿子城山〜十五丁石地蔵〜上山〜施福寺〜滝畑ダム
 3月19日、友歩会準例会で猿子城山と上山に登った。この計画は2月例会で干支の山として企画したが雨天で流れてしまったためリベンジした。

 南海難波を8時2分発の区間急行で出発、河内長野に向かう。滝畑ダム行きのバスが混むことがあるので少し早目に到着しバスを待つ。9時4分のバスに、8人ほどのグループと一般客で座席はほぼ満席だ。

 滝畑ダムに到着、雨が降りそうな感じだがなんとかもって欲しい。吊橋を渡って集落から登山道に入る。槙尾山への古い道標が苔むしていた。

上山・猿子城山 滝畑ダムバス停より

吊橋(標高280m)

槙尾山施福寺への道標
 落ち葉を踏みながら登山道をボテ峠へと登っていく。しばらく少し急な道を登り、緩やかな道を進んでいくと突き当たりに滝がある。さらに登って行くとやがてボテ峠に到着、小休止をとる。途中でバスで一緒だったグループを追い越したが追いついてきた。休憩を終えて先に出発、そのグループも猿子城山に登るそうだ。

ボテ峠へ


ボテ峠へ

ボテ峠(標高477m)

ボテ峠にて

ボテ峠から猿子城山へ取付く
 ボテ峠を直進すると施福寺へと続くが、猿子城山へは左の尾根に取付く。すぐ尾根道になり比較的緩やかな登りだ。やがて正面の尾根が高くなってきたところで尾根の左側を巻きながら登っていく。

 標高570m辺りから尾根筋に戻り急登になって来る。急斜面に岩が出ていたり、ロープが下がっている急登を登りきる。

緩やかな尾根を標高530m辺りまで登る

尾根が急になり巻いて登る

標高570m辺りから尾根の急登になる

ロープも下がっている(標高600m)

急登が続く

苔の岩の間の急登

急登が続く

城があったのだろうか緩やかな台地になる(標高680m)
 標高680m辺りまで急登が続くが頑張って登ると、台地状の緩やかな登りになり、その先に一段高いピークが見え、登り切ると山頂に着く。木々の隙間から少しの展望はあるとのことだったが今日は雨上がりで霧で全く見えない。

 猿子城山は、標高709mで東西に伸びる台形状の尾根の西側ピークが山頂だ。南北朝時代に城があったということだがその遺構等は見つかっていないとのことだ。

 山頂で昼食をとり、休んでいるとボテ峠でのグループが上がってきた。入れ替りに先に進むことにした。

山頂が見えてきた

猿子城山 山頂

猿子城山 山頂(標高709m)

猿子城山 山頂にて
 猿子城山山頂をあとに標高差40mほど下り、標高675mほどの十五丁石地蔵まで登り返す。ここから三国山から千本杉峠へと続く登山道を登っていく、やがて林道に出て標高750m辺りまで登る。

猿子城山山頂をあとに

十五丁石地蔵(標高675m)

上山へ

上山へ
 広い林道が二又になっているところで、三国山、千本杉峠への案内があり大山へは少し疑問が残る。ここから林道を左手にとって少し進むと大山へ道なりになっているようだ。広い林道を進むと左上へ続く細い林道があり、そこを登っていく。今度はその林道から赤いテープがあり尾根に取付いて登り切ると林道へ出た。その先少し高いところがあり上山の山頂のようだ。

上山へ

上山へ
 上山は、西勢山とも云われるそうで、標高は777mで三等三角点になっている。山頂は樹林帯で展望は全く望めない。

上山 山頂

上山 三等三角点(標高777.4m)

上山 山頂にて
 上山からの下山は、光滝寺を予定していたが、登山道が明確ではないので槙尾山経由で下ることに変更した。一先ず上山分岐、十五丁石地像へ戻った。そこから槙尾山へと下っていった。槙尾山は標高600mなので上山から標高差170mほどの下りだ。十五丁石地蔵を過ぎてしばらくすると霧雨になってきた。

 槙尾山への分岐を確かめながら下ってきたが霧雨の性もあって分岐を見つけることができなかった。時間的にも余裕がなくなってきたので槙尾山登頂は次回に譲ることにして施福寺へ下った。

施福寺へ

施福寺へ

施福寺(標高470m)

梅が咲き始め 施福寺にて
 施福寺に到着すると例のグループも到着していた。境内に入ると以前とは感じが変わっており、売店はなくなり、お堂の周りなど草むらになっていて通行止になっていた。調べると、昨年6月から施福寺からの要請があり、槙尾山、鞍岩等は禁足地(聖域)で原則入山禁止となったようです。

 そんな訳で山頂へは登れないようです。ただし、ダイヤモンドトレール及び近畿自然歩道の指定コースは従来どおりで、それ以外の立ち入りについてご遠慮いただきたいということです。

 施福寺にお参りして、滝畑へ下山した。例のグループは槙尾山口へ約4km歩いて下るようだ。我々は、番屋峠からボテ峠を経て滝畑へ下った。峠付近まで下ると数箇所でミツバツツジが明るく咲いていて薄暗い山道歩きを元気付けしてくれた。新関谷橋前のお店に立ち寄りバスの出発までビールで喉を潤した。

ミツバツツジで明るくなる

槙尾山

ミツバツツジ

番屋峠(標高428m)


ボテ峠へ急登

ボテ峠(標高477m)

ミツバツツジ

滝畑の集落に下山

滝畑に無事下山(標高270m)
  
猿子城山

基準点名:−−
等級種別:−−
標高:709m
所在:大阪府和泉市
地図:岩湧山

猿子城山山頂

猿子城山 山頂 709m 2016.03.19
上山(西勢山)

基準点名:槙尾山
等級種別:三等三角点
標高:777.4m
所在:大阪府和泉市
地図:岩湧山

上山山頂

上山 三等三角点 777.4m 2016.03.19

コース
 南海難波(8:02)=[区間急行林間田園都市行き]=河内長野(8:30/9:04)
=[バス滝畑ダム行き]=滝畑ダムBS(9:55/9:58)〜登山口(10:00)〜ボテ峠(10:36/10:41)〜
猿子城山(11:19/昼食/11:38)〜十五丁石地蔵(11:54)〜上山分岐(12:17)〜
上山(12:34/12:47)〜上山分岐(12:59)〜十五丁石地蔵(13:12)〜
槙尾山施福寺(14:01/14:14)〜番屋峠(14:41/14:47)〜ボテ峠(15:05/15:11)〜
新関谷橋お店(15:45/休憩/16:10)〜滝畑ダムBS(16:15/16:19)=[バス河内長野行き]=
河内長野(17:10/17:20)=[急行難波行き]=大阪(17:47)

天 候  曇り一時霧雨
参加者 3名
実施日 2016.03.19
友歩会 ohki