釣瓶岳 山頂にて
友歩会定例会  
釣瓶岳 標高1098m 地蔵山 標高790m
ガリバー村〜大摺鉢〜広谷〜細川越〜釣瓶岳〜イクワタ峠〜地蔵山〜須川峠〜畑
 8月27日、友歩会定例会で釣瓶岳に登った。以前から登ろうとしていたが交通の便が悪いので躊躇していたが実施に踏み切った。交通の便が良ければ坊村から御前山コースを登り、西南稜を武奈ヶ岳へ、北陵から釣瓶岳を経て朽木栃生への縦走コースまたは逆コースを行きたかった。またガリバー旅行村から武奈ヶ岳に登り、釣瓶岳に登り旅行村に下ることも検討したが帰りのバスの便がないのでこれもやめが今日のコースになってしまった。

 今日のコースは、ガリバー旅行村から広谷、細川越そして釣瓶岳に登り、イクワタ峠へここからイン谷の橋、黒谷口BSに下る予定で出発した。

 ガリバー旅行村に9時30分到着、登山届を提出して9時50分すぎに出発。魚止ノ滝分岐を過ぎた辺りから登山道が崩れていて巻道になっていたり、毎年侵食され崖崩れになってきているようだ。

ガリバー旅行村

ガリバー旅行村 登山届提出

大摺鉢へ

大摺鉢へ

大摺鉢へ

大摺鉢に到着
 大摺鉢に到着、昨年来た時には渡渉のクサリが切れていたが今回新しくなっていて簡単に渡渉できた。しばらく大摺鉢を眺めながら休憩した。今回は水量が少ないようだ。

大摺鉢

大摺鉢大岩にて 大岩に彫られた文字「八徳」

「八徳」の大岩 元字は大正11年堀田知事

広谷へ
 大摺鉢の右から広谷・武奈ヶ岳方向の看板に沿って登り始める。上り口に小さな滝は水量が多そうだ。しばらく登って沢を超えて左の尾根を登っていく。七遍返しの滝の分岐を左に見て右上に進む。ずーっと登りが続き、標高870m辺りで尾根頭のようなところに着く。スズメバチではないがアシナガバチのようなハチに誰かさんがつきまとわれて往生、場所を移動しながら休憩した。このあたり大きな杉の古木が数本見られた。

広谷へ

広谷へ

広谷へ

大杉

広谷へ

トリカブト
 少し登って巻くように下ると、沢になり、広谷の標識が出てくる。昼前になったのでここで昼食にした。この分岐にはイブルキノコバを経て八雲ヶ原へのコースと細川越から武奈ヶ岳北陵の案内が記されていた。昼食後、細川越を目指してまた歩き始めた。

 少し行くとまた広谷と同じような標識があり、ここで道がなくなり右岸に渡渉する。山と高原地図では広谷の左岸を登っていくようになっているが広谷小屋を過ぎると右岸が正しいようだ。

広谷 細川越方面へ

細川越へ 渡渉

標識 細川越方面へ

細川越へ 渡渉

細川越へ

細川越へ
 広谷から25分ほど歩くと湿地になていて木道がしばらく続く。木道が終わると尾根への少し急坂になり登りきると細川越に到着する。ここから南に登れば武奈ヶ岳の北陵で、今回は北へ登り釣瓶岳へと向かう。

 小さなピークを越えて北東方向のピークに登り返すと目的の釣瓶岳だ。小ピークを登っていくと釣瓶岳の山頂が霧の中に見え始め、振り返ると武奈ヶ岳が雲間に姿を見せてくれた。

細川越へ

細川越へ

細川越に到着

細川越(標高1000m)

釣瓶岳へ

釣瓶岳へ

展望を楽しむ

釣瓶岳へ

雲がかかった武奈ヶ岳

釣瓶岳

釣瓶岳へ

釣瓶岳へ
 釣瓶岳は、標高1098mで山頂に大きな杉の木が立っている。周囲は杉の大木が茂っているが景色はどうだろうか。細川越まで明るかったののそこを過ぎると霧に包まれてきた。標高1000mを越え、尾根に出ると風や気流が変わるためだろうか。そんな訳で山頂付近は霧に覆われていた。

釣瓶岳 山頂(標高1098m)

釣瓶岳 山頂

釣瓶岳 山頂にて

釣瓶岳 山頂にて
 霧の釣瓶岳をあとに下山開始、時々霧の晴れ間からガリバー旅行村や鹿ヶ瀬集落など太陽に光った光景は素晴らしい。時々楽しみながら下る。

釣瓶岳 山頂をあとに

イクワタ峠へ

イクワタ峠へ

イクワタ峠へ
 イクワタ峠北峰に到着、あいにく霧がかかっているが晴れていたら展望は良さそうだ。ここから東へ少し下り登り返すとイクワタ峠に到着、ここで下山道を探すが見つからない。当初予定のコースをあきらめて、横谷峠から畑集落へ下山するよう予定変更した。イクワタ峠から笹峠に下り、尾根をどんどん進むと地蔵山の山頂に着く。

イクワタ峠北峰へ

イクワタ峠へ

イクワタ峠から地蔵峠へに変更

笹峠

地蔵峠へ

地蔵山 山頂にて
 地蔵山は、標高790mで三等三角点になっている。木々の間からリトル比良の展望が素晴らしい。山頂をあとに地蔵峠に下る。

地蔵山 山頂

地蔵山 三等三角点(標高789.7m)

リトル比良

地蔵峠
 地蔵峠から横谷峠まで尾根をひたすら下っていく。横谷峠から畑への下りは、ボブスレーのコースのようで曲がりくねったU字に掘れた道だ。落葉が絨毯になっているので足には優しい道だ。林道に出合、獣よけのフェンスのドアから入りまた下りが続く。

横谷峠へ

横谷峠
 下り終えると、畑集落の一番上に出る。畑集落は、日本棚田100選に選ばれている。いきなり山から下りてきてビュースポットを見つけるのはむつかしい。バスの時間を気にしながら車道を下った。

 畑BSに30分ぐらい前に着いて17時21分発で帰る予定をしていたが、みなさんの協力で16時9分の1本前のバスに乗ることができた。京都17時30分着、反省会を駅前のスパードライでビックなジョッキーで乾杯。
みなさんお疲れ様でした。

釈迦岳・釣瓶岳

畑BSへ

棚田の風景

日本棚田100選の案内板

畑BS

釈迦岳・釣瓶岳 バス車窓(富坂辺り)より
  
釣瓶岳

基準点名:−−
等級種別:−−
標高:1098m
所在:滋賀県高島町
地図:北小松

 釣瓶岳

釣瓶岳 1098m 2016.08.27
地蔵山

基準点名:鹿ケ瀬
等級種別:三等三角点
標高:789.7m
所在:滋賀県高島町
地図:北小松

 地蔵山

地蔵山 789.7m 2016.08.27

コース
 大阪(7:45)=[新快速敦賀行き]=京都(8:15)=近江高島(8:54/9:04)=[江若交通バス]=
ガリバー旅行村(9:29/9:35)〜売店(9:43/登山届/9:54)〜大摺鉢(10:25/10:33)〜
広谷(11:50/昼食/12:09)〜細川越(12:46)〜釣瓶岳(13:14/13:26)〜イクワタ峠北峰(13:57)
〜イクワタ峠(14:04)〜笹峠(14:27)〜地蔵山(14:41/14:51)〜地蔵峠(14:53)〜
横谷峠(15:15)〜林道フェンス(15:39)〜畑BS(15:55/16:09)=[江若バス]=
近江高島(16:29/16:36)=[京都行き]=京都(17:31)

天 候  晴れのち曇り
参加者 6名
実施日 2016.08.27
友歩会 ohki