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貫山 大平山より |
九州百名山 |
大平山 標高587m 貫 山 標高712m 水晶山 標高531m |
吹上峠登山口〜大平山〜貫山〜水晶山〜茶々床園地〜観察センター |
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3月3日から5日で貫山、平尾台に行った。第1日目3月3日は移動日で大阪南港からフェリーで出発、船中泊。
第2日目3月4日は、大平山(おおへらやま)、貫山(ぬきさん)、水晶山そして日本三大カルストの平尾台に行った。新門司港に8時30分着、バスに乗り換えて小倉南区平尾台へと向かった。吹上峠登山口駐車場に9時40分到着、目の前の大平山へと登り始めた。
登り始めは奈良の若草山の感じで、ススキの原と右側は山焼きされた状態の登りが続いた。下を振り返ると吹上峠から南西方向と小さな山々が草原で美しい。 |
吹上峠登山口(標高370m) |
大平山へ |
吹上峠登山口を下に見る |
大平山 |
さらに登ると石灰岩の羊が見られる。最初は、羊が一匹、羊が二匹と次第に増えていったが、そのうちに群れになってきた。さすが日本三大カルストに選ばれるだけあってこの平尾台の羊群原(ようぐんばる)は素晴らしい。
平尾台の周囲に大平山、貫山、水晶山などがあり、山裾から中央にかけてカルスト地形の石灰岩台地だ。ゆるやかな起伏の台地には、ドリーネや石灰岩柱、地下には鍾乳洞がありこれからの行程が楽しみだ。 |
大平山 |
大平山へ |
吹上峠を振り返る |
大平山へ |
大平山 |
大平山 |
吹上峠付近を見渡す |
一面の石灰岩の間を楽しみながら登っていく、登山口から35分ほどで大平山山頂に到着した。登りの景色も素晴らしいが上から眺める景色も素晴らしい。
日本三大カルストは、四国カルスト、山口県の秋吉台、そしてこの平尾台だ。昔、秋吉台に行ったが記憶はうっすら、四国カルストは行っていないので今回の平尾台は印象的だ。 |
大平山 山頂(標高587m) |
大平山 山頂にて |
貫山へ |
大平山の山頂をあとに貫山へと向かう。貫山への道すがらも羊の群れで大変楽しく歩ける。その羊の群れは四方台まで楽しめる。 |
大平山 |
貫山 |
貫山へ |
貫山へ |
貫山へ |
やがて貫山に続く尾根が見えてくる。その尾根へジャンプ台のような急なスロープを登る。四方台に登りきると正面に貫山が正面に見える。ここから20分ほどゆるやかなスロープを登って行くと貫山の山頂に着く。 |
貫山へ |
貫山へ |
大平山 |
四方台 |
貫山 四方台より |
貫山 四方台より |
貫山へ |
貫山へ |
貫山へ |
貫山は、標高712mで二等三角点になっている。山頂は広く三角点から50mほど北に山頂標識が立っている。見た感じでは三角点の位置が一番標高が高そうだ。
山頂から、これから向かう水晶山が右下に見え、周防灘から山口県の山並みが見渡せる。日向ぼっこしながら昼食にした。 |
貫山 山頂(標高712m) |
貫山 山頂にて |
貫山からの展望 水晶山・偽水晶山(右手前の尾根) |
貫山 二等三角点 |
貫山 二等三角点(標高711.7m) |
貫山 山頂にて |
貫山をあとに水晶山へ |
貫山でゆっくりしたあと水晶山へと向かう。まず水晶山分岐まで下り、左折して鉄塔の見える方向へと進んでいく。偽水晶山が見えてくるが無線鉄塔を過ぎたところで、尾根筋に上がらず林道を進む。水晶山鞍部の送電線鉄塔を右上に見て斜面を登り、水晶山の尾根に出る。 |
水晶山へ |
水晶山へ |
水晶山へ |
偽水晶山へ |
水晶山へ 権現山(右) |
水晶山へ |
偽水晶山 |
水晶山へ 偽水晶山を巻いて進む |
水晶山と偽水晶山の鞍部鉄塔の尾根へ |
送電線鉄塔まで登ると、その先の二つ目の送電線鉄塔がありその先に水晶山が見えてくる。水晶山へ尾根道を進んで行く、最後のスロープを登りきると水晶山に到着する。 |
水晶山 |
水晶山へ |
水晶山へ |
水晶山に到着 |
水晶山は、標高531mで四等三角点になっている。展望は南北が開けていて、門司から下関方向だろうか。少し休憩して往路を一つ目の送電線鉄塔まで戻る。
水晶山から鞍部の林道に下り、尾根を登り返したピークからの展望が素晴らしい。尾根の先に偽水晶山、その右に貫山がどっしりと見える。偽水晶山の山頂を目指して尾根道を登っていく。 |
水晶山 山頂 |
水晶山 山頂(標高531.3m) |
偽水晶山・貫山 |
偽水晶山・貫山 |
貫山 偽水晶山より |
偽水晶山は、標高566mで、主峰の水晶山より高い。展望も主峰より素晴らしいのに「偽」という名前をつけられて可愛そうだ。
偽水晶山をあとに、電波塔へと下る。ここから林道になり、しばらくアスファルト道を歩く。広谷湿原方向へ立ち寄り、青龍洞へ行ってみた。 |
偽水晶山 山頂(標高566m) |
広谷湿原へ |
広谷湿原へ 電波塔 |
偽水晶山を振り返る |
広谷湿原へ |
広谷湿原 |
谷に降りる、田代の岩屋という滝があり、その滝の右隅に青龍洞がある。この青龍洞は観光開発されていないので少し覗くだけにした。1メートルぐらいの入口で洞窟の中から水蒸気が出てきていた。
広谷湿原の上に小高い特色のある岩のピーク、鬼の唐手岩というそうだが興味のもてる岩だ。 |
田代の岩屋 右下に青龍洞がある |
青龍洞をあとに |
鬼の唐手岩 |
茶ヶ床園地へ |
中峠 |
林道に戻ると、ドリーネがあり、火山の火口に似たかたちだ。りしばらく歩くと中峠を通過すると、素晴らしいカルスト台地の景色が一面に広がってくる。 |
鬼の洗濯岩 |
大平山 羊群原 |
羊群原 |
大平山 羊群原 |
権現山 茶ヶ床園地 |
羊群原を楽しみながら下ってくると茶々床園地に着く、素晴らしい眺めを堪能する。今回は山焼きが予定より遅れて最近行われたばかりのようで黒くなった石が目立つが、四季それぞれの景色が楽しめそうだ。機会があれば新緑や紅葉の時期に訪れて見たいものだ。 |
茶ヶ床園地 |
平尾台自然観察センターへ |
大平山・貫山・偽水晶山 羊群原 |
茶々床園地から遊歩道を歩き、最後の景色を楽しみながら平尾台自然観察センターに下山した。センターで平尾台の自然を収録したDVDを鑑賞して山旅を終え、新門司港へ。フェリーで3月5日8時30分大阪港に無事戻った。
今回は18名のツアーだったが、楽しい山旅ができありがとうございました。リーダーさんお世話になりました。 |
平尾台自然観察センターへ |
平尾台自然観察センター(標高370m) |
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大平山
基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:587m 所在:福岡県北九州市
地図:苅田
大平山 山頂 |
大平山 587m 2017.02.04
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貫山
基準点名:貫山
等級種別:二等三角点
標高:711.7m
所在:福岡県北九州市
地図:苅田
貫山 山頂 |
貫山 二等三角点 711.7m 2017.02.04
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水晶山
基準点名:水晶山
等級種別:四等三角点
標高:531.3m 所在:福岡県北九州市
地図:苅田
水晶山 山頂 四等三角点 |
水晶山 531.3m 2017.02.04
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偽水晶山
基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:566m 所在:福岡県北九州市
地図:苅田
偽水晶山 山頂 |
偽水晶山 566m 2017.02.04
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コース
3/3 晴れ
大阪南港フェリーターミナル(19:50)=[名門太陽フェリー]= (船中泊)
3/4 晴れ
新門司港(8:30/8:38)=[バス]=吹上峠登山口(9:39/9:50)〜大平山(10:26/10:36)〜
四方台(11:12/11:19)〜水晶山分岐(11:24)〜貫山(11:41/昼食/12:06)〜
水晶山分岐(12:18)〜電波塔(12:36)〜送電線鉄塔(12:58)〜水晶山(13:11/13:22)〜
送電線鉄塔(13:35)〜偽水晶山(13:44/13:50)〜電波塔(14:02)〜[林道]〜
広谷湿原(14:16/14:52)〜[林道]〜中峠(15:01)〜茶々床園地(15:13/15:24)〜[遊歩道]〜
平尾台自然観察センター(15:50/16:22)=新門司港(17:43/19:50)
=[名門太陽フェリー]= (船中泊)
3/5 晴れ
大阪南港フェリーターミナル(8:30)
参加者 18名
実施日 2017.03.03-03.05
毎日新聞旅行 fukushima
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