生駒山 駒山城跡本丸跡にて
友歩会定例会  
上郡アルプス
生駒山 標高263m 大島山 標高280m 一本松 標高290m 
大観峰 標高280m 小美女平 標高200m 羽山 標高193m 
上郡駅〜生駒山〜大鳥山〜一本松〜大観峰〜小美女平〜羽山〜上郡駅
 3月11日、友歩会定例会で18切符を使って、上郡アルプスに行った。大阪駅8時発の新快速で相生へ、岡山行きに乗り換えて上郡で降車した。

 上郡駅から歩き始め、しばらくすると上郡アルプスの全容が見えてきた。右手の2つピークのある生駒山、ぐるーと反時計方向に連なる山を廻って左手の大きく見える羽山に戻ってくるコースだ。

上郡アルプス 羽山・・一本松・大島山・・生駒山
 コープこうべを左に折れると竹藪になりお地蔵さんがお祀りしてあってその左が登山口だ。登山口には、駒山城址の案内板が建っている。案内によると生駒山山頂に至るこの尾根道は、羽山登山路と名付けられている。地図では生駒山となっているが、駒山と呼ばれていたのだろう。

生駒山・駒山城址登山口(標高30m)

生駒山・駒山城址登山口

生駒山へ

生駒山へ
 尾根にそて登山道が続いているが、しばらく登ると登山道は露岩の道になってくる。低い山だが変化に富んでなかなかおもしろい。

 やがて馬の蹄跡案内があり、大きな岩に小さな穴が空いている。転々と続く小さな穴を馬の蹄跡に例えたのだろう。この辺りから少し急登になってくる。後ろを振り返ると千種川、上郡市街が一望でき素晴らしい展望になる。

生駒山へ

露岩の尾根を登っていく

馬の蹄跡

馬の蹄跡の大岩を登る

千種川・上郡市街

展望を楽しむ

生駒山 二の丸・本丸

生駒山へ

ほっとする一輪 ミツバツツジ
 露岩の急登が続き、山頂まで一息といったところに、四角い大きな石があり荷置岩と呼ばれているそうだ。石には九の文字が刻まれていたが解読できなかった。なんでもあと一息、ここで荷を降ろして最後の休憩をとったのだろうか。

生駒山へ

荷置岩

生駒山へ

生駒山へ

生駒山 駒山城址案内図

生駒山 山頂到着
 駒山城址案内図があり、すぐ上が生駒山山頂で本丸跡だ。生駒山は、標高263mで駒山城址の本丸跡になっている。案内によると、ここ東峰が本丸跡で、西峰に二の丸跡がある。土塁や空堀などが残っていて北側の断崖絶壁を巧みに利用した山城だ。赤松氏が白旗城の入口を固める出城としてつくられたとか諸説はあるそうだ。

 本丸跡で少し休み、二の丸へそして大鳥山へと縦走を始めた。二の丸からの下りは、お城向きと言っていいだろうか、かなりの急斜面の下りだ。若干名ビビリながら標高差約50mをなんとか下りきる。途中に、空堀跡なんだろうか跳ね橋跡があった。いろいろ防備の跡が伺える。

生駒山山頂(標高263m) 駒山城址本丸跡

生駒山山頂 駒山城址本丸跡にて

二の丸へ

二の丸

大鳥山へ

跳ね橋跡

大鳥山へ 引けてるよ! 滑るよ!

大鳥山へ

生駒山

大鳥山へ

生駒山・上郡市街 大鳥山山頂近くより

大鳥山へ

大鳥山 山頂に到着
 鞍部から急斜面を登り返す。大鳥山の山頂に近づくと登ってきた生駒山の山頂や上郡市街が望める。登り切ると大鳥山山頂だ。

 大鳥山は、標高280mで、山頂は素晴らしい展望台だ。北東方向には、白旗城があった白旗山が、千種川の流れとともに美しい。これから向かう一本松は、山頂に数本の気が見え内一本が松の木だろうか。

 上郡アルプスは、延々続いていて備前市、佐用町近くの石戸まで縦走路の案内があった。面白そうなコースだが足の便が心配な感じだ。

大鳥山(標高280m)

白旗山

大鳥山 山頂にて

一本松

一本松へ
 大鳥山から少し下り登り返すと一本松に到着する。一本松は、標高290mでコースの最高点だ。山頂に松の木が植わっていたが、山頂で空を眺める習慣がないので松の木の全容はよく見なかって残念だった。ここで景色を楽しみながら昼食にした。

 山頂からの展望は素晴らしく、白旗山、生駒山、上郡市街、羽山、小美女平、大観峰など素晴らしい眺めだ。北の方向に雪を頂いた峰が見えたが氷ノ山辺りだろうか。

一本松 山頂に到着

一本松 山頂(標高290m)

白旗山・生駒山 一本松より

生駒山・上郡市街・羽山 一本松より

羽山・小美女平・P240・大観峰 一本松より

生駒山

大観峰

大観峰へ

一本松をバックに
 昼食を済ませ一旦下って次の大観峰へと登っていく。5分ほどで山頂到着かと思ったら、岩の偽ピークだった。さらに登ると数分で山頂の大観峰に到着した。

 大観峰は、標高280mの岩峰で、ここからも展望が楽しめる。大観峰は阿蘇、立山などからもってきた名前だろうか。次の向かう小美女平もあり、どうも立山から山名をつけたようだ。

大観峰偽ピークにて

大観峰へ

大観峰(標高280m)

大観峰にて

一本松・白旗山・生駒山 大観峰より

小美女平へ

小美女平へ
 大観峰をあとに標高差50mほど下って少し登り返すと、P240に下る。この辺りから南側が開け、山間部の田園の中を長い貨物列車がエコーとともに走っていた。ジオラマのようだ。

 P240をさらに下ると小美女平に到着する。小美女平は、標高200mでここからも展望は素晴らしい。

山陽本線を貨物列車が行く P240より

小美女平へ

小美女平(標高200m)

小美女平で展望を楽しむ

白旗山・・上郡市街・羽山 小美女平より
 小美女平からの下りは少し厳しいが、頑張って降りる。P170まで下ると、今まで歩いてきた山々が一望できる。縦走路でこんなに展望が良く、歩いてきた山々がいつも見渡せるのは、少し贅沢な感じがする。縦走といえばアップダウンが続き、景色を展望できるのは、1時間に1回とか2回で、あとは樹林帯を歩く感じだが今日はまたく違うコースだ。

羽山へ

羽山へ

P240・大観峰・一本松・大鳥山・・生駒山 P170より

P170にて

関所岩

関所岩を越える

羽山へ
 P170から緩やかな尾根を進むと途中大きな岩がある。関所岩と名付けられていて関所のようで面白い。そこから少し登ると羽山山頂に到着する。

 羽山は、標高193mで四等三角点になっている。今日の素晴らしい眺めはここでおしまいだ。景色を楽しみ、生駒山をバックに記念写真を撮って登山口へと下山した。

羽山 山頂

羽山 四等三角点(標高193m)

P240・大観峰・一本松・大鳥山・・生駒山 羽山より

生駒山・上郡市街 羽山より

羽山 山頂にて バックは生駒山

下山

下山
 登山口近くに、丹東公民館があり、上郡駅へと歩いた。道すがら縦走してっきた上郡アルプスを振り返った。

丹東公民館近くに下山

縦走してきた上郡アルプス
 上郡駅に少し早く着いたので予定より30分早い電車で相生行きに乗れた。相生からタクシーの予定だったが歩いてペイロンボート公園へ、そしてペイロン城で温泉に入り、かきおこをあてにビールで乾杯。

ペイロンボート公園

ペイロン城
 相生駅まで歩いて戻り、帰阪した。大阪で反省会を行った。みなさんお疲れ様でした。楽しい山旅をありがとうございました。
  
生駒山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:263m
所在:兵庫県姫路市上郡町
地図:上郡

生駒山 

生駒山 山頂 263m 2017.03.11
大鳥山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:280m
所在:兵庫県姫路市上郡町
地図:上郡









大鳥山 山頂 280m 2017.03.11
一本松

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:290m
所在:兵庫県姫路市上郡町
地図:上郡

一本松 

一本松 山頂 290m 2017.03.11
大観峰

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:280m
所在:兵庫県姫路市上郡町
地図:上郡

大観峰 

大観峰 山頂 280m 2017.03.11
羽山

基準点名:山野里
等級種別:四等三角点
標高:192.5m
所在:兵庫県姫路市上郡町
地図:上郡

羽山 四等三角点

羽山 山頂 192.5m 2017.03.11

コース
 JR大阪(8:00)=[新快速播州赤穂行き]=相生(9:29/9:32)=[岡山行き]=
上郡駅(9:44/9:54) 〜生駒山登山口(10:10)〜馬の蹄跡(10:30)〜井上分岐(10:43)〜
生駒山本丸(10:55/11:06)〜二の丸(11:11)〜大鳥山(11:37/11:49)〜
一本松(11:52/昼食/12:24)〜大観峰(12:34/12:39)〜P240(12:45/12:52)〜
小美女平(12:58/13:06)〜P170(13:12/13:19)〜関所岩(13:22)〜羽山(13:29/13:34)〜
登山口(13:50)〜上郡駅(14:00/14:05)=[JR]=相生(14:23)〜
ポート公園(15:01)〜ペイロン城(15:11/入浴他/16:31)〜相生駅(17:06/17:20)
=[姫路行き]=姫路(17:40/17:41)=[新快速野洲行き]=大阪(18:43)

天 候  晴れ
参加者 8名
実施日 2017.03.11
友歩会 ohki