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多田ヶ岳 山頂 |
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多田ヶ岳 標高712m |
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妙楽寺〜登山口〜野代山分岐〜多田ヶ岳〜林道終点〜林道始点 |
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3月30日、小浜市の多田ヶ岳に登った。梅田を7時20分バスで出発、綾部PAに立ち寄り、小浜市へ。トンネルばかりの舞鶴若狭自動車道を走り、小浜西ICで国道27号に入り、小浜駅手前から野代の妙楽寺駐車場に着いた。
妙楽寺駐車場で登山支度をしていると、現役の頃パナソニック山岳会で一緒に山に登ったH氏に偶然出会った。彼はお寺の辺りを散歩中で、私たちのグループ見つけ、話しかけてきたところでバッタリ会った。
お寺の右側の林道を多田ヶ岳へと出発した。しばらく歩くと動物よけのフェンスを通り林道の終点まで登っていく。 |
多田ヶ岳 バス車窓より |
妙楽寺 駐車場(標高20m) |
多田ヶ岳(中央奥の小さく見えるピーク)へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳登山口 野代コース(標高110m) |
林道終点が多田ヶ岳の登山口で、川に石の橋が架かっていてその奥に小さな滝、瀬波戸ノ滝(せばとのたき)がある。滝横の左岸から滝頭に出て何回か渡渉しながら沢を登っていく。 |
瀬波戸ノ滝(せばとのたき) |
多田ヶ岳へ 滝横から取付く |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
標高130m辺りから左岸に高巻きしながらかなり急な坂を登っていく。斜面にはかなり太いフィックスロープが張られているが足元はズルズル滑る。 |
多田ヶ岳へ(標高130m辺り) |
多田ヶ岳へ |
沢に出て、今度は先ほどの沢から西側の沢を登っていく。この沢も高巻きしながら登っていく。登りは次第に急になってくる。 |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ(標高250m辺り) |
多田ヶ岳へ |
標高350m辺りまで登ったところの杉林の中で昼食にした。妙楽寺から登り始めて約1時間、標高差約330m、海抜零からの登りはかなり登りごたえがありそうで、山頂までまだ半分だ。
昼食後尾根に出て、東方向へ沢筋を越え、二つ目の沢筋を登る。登りはかなり急で頑張って登り切ると、野代山の分岐というか、尾根頭に出る。 |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
野代山分岐から木々の間にこれから登る多田ヶ岳の円錐形の山頂が見える。分岐から野代山山頂を通らず巻いて進む。野代山山頂近くは岩場があってかなり面白そうだとガイド本に記されていたが行けなくて残念だ。 |
野代山分岐(標高490m) 木々の間に多田ヶ岳が見えた |
多田ヶ岳を望む |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳 |
野代山の尾根筋に合流する少し手前で、山の斜面が大きく崩壊していて高巻きして越える。尾根筋に出てそのまま前進する。数ヶ所で見かけたがこの辺りにイワウチワが群生していて来月にはたくさんの花が咲くだろう。 |
多田ヶ岳へ 野代山の尾根筋を行く |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
巻道は次第に残雪が多くなってきた。皮肉にも登山道が一番残雪が多いのだ。遂に滑った、先頭の女性が数メートル巻道から落ちた。幸いそんなに切れ落ちていないので問題ないのだがなかなか上がれない。なんとか道に戻り、木の枝を掴んで尾根筋へ必死で上がった。
リーダーが前進は難しいと判断し、引き返すと言い出した。そこでリーダーの興奮が冷めるまで、私がこの先のルート確認に行った。先が見えたのでその旨報告、了解を得た。
探し当てた尾根筋の道を進み、山頂への分岐に着いた。ここからリーダーはその女性を面倒見てもらって、山頂へ私が案内した。
山頂へは、かなりの急登で標高差140mほど一気に登る。道はジグザグでフィックスロープが所々にあって安全の確保はできる。20分で山頂に到着した。 |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ 山頂分岐(標高575m) |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳へ |
多田ヶ岳は、標高712mで、二等三角点になっている。山頂からの眺めは素晴らしいはずだが、残念ながら霞かPM2.5か黄砂かよくわからないがはっきりしなかった。
若狭湾、小浜市街がなんとか見えたが久須夜ヶ岳がはっきり見えなかった。荒島岳、三十三間山、百里ヶ岳などの方向もなんとか見られた。雪を頂いた白山と思われる山塊も確認できた。 |
多田ヶ岳 山頂に到着 |
多田ヶ岳 山頂にて |
多田ヶ岳 山頂 |
多田ヶ岳 二等三角点(標高712.0m) |
多田ヶ岳 山頂の岩 |
古い放置された三角点標石 |
北側の展望(若狭湾・小浜市街) |
南東の展望(荒島岳・・・三十三間山・・・百里ヶ岳・・) |
山頂でもう少し時間をとりたかったが、下りの安全を考え早めにゆっくり下山した。転倒、滑落があってはならないので細心の注意を払って分岐に無事下山した。ここから先は、リーダーにバトンタッチし登山口へと下っていった。 |
山頂をあとに |
分岐の戻る |
分岐から急斜面を下ると沢に出る。渡渉したり巻いたりしながら基本的に沢を道なりに下っていく。しばらくは残雪があり、足を踏み抜くようなところもある。標高490m辺りで小休止をとる。 |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点へ |
標高480m辺りで渡渉し、右岸の道を下っていく。左下に布ヶ滝が見えてくる。横目で滝を見ながら下っていく。さらに下ると小さな滝のような岩があり、苔むしていて美しい。 |
林道多田線起点へ |
布ヶ滝 |
林道多田線起点へ |
苔の谷 |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点へ |
そのあと、道なりにどんどん下り、標高330mまで下ると、林道終点の橋のところに出る。ここから林道をひたすら下る。約40分で林道多田線起点の駐車場に無事全員下山した。ここからバスで少し下ると妙楽寺のある集落を経て往路を梅田まで戻った。 |
林道多田線終点の橋に下山(標高330m) |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点へ |
林道多田線起点に全員無事下山(標高70m) |
多田ヶ岳は、ほぼ海抜零からの登りで、標高712mが満額の登りとあってかなり厳しかった。さらに登山道が高巻きの急な登りが有り滑りそうでかなり緊張した。極めつけは厳しい巻道に残雪があり、しっかり足を運ばないと滑り落ちそうになり、あげくの果ては一人滑り落ちてしまった。
なんだかんだ言いながら、悪路にもめげず山頂を踏めてよかったと思う。みなさん楽しい山旅、ちょっと厳しかった山旅の人も結果楽しい山旅になりました。ありがとうございました。特にリーダーさんには、お疲れのことでしたがありがとうございました。 |
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多田ヶ岳
基準点名:多田村
等級種別:二等三角点
標高:712.0m
所在:福井県小浜市
地図:遠敷
多田ヶ岳 二等三角点 |
多田ヶ岳 二等三角点 712.0m 2017.03.30
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コース
梅田(7:20)=[バス]=綾部PA=妙楽寺(10:24/10:36)〜多田ヶ岳登山口(10.52/10:55)〜
H350(11:42/昼食/12:02)〜野代山分岐・P488(12:43/12:49)〜分岐(14:00)〜
多田ヶ岳(14:20/14:27)〜分岐(14:41)〜H490(14:54/15:00)〜林道終点(15:28)〜
林道多田線起点・駐車場(15:06/16:14)=[バス]=道の駅京丹波味夢の里=梅田(19:24)
天候 晴れ
参加者 15名
実施日 2017.03.30
毎日新聞旅行 fukushima
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