竜ヶ岳
 近畿百名山   
竜 ヶ 岳 標高1100m  静 ヶ 岳 標高1089m
石榑峠〜竜ヶ岳〜静ヶ岳 (往復コース)
 
 4月30日、竜ヶ岳、静ヶ岳、銚子岳の登山に参加した。事前の情報で治田峠から青川峡への道が崩壊していて通行不能と言うことだ。そこで石榑(いしぐれ)峠から銚子岳の往復のコースになる。もし早く歩ければ銚子岳へ行くことにして基本的には静ヶ岳の往復になった。

 7時20分梅田を出発、八日市ICからR421で永源寺から石榑峠に向かって走った。途中、奥永源寺渓流の里で休憩し、石榑峠へ。R421は、石榑トンネルができ峠へはいけない、途中から旧R421に入り石榑峠へとはいった。石榑峠へは現在滋賀県側からしか通行できなくなっている。

 くねくね曲がった道を登っていく、右手に竜ヶ岳が見えてくると石榑峠だ。道路の終点には自家用車が10台程駐車していた。

竜ヶ岳 石榑峠近く(バス車窓より)
 石榑峠で登山支度をして出発、いきなり急登で滑りやすい花崗岩の砂道だ。しばらくすると崩壊地のようで岩がゴロゴロしている。少し登って振り返ると、三池岳、雨乞岳などの連山が見えてくる。

石榑峠登山口(標高685m)

竜ヶ岳へ登山開始

竜ヶ岳へ

三池岳(左奥)・雨乞岳
 さらに登ると、登山道はV字にえぐられた砂地の滑りやすい道になってくる。よく見ると削れた道を巻くようにまた新たな道が発生しているようだ。侵食が進めば木道になるのかなど心配しながらのぼた。

 標高800m辺りまで登ると、緩やかな登りになり、開けてくる。正面にどっしりとした竜ヶ岳が見えてくる。

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳
 標高850m辺りからまた登りになり、標高930m辺りから巻道になる。少し行ったところで小休止をとる。今回のリーダーは、今日が初めての先導で少しパニクっているようだ。こんな離合できないところで休憩は考えられないと思うのだが。

 休憩後、3分で重ね岩に到着、侵食されて丸くなった岩が重なり合っている。ユニークな岩峰だ。重ね岩を見てさらに登っていく。

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

重ね岩に到着

重ね岩

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ
 登山道の両側は、一面の笹原になってくる。標高1050m辺りまで登ると、高原状の山になり、振り返ると、三池岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山などが望める。

 標高1000mを越えると一面の笹原の高原になり、水平線の先に静ヶ岳、銚子岳、御池岳、伊吹山、藤原岳などが見えてくる。

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳へ

三池岳・釈迦ヶ岳・御在所岳・・・雨乞岳・・・綿向山 (標高1050m辺り)

静ヶ岳・銚子岳 御池岳・伊吹山・藤原岳 (標高1070m辺り)
 そしてなだらかな笹峰の曲線の先が竜ヶ岳の山頂だ。尾根筋の北側を少し巻くと、笹原がカール状に見えその先に、これから登る予定の静ヶ岳・銚子岳そしてその奥に御池岳、伊吹山、藤原岳そしてすぐそこの竜ヶ岳山頂のパノラマが広がる。

竜ヶ岳 (標高1085m辺り)

静ヶ岳・銚子岳 御池岳・伊吹山・藤原岳ヶ岳・竜ヶ岳 (標高1080m辺り)
 竜ヶ岳の山頂に到着、山頂は20人近くの登山者が景色を楽しみながらくつろいでいるようだ。

 竜ヶ岳は、標高1100mで二等三角点になっている。近畿百名山にもなっていて360度の素晴らしい展望だ。そんな展望を楽しみながら昼食にした。一面の笹原の中央でゆっくりたたずみ周囲の山々を眺める至福のひとときだ。

竜ヶ岳へ

竜ヶ岳 山頂にて

竜ヶ岳 山頂

竜ヶ岳 二等三角点(標高1100m)

三池岳・釈迦ヶ岳・御在所岳・・・雨乞岳・・・ 竜ヶ岳山頂にて
 しばらく休んで次の静ヶ岳へと、一旦笹の峰を下る。しばらく下ると静ヶ岳、銚子岳の山容が見えてきた。正面の小さな笹峰を巻いていくと、宇賀渓への分岐があるがここは静ヶ岳方面へと進む。

竜ヶ岳をあとに静ヶ岳へへ

静ヶ岳・銚子岳 御池岳

静ヶ岳へ

静ヶ岳へ

静ヶ岳へ 宇賀渓分岐(標高1035m)

静ヶ岳へ
 笹峰の巻道、今度は切れ落ちているので注意しながらトラバースすると尾根道に出る。のぞかな尾根道を少しのアップダウンを繰り返して、最鞍部標高950mまで下り登り返す。
銚子岳・御池岳
静ヶ岳へ 静ヶ岳(中央奥)

静ヶ岳へ

静ヶ岳へ
 標高990mまで登り返すと分岐があり、直進すると銚子岳、治田峠へと続く縦走路だ。一旦ここを左折し、静ヶ岳へと向かう。ここから約25分で静ヶ岳山頂に到着する。

分岐 静ヶ岳---銚子岳・治田峠(標高990m)

静ヶ岳へ

静ヶ岳へ

静ヶ岳へ
 静ヶ岳は、標高1089mで三等三角点になっている。山頂からの展望はほとんどなく、わずかに竜ヶ岳の山頂が見える程度だ。

 ここで時刻が13時、銚子岳に登って石榑峠へ戻るとすれば、休憩を入れて下山が17時頃になるようなので今回は銚子岳を残念することにし、下山を始めた。

静ヶ岳 山頂に到着

静ヶ岳 山頂にて

静ヶ岳 山頂

静ヶ岳 三等三角点(標高1089m)

竜ヶ岳 静ヶ岳より

石榑峠へ往路を下山

石榑峠へ

石榑峠へ
 銚子岳への分岐で少し未練が残ったが振り切って下山、宇賀渓分岐まで下りここから竜ヶ岳を眺めながら山頂へ標高差170mを登り返す。

宇賀渓分岐に戻ってきた

石榑峠へ竜ヶ岳に登り返す

竜ヶ岳

石榑峠へ竜ヶ岳山頂を通過

石榑峠へ

石榑峠へ

石榑峠へ

石榑峠へ

重ね岩

アブラチャン

石榑峠へ

石榑峠へ

石榑峠へ
 広い笹原を楽しみながらそして滑りやすいみち、岩の道を経て石榑峠へと注意しながら下った。登山口からバスで帰阪した。

 楽しい山旅を演出してくださったみなさんありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。

石榑峠に全員無事下山

あちこちで疲れを癒してくれたミツバツツジ
   
竜ヶ岳

基準点名:竜ヶ岳
等級種別:二等三角点
標高:1099.3m 
所在:三重県いなべ市
地図:竜ヶ岳

竜ヶ岳 二等三角点        竜ヶ岳

竜ヶ岳 山頂 1099.3m 2017.04.30
静ヶ岳

基準点名:賤ヶ谷
等級種別:三等三角点
標高:1088.5m 
所在:三重県いなべ市
地図:竜ヶ岳

静ヶ岳 三等三角点        静ヶ岳 

静ヶ岳 山頂 1088.5m 2017.04.30

コース
 梅田(7:20)=[バス]=八日市IC(8:35)=道の駅奥永源寺渓流の里(9.04/9:20)=
石榑峠(9.41/9:50)〜(10:30/10:34)〜重ね岩(10:37/10:40)〜竜ヶ岳(11:11/昼食/11:35)〜
宇賀渓分岐(11:54)〜(12:21/12:26)〜静ヶ岳分岐(12:33)〜静ヶ岳(12:50/13:01)〜
静ヶ岳分岐(13:14)〜宇賀渓分岐(13:49/13:59)〜竜ヶ岳(14:16)〜(14:46/14:55)〜
重ね岩(14:57)〜石榑峠(15:31/15:39)=[バス]=
道の駅奥永源寺渓流の里(16.00/16:11)=(16:33/16:46)=八日市IC=吹田SA=
梅田(18:50)

天候   快晴
参加者 17名
実施日 2017.04.30
毎日新聞旅行 fumimoto nagao