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大天井ヶ岳 |
大峰奥掛道 |
青根ヶ峰 標高858m 四寸岩山 標高1236m
大天井ヶ岳 標高1439m |
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奥千本〜青根ヶ峰〜四寸岩山・大天井ヶ岳〜五番関〜五番関トンネル登山口 |
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5月11日、大峰奥掛道を奥千本から青根ヶ峰、四寸岩山(しすんいわやま)、大天井ヶ岳を越えて五番関まで歩いた。
梅田を7時50分出発、吉野路大淀センターに立ち寄り吉野に入る。吉野川を渡り、標高をグングン上げていく。橋が標高約160m、近鉄吉野駅が205mぐらい、上千本で400mぐらい、奥千本で標高約700mだ。今日の奥掛道の出発は、標高約700mの奥千本、ここでバスを降り金峰神社へいきなりの急坂を登る。
近峯神社前で登山支度をして神社右の石畳道の登りから本格的に歩き始める。大峯奥掛の道標に従い左折して登ると、愛染宿跡の広場に出る。杉林が伐採され苗木の植林後なので開けていて、これから登る、四寸岩山、大天井ヶ岳の山塊が見える。 |
金峰神社鳥居(標高695m) |
金峰神社 |
金峰神社を出発 |
大峰へ 大峰奥掛道を行く |
左 大峯の道標 |
愛染宿跡を通過 |
四寸岩山(左奥)・大天井ヶ岳(中央奥)・・・ 愛染宿跡辺りにて |
しばらく登ると林道になり、その先に「従是女人結界」の標石が建っている。その昔、ここから先は女性は入れなかったのだ。ここから階段状の急坂を登り切ると青根ヶ峰の山頂に着く。 |
青根ヶ峰へ |
従是(これより)女人結界 |
青根ヶ峰へ |
青根ヶ峰へ |
青根ヶ峰は、標高858mで三等三角点になっている。展望は樹林に覆われ全く期待できない。青根ヶ峰は、今回で3回目だが、ここから先の奥掛道は今日が最初だ。 |
青根ヶ峰 山頂 |
青根ヶ峰 三等三角点(標高858m) |
青根ヶ峰山頂をあとに四寸岩山へ |
四寸岩山へ 林道に出る |
山頂をあとに標高差30mほど下ると林道にでる。吉野古道イラストマップがあって、四寸岩山、大天井ヶ岳そして山上ヶ岳への高度感をたっぷりのイラストマップだ。 |
吉野古道イラストマップ |
四寸岩山へ 古道に戻る(標高825m) |
四寸岩山へ |
四寸岩山へ |
四寸岩山へ 再び林道に出る |
四寸岩山の山塊が見えてくる |
四寸岩山へ 林道から古道に入る(標高860m) |
マップを見て林道を少し歩くと右側に古道がそちらに入っていく。樹林帯をしばらく歩くと再び林道に出る。林道の先に三角錐の綺麗な山が見える。四寸岩山の山塊の一部だが山頂はずっと先のようだ。
林道をしばらく歩くと標高860m、古道の取り付きがある。ここで一息入れて四寸岩山の山頂を目指す。ここから山頂まで、標高差400m弱、イラストマップのようだと大変だ。
歩き始めると直ぐ急登になり、頑張って登っていく。約30分頑張ると尾根頭のようなところ、標高1065m辺りに到着する。ここまでが急登でここからやや緩やか登りを30分頑張る。
山頂の手前にピークがないか気になったがそれらしいピークは見つけられなかった。そのピークは、薊岳で昭文社の山と高原地図に記載されている山だ。 |
竜ヶ岳へ |
竜ヶ岳へ |
四寸岩山へ |
四寸岩山へ(標高1065m) |
四寸岩山へ |
四寸岩山へ |
大天井ヶ岳 |
四寸岩山の四寸の岩はどれだろう? |
四寸岩山山頂に到着。四寸岩山は、標高1236mで二等三角点になっている。展望は南側が開けていて山上ヶ岳、稲村ヶ岳、大天井ヶ岳など大峰の連山が見られる。山頂で展望を楽しみながら昼食にした。 |
四寸岩山 山頂に到着 |
四寸岩山 山頂にて |
四寸岩山 山頂 |
四寸岩山 二等三角点(標高1236m) |
山上ヶ岳・・稲村ヶ岳・大天井ヶ岳・・・大峰連山 四寸岩山より
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四寸岩山の山頂をあとに新緑の美しい尾根を下っていく。標高1180m辺りに下ると足摺宿があり、岩には苔が覆っている。周囲には、苔むした岩とハシリドコロ、マムシグサ、ヒトリシズカ、ヤマシャクヤクなどの花が見られた。 |
四寸岩山をあとに大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
若葉が美しい |
大天井ヶ岳へ |
ハシリドコロ |
大天井ヶ岳へ 足摺宿(避難小屋) |
足摺宿(標高1180m) |
大天井ヶ岳へ 足摺宿を通過 |
マムシグサ |
ヒトリシズカ |
ヤマシャクヤク |
さらに尾根を下ると、チゴユリやクロモジなどの花が咲いていた。やがて林道に出ると、乗ってきたバスが林道を走ってここまでやってきていた。 |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
杉林 |
大天井ヶ岳へ |
チゴユリ |
クロモジ |
大天井ヶ岳へ 林道に出る |
吉野古道イラストマップ |
みんな元気なので大天井ヶ岳へと向かった。しばらく登ると二蔵宿小屋に着いた。ここで小休止をとり大天井ヶ岳にアタックだ。
こやから道は3つに分かれていて、左が水場への道、中央直進が大天井ヶ岳の巻道、そして右上へとると大天井ヶ岳だ。
当初予定では、巻き道を行くことになっていたが、斜面の崩壊で通行が難しいとの情報だ。滑落、落石などが心配されるため大天井ヶ岳を越えていくことになった。実は巻き道行かず大天井ヶ岳に登りたいと思っていたのでラッキーだ。 |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
二蔵宿小屋に到着 |
二蔵宿小屋(標高1075m) |
二蔵宿 祠 |
大天井ヶ岳へ |
小屋を出発、次第に急登になってくる。尾根に沿ってモノレールがあるがこれに乗れば楽ちんだ、なんてことを考えながら一歩一歩登っていく。約45分頑張ると尾根頭標高1340mに到着した。 |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ モノレールが山頂へと続く |
大天井茶屋跡に到着(標高1340m) |
大天井茶屋跡でほっと一息つく。展望は良さそうだがあいにく霞んでいてよく見えないが金剛連山も見えるそうだ。
ここから先はさらに急登になる。必死で登る、モノレールも手助けしてくれてやっと尾根に出る。右に曲がると大天井ヶ岳山頂に到着だ。あの鬼のように表現された吉野古道イラストマップの二座を登りきったのだ。 |
四寸岩山 大天井茶屋跡より |
大天井ヶ岳へ茶屋跡をあとに最後の登り |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳へ |
大天井ヶ岳に到着 |
大天井ヶ岳 山頂にて |
大天井ヶ岳は、標高1439mで三等三角点になっている。あいにく雲におおわれ展望は楽しめなかった。今日は、青根ヶ峰、四寸岩山そして大天井ヶ岳の三座を登り五番関に下る。約45分ひたすら下ると五番関に下りついた。 |
大天井ヶ岳 山頂 |
大天井ヶ岳 三等三角点(標高1439m) |
五番関へ |
五番関へ |
五番関へ |
五番関へ |
五番関へ |
女人結界門 五番関()標高1215m |
五番関は、標高1215mの鞍部でここから先山上ヶ岳への奥掛道は女人結界になっている。ここから山上ヶ岳の洞辻茶屋間の奥掛道はまだ行っていないのでいつかチャレンジしたい。
ここから五番関トンネル南口の登山口へ急坂を下る。道はあまりよくないので注意しながら下る。16時7分全員無事登山口に下山した。 |
五番関トンネル南登山口へ |
五番関トンネル南登山口へ |
五番関トンネル南登山口 |
五番関トンネル |
登山口から先回りしてきたバスに乗って洞川温泉に行き、温泉でゆっくりくつろいだ。ただビールの販売がなくなっていて満足度100とはいかなかった。
楽しい山旅をありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。 |
五番関トンネル南登山口に全員無事下山 |
洞川温泉 |
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青根ヶ峰
基準点名:西川
等級種別:三等三角点
標高:858.1m
所在:奈良県川上村
地図:新子
青根ヶ峰 三等三角点 |
青根ヶ峰 山頂 858.1m 2017.05.11
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四寸岩山
基準点名:心見ノ峠
等級種別:二等三角点
標高:1235.9m
所在:奈良県川上村
地図:洞川
四寸岩山 二等三角点 |
四寸岩山 山頂 1235.9m 2017.05.11
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大天井ヶ岳
基準点名:大天井
等級種別:三等三角点
標高:1439.0m
所在:奈良県川上村
地図:洞川
大天井ヶ岳 三等三角点 |
大天井ヶ岳 三等三角点 1439.0m 2017.05.11
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コース
梅田(7:50)=[バス]=道の駅吉野路大淀センター=奥千本(9:50)〜
金峰神社(9:59/10:09)〜青根ヶ峰(10:28)〜H860(11:00/11:06)〜
H1065(11:34/11:40)〜(薊岳(12:02))〜四寸岩山(12:10/昼食/12:40)〜
足摺宿(12:54)〜林道出合(13:24)〜二蔵宿小屋(13:38/13:50)〜
大天井茶屋跡(14:35/14:46)〜大天井ヶ岳(15:00/15:09)〜五番関(15:46/15:55)〜
五番関トンネル南口(16:07/16:12)=[バス]=洞川温泉(16:27/17:25)=たなか=
梅田(19:43)
天候 晴れ
参加者 19名
実施日 2017.05.11
毎日新聞旅行 nishijima taniguchi
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