金剛山を背に葛城山にて
友歩会30周年
友歩会定例会  
大和葛城山 標高959m 笛吹山 標高568m
 5月12日、友歩会定例会で炎上するツツジを訪ねて大和葛城山に登った。阿倍野橋を9時出発、富田林駅に着くとバス停には長い列ができている。定刻より10分早い2台目と思われるバスに乗れた。

 葛城登山口で大半の人が下車、我々は水越峠BSまで乗車した。水越峠BSで準備をして水越峠へ登っていく。

水越峠BSで登山準備(標高480m)

水越峠へ
 水越峠の登山口からいきなりの階段がついている。今回は階段道がほぼ山頂ま続いているのを覚悟して来た。登り始めるとすぐ緩やかな巻道になり、標高550m辺りから階段が連続、息が切れそうになりながら頑張って標高700m辺りまで登ると少し緩やかになる。

水越峠 葛城山登山口(標高520m)

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ

葛城山へ 空が見えてきた
 標高765m辺りで緩やかな道になり広場で休憩する。休憩を終えるとほどなく後方が展け金剛山が見えてくる。再び階段道を登ると、標高850mに標識があり、水越峠から1.2km、葛城山へ1.3kmでほぼ中間点だ。しかし山頂まで標高差110m位なので楽しみながら登っていく。

急登が終わって休憩(標高765m)

葛城山へ

振返ると金剛山が見えてきた(標高810m)

葛城山へ

水越峠1.2km/葛城山1.3km 中間点だ!(標高850m)

葛城山へ
 早速、右手の視界が開け、大和平野が一望できる、畝傍山や音羽三山も見える。登山道脇にツツジの花が少しずつ顔を見せ始めた。

大和平野を望む 畝傍山・・・音羽三山・・・

展望を楽しむ(標高860m)

葛城山へ
 続いてパラグライダーテイクオフ場があり、風向きと風を待っている、しばらくして見物人も増え風に向かって注に飛び込んで行った。拍手の中気持ちよさそうに飛んでいった。

ハンググライダーがテイクオフ
 すぐにツツジ鑑賞路の分岐に到着。残念ながらツツジの最盛期が過ぎ、真っ赤に燃えるツツジの山は期待通りにはいかなかった。

 それでも所々に綺麗なツツジが咲いていて目を楽しませてくれる。ツツジの斜面に金剛山の借景が加わり、大きな大きなツツジの庭園が出来ている。1週間から10日ほど遅かったようだ。今年は、お花の開花時期が10日ほど早かったが葛城山のツツジも同じだった。

葛城山のツツジ

ツツジと金剛山

ツツジの絨毯

ツツジと金剛山

葛城山のツツジ

ツツジと金剛山
 ツツジ鑑賞路を周回しようかと思ったが、直登して葛城高原ロッジ横で猿回しが行われていて人盛りになっていた。ロッジ前の日陰で昼食にした。

葛城山 山頂へ

葛城山 山頂へ
 昼食後、葛城山の山頂へ、山頂は大賑わいで山頂標識の前は記念写真を取るため長蛇の列になっている。標識での記念写真を諦め、大賑わいのハイカーを背に写真を撮った。

葛城山 山頂は大賑わい

葛城山 山頂標識(どこかの僕がハイポーズ)

葛城山 山頂にて(ハイカーの群れを背に)

葛城山 二等三角点

葛城山 二等三角点(標高m)
 山頂をあとにダイヤモンドトレイルを北へ進み、長い階段道を下っていく。しばらく歩くと北尾根コース分岐がありさらに15分ほど行くとまた北尾根分岐がある。当初予定では北尾根コースを下る予定だったが、ダイトレをさらに進んで忍海に下るよう変更した。

ダイヤモンドトレイルを進む

ダイトレから笛吹山へ

ダイトレから笛吹山へ

ダイトレから笛吹山へ
 分岐から15分ほど進むと忍海への分岐があるが、さらに15分ほど進んで次の忍海への分岐に進む。この分岐で小休止、たまたま今日、MRCのグループがダイトレを二上山から岩橋山を越えて歩いていてそろそろここを通過すると思われる。休憩時間内で残念ながら合流はできなかった。近鉄忍海駅へと下り始めた。

ダイトレから笛吹山へ

ダイトレから近鉄忍海駅へ下る

ダイトレから近鉄忍海駅へ下る

笛吹山へ
 分岐から25分程下ると笛吹山の山頂に到着した。笛吹山は、標高568mで小さな尾根頭が山頂だ。15分程下ると分岐になるが、近くに三角点があるので行ってみた。

笛吹山へ

笛吹山 山頂(標高568m)

近鉄忍海駅へ

近鉄忍海駅へ
 数分下ると山麓公園分岐になるが左折せずに尾根筋を先に進む。踏み跡は少ないが誰かが付けたテープに沿っていくと小さなピークがあり、三角点があった。

 三角点の点名は、寺口で標高410mの四等三角点だ。ここから尾根の下り道は点線であるが、最初の分岐まで戻って谷筋の下った。谷筋は切れ込んでいるが左側に巻道がありそこを下る。

寺口 四等三角点

寺口 四等三角点(標高410.4m)

寺口 四等三角点にて

近鉄忍海駅へ
 巻道を下ると沢に出て林道になる。倒木があり、林道に亀裂が入っているところがある。そこを過ぎると綺麗な林道になり大和盆地が正面に広がって見えてくる。

近鉄忍海駅へ 台風21号(2017.10)被害

近鉄忍海駅へ 台風21号(2017.10)被害

大和盆地を望む
 さらに下ると道路がフェンスで閉ざされている。フェンスを開けて先に出ると、次のような表示がしてあった。「台風21号の影響により登山道は崩壊しています 危険なので当面の間登山しないでください 葛城市」
 ダイトレから下ってきた限りでは、特に危険な箇所はなく最後の倒木が邪魔になったぐらいだった。

台風21号(2017.10)被害で登山しないで下さい(葛城市)

近鉄忍海駅へ

金剛葛城連山を振返る
 集落に入り一般道を忍海駅まで時々うしろを振り返って金剛葛城連山を眺めながら下った。民家に出てからの下りが長いので結構疲れたが全員無事近鉄忍海駅に下山した。

 みなさんお疲れ様でした。ツツジは少し時期を過ぎていたがそれなりのツツジを鑑賞できました。お花の例会の実施日はなかなか難しいですね。みなさんありがとうございました。
  
大和葛城山

基準点名:篠峰山
等級種別:二等三角点
標高:958.6m
所在:大阪府千早赤阪村
地図:御所


大和葛城山 二等三角点     二等三角点(2003.12.10撮影) 

大和葛城山 二等三角点 958.6m 2018.05.12
笛吹山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:568m
所在:奈良県葛城市
地図:御所











笛吹山 山頂 568m 2018.05.12
寺口

基準点名:寺口
等級種別:四等三角点
標高:410.4m
所在:奈良県葛城市
地図:御所


寺口 四等三角点     

寺口 四等三角点 410.4m 2018.05.12

コース
 阿倍野橋駅(9:04)=[準急河内長野行き]=富田林駅(9:32/9:50)=[金剛バス(臨)]=
水越峠BS(10:22/10:31)〜水越峠(10:38)〜H765(11:13/11:21)〜
ハンググライダーテイクオフポート(11:46/11:49)〜
ツツジ鑑賞路分岐(11:50/ツツジ鑑賞・昼食/12:49)〜葛城山(12:54/12:59)〜[ダイトレ]〜
北尾根コース分岐(13:10)〜北尾根コース分岐(13:25)〜忍海駅分岐(13:39)〜
忍海駅分岐(13:53/14:04)〜笛吹山(14:28/14:38)〜分岐(14:54)〜山麓公園分岐(14:56)〜
三角点(14:59/15:04)〜山麓公園分岐〜分岐(15:08)〜林道終点(15:15)〜
近鉄忍海駅(16:20/17:26)=[尺土行き]=尺度(16:33/16:40)=[急行阿倍野橋行き]=
阿倍野橋(17:12)

天候   晴れ
参加者 8名
実施日 2018.05.12
友歩会 ohki