三国山 山頂
  
槙尾山〜三国山〜燈明岳縦走
槙尾山 標高600m 三国山 標高886m 畑 山 標高818m
神野山 標高869m 燈明岳 標高857m
槙尾山P〜槙尾山〜十五丁石〜千本杉峠〜三国山〜七越峠〜
畑山〜神野山〜燈明岳〜堀越観音
 12月26日、槙尾山から三国山、燈明岳の縦走をした。南海難波駅を8時すぎ和泉中央駅へと向かった。駅前からタクシーに乗り、槙尾山の駐車場到着。支度をして施福寺へ参道を登っていく。

 山門をくぐると石段の急な道が続く、標高差80mほどだが山登りしているものでもかなり厳しい登りだ。西国三十三所をお参りされているお年寄りの方は大変だと思う。

槙尾山観光センターを出発(標高390m)

槙尾山施福寺山門

槙尾山施福寺へ

槙尾山施福寺へ

槙尾山施福寺へ

槙尾山施福寺へ

弘法大師御髪堂

槙尾山施福寺へ
 槙尾山施福寺は、西国三十三所第4番札所。縁起には役行者、行基、空海などが関わったと伝承されている。役行者が、法華教を書き写した巻を葛城山の各所に埋めたとされるが、最後にここに埋めたことから、巻尾山(槙尾山)となったとか。

 弘法大師空海が、得度して剃髪したとされる場所には愛染堂、その毛髪を祀るとされる弘法大師御髪堂などがある

槙尾山施福寺

槙尾山施福寺(標高470m)

岩湧山 施福寺より

槙尾山施福寺をあとに
 施福寺をあとにダイヤモンドトレイルを三国山へと進んでいく。蔵岩へは原則入残禁止になっているので残念ながら行けない。

槙尾山へ

槙尾山へ

槙尾山へ

槙尾山へ

槙尾山へ

槙尾山へ
 槇尾山を巻きながらダイトレ道を登っていく。槇尾山の尾根筋に出たところで、槇尾山山頂へ尾根の道を登っていく。分岐から十分足らずで山頂に到着。

 槇尾山は、標高600mで、関空方向が望め静かな山頂だ。この下に蔵岩があるのだが木々で見えない。なかなか良い岩なので機会があれば行ってみたい。

槙尾山へ

槙尾山へ

槙尾山 山頂

関西空港方面を望む 槙尾山より

槙尾山 山頂(標高600m)

槙尾山 山頂をあとに

三国山へ

三国山へ
 尾根の分岐まで戻り、三国山へと尾根を進んでいく。少し進み登り始めると五ツ辻分岐を通過する。さらに登ると十五丁地蔵に到着する。干支が申年の時、ここから猿子城山行ったことを思い出した。

三国山へ

五ツ辻分岐(標高610m)

三国山へ

十五丁地蔵(標高670m)

三国山へ

三国山へ
 三国山へと、ひたすら歩いていく、途中大きな倒木があり、越えていく。やがて林道になり、しっかり分岐を確認して右手の登山道へと進んでいく。

 十五丁地蔵から約30分歩くと、三十丁地蔵、千本杉峠を通過する。この辺りの杉林は美しい、素晴らしい美林だ。

千本杉峠 三十丁地蔵(標高700m)

三国山へ
 千本杉峠から最後の急登になってくる。標高差170mを堪えながら今日一番の頑張りだ。しかし皆んな元気そのもので、着いていくのに精一杯だ。

三国山 山頂近くの林道に出た(標高870m)

三国山へ
 なんとか、山頂近くの平たい林道にたどり着いた。林道から少し登ると山頂に到着する。
三国山は、標高886mで三等三角点になっている。木々が茂っていて展望はない。山頂で風を避けながら昼食にした。

 山頂は関空の航空監視レーダー施設があり、林道がしっかり開通していて山頂の雰囲気は今ひとつだ。

三国山 山頂に到着

三国山 山頂にて

三国山 山頂

三国山 三等三角点(標高885.5m)

三国山へ

三国山へ
 三国山の山頂をあとに林道を下っていくと、七越峠に着く。お地蔵さんがお祀りしてあって昔ここに茶屋があった。

 七越峠は、紀州と泉州の国境、西国観音霊場や高野山への参道道、紀泉両国を結ぶ生活道の要であった。

 標識には、父鬼−堀越・蔵王峠、三国山−鍋谷峠が記されている。今回は、堀越・蔵王峠方面へと下っていく。

七越峠地蔵(標高840m)

七越峠から堀越へ

堀越へ

堀越へ

堀越へ

もうすぐ畑山山頂だ
 七越峠から林道をしばらく下っていく、途中から畑山を目指して林道から左の尾根道に入っていく。登りきると畑山山頂だ。

 畑山は、標高818mで雑木林の真ん中で何もない。山頂をあとに尾根を下っていくと、下り着いたところが、深タワと呼ばれる鞍部だ。

畑山 山頂(標高818m)

畑山山頂をあとに
 深タワから尾根道を標高差約100mをグングン登っていく、尾根がVカットされた急な尾根道があり、かなり厳しい。登りきると、神野山山頂だ。

深タワ(標高765m)

堀越へ

堀越へ

堀越へ
 神野山は、標高869mで山名表示もなく雑木林の尾根だ。ここから尾根を進まず杉林の真ん中を下る。尾根をまっすぐ下ると、まだ行っていないが滝畑ダムへ下っていく尾根の道だ。

神野山山頂だ 山頂標識がない!

神野山 山頂(標高869m)

堀越へ

堀越へ

堀越へ

堀越へ

堀越へ

もうすぐ燈明岳山頂だ
 杉林をまっすぐ下ると燈明岳に続く尾根道に出る。林道に出てほんの少しで左の尾根道に取り付く。ここから標高差40mほど少しの急な尾根道を登りきると燈明岳山頂に到着する。

 燈明岳は、標高857mで三等三角点になっている。山頂には、役行者石祠がお祀りしてある。ここの燈明岳は、東の燈明岳と呼ばれ、犬鳴山にある燈明岳(西の燈明岳)と区別しているようだ。

燈明岳(東の燈明岳) 山頂 役行者石祠

燈明岳 三等三角点(標高856.8m)

堀越へ

展望台
 燈明岳山頂をあとに少し下ると、展望台がある。バブルの頃出来た展望台と思うがメンテナンスはされていたが、展望台の前の木々が伸びすぎて紀ノ川方面の景色は楽しめなかった。

残念ながら展望は望めず

堀越へ右折 直進すれば蔵王峠だ

堀越へ

堀越へ
 展望台から林道に下り、まっすぐ下れば蔵王峠方向だが、すぐ右折して山に入っていく。山道を下っていくと、堀越観音の裏側に降りる。

 堀越観音にお参りして、手配してあったタクシーに分乗してJR妙寺駅へと下った。駅までの標高差は約600mあり、歩いたらかなり厳しそうだ。

堀越観音に到着

堀越観音(標高650m)

スイセン

堀越観音からタクシーでJR妙寺駅へ

JR妙寺駅(標高60m)

JR妙寺駅
 JR妙寺駅に、15時30分到着、15時43分の和歌山線王寺行きに乗り、橋本駅で南海電車の乗り換えて難波に戻った。難波で反省会、お好み焼きゆかりでビール片手に話が弾んだ。

 参加者の皆さん、楽しい山旅をありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。
   
槙尾山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:600m
所在:大阪府和泉市
地図:岩湧山









槙尾山 山頂 600m 2018.12.26
三国山

基準点名:父鬼
等級種別:三等三角点
標高:885.5m
所在:大阪府和泉市
地図:岩湧山

三国山 三等三角点 

三国山 三等三角点 885.5m 2018.12.26
畑山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:818m
所在:和歌山県かつらぎ町
地図:内畑









畑山 山頂 818m 2018.12.26
神野山

基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:869m
所在:和歌山県かつらぎ町
地図:岩湧山










神野山 山頂 869m 2018.12.26
燈明岳

基準点名:東谷
等級種別:三等三角点
標高:856.8m
所在:和歌山県かつらぎ町
地図:岩湧山


燈明岳 三等三角点

燈明岳 山頂 856.8m 2018.12.26
 

コース
 南海難波駅(8:06)=[南海・泉北高速]=和泉中央駅(8:42/8:43)=[タクシー]=
槙尾山P(9:05/9:16)〜施福寺(9:43/9:52)〜分岐(10:15)〜槙尾山(10:24/10:35)〜
分岐(10:43)〜十五丁地蔵(11:12/11:20)〜千本杉峠(11:49)〜
三国山(12:20/昼食/12:45)〜七越峠(13:00)〜畑山(13:33/13:43)〜神野山(14:04/14:07)〜
燈明岳(14:24/14:34)〜展望台(14:36/14:38)〜堀越観音(14:55/15:00)
=[タクシー]=JR妙寺駅(15:28/15:43)=[JR和歌山線]=橋本(15:57/16:08)
=[南海急行難波行き]=難波(16:57)

参加者 12名
実施日 2018.12.26
毎日新聞旅行 (中級) kawamura  nishijima