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三上山をバックに 東光寺不動山にて |
友歩会定例会 |
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三 上 山(近江富士) 標高432m 妙光寺山 標高267m |
野洲駅〜磨崖仏〜妙光寺山〜古代峠〜びわ峠〜三上山〜御上神社〜野洲駅
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9月14日、友歩会定例会で近江富士と呼ばれる三上山と磨崖仏のある妙光寺山を縦走した。
京都駅に集合して新快速で野洲駅に9時到着、支度をして歩き始める。駅前の広い道路を直進し、新幹線手前の信号を左折して中山道を進む。新幹線下を潜り、国道8号線の長い信号待ちをして稲荷神社へ、ここから細い道を妙光寺山磨崖仏の案内に沿って進んでいく。 |
妙光寺山 野洲中学校辺りより |
妙光寺山へ |
山に近づいて来ると赤い鳥居が見えてくる。赤い鳥居のところが妙光寺山磨崖仏の入口になっている。少し進み、案内板に沿って右手に進み、山へと登っていく。 |
妙光寺山磨崖仏入口 |
妙光寺山磨崖仏への道 |
妙光寺山へ |
妙光寺山へ |
入口から10分ほど登ると、分岐になり右に進むと、石窟が見えてくる。その先に上を見上げると磨崖仏がある。 |
妙光寺山磨崖仏前の石窟 |
妙光寺山磨崖仏前の石窟 |
大きな岩が崖から露出していてその正面にお地蔵さんの立像が掘り出してある。お地蔵さんは、高さ160cmで厚さ10cmの書込地蔵と呼ばれているそうだ。作られたのは鎌倉時代元享4年(1324)7月10日の造立と記されているそうだ。
鎌倉時代のものなのに素晴らしく美しいお地蔵さんだ。足元まで目がいかなかったが、沓(くつ)を履いておられ非常に珍しいそうだ。 |
妙光寺山磨崖仏 |
妙光寺山磨崖仏 |
妙光寺山磨崖仏 |
崖に露出した岩に高さ160cmの地蔵立像を掘出したもので、書込地蔵とも呼ばれている。鎌倉時代、元享4年(1324)7月10日の造立と記されているそうだ。 |
分岐に戻り、妙光寺山へと登っていく。少し急な登りで、尾根に登りきるところでさらに急になるとやがて妙光寺山の尾根に出る。 |
妙光寺山へ |
妙光寺山 |
妙光寺山へ |
野洲市街・琵琶湖・比良山系 |
尾根筋に出て三上山を望む |
三上山 |
尾根に出ると、正面に近江富士の三上山が美しく見える。振り返ると、野洲市街、琵琶湖、比良山系が見える。尾根の分岐から尾根道を10分ほど登っていくと、妙光寺山の山頂に到着する。 |
飯道山・菩提寺山・阿星山・三上山 |
妙光寺山へ |
妙光寺山へ |
妙光寺山 山頂(標高267m) |
妙光寺山山頂の樹林の簾から望む三上山 |
妙光寺山は、標高267mで山頂は雑木林になっている。雑木林の簾から三上山が透けて見える。山頂をあとに往路の尾根を分岐まで戻り、三上山へとたくさんのアップダウンを繰り返し進めていく。 |
妙光寺山 山頂にて |
妙光寺山山頂をあとに |
三上山へ 登山道脇の岩 |
尾根を少し登っていくと、お団子を積んだような岩があり、その先に小さなピークがある。そのピークには、東光寺不動山の小さな札があった。三上山をバックに記念写真を撮りたいと思って試行錯誤したが、尾根の道幅が狭くなかなかうまく撮れない。何とか撮ったが木の枝などが入って今ひとつだ。 |
東光寺不動山(標高255m) |
妙光寺山えお振り返る |
三上山をバックに 東光寺不動山にて |
東光寺不動山から前方下に大きな岩があり興味があったが結果的にそこを見つけることができなかった。不動山をあとに少し下ると道の脇に大きな岩があり登ってみる。
大岩の上からこれから縦走する尾根が連なって三上山へと続いているのがよく見える。 |
眼下に気になる岩が |
三上山へ |
三上山へ |
三上山へ 登山道脇に大きな岩が! |
三上山へ |
大きな岩に登ってみる |
三上山への縦走路の山々 大きな岩より |
菩提寺山・三上山 大きな岩より |
三上山へ 大きな岩を降りる |
三上山へ |
三上山へ 鞍部まで下る |
三上山へ 次のピークへ登返し |
大きな岩を降り、尾根道を鞍部まで下る。そこから次のピークへと登り返す。かなり急な岩のある斜面を乗ろるとピークに到着する。
東光寺山と記され、標高は250mぐらいだ。山頂から、三上山が見え松ノ木がアクセントをつけていて素晴らしい。 |
東光寺山(標高250m) |
三上山 |
三上山へ |
三上山へ |
また下って登り返すと、東光寺日曜山というピークに到着する。標高は、235mぐらいだ。ここからも展望でき縦走してきた妙光寺山、東光寺不動山、東光寺山が見え、今回行かなかった田中山などが見える。 |
東光寺日曜山(標高235m) |
三上山 |
妙光寺山・東光寺不動山・東光寺山・・・田中山 東光寺日曜山より |
少し下り、登り返していくと大小の岩を積み重ねたようなピークを過ぎ少し下ったところに大きな岩がある。古代峠と呼ばれていて門になっている。 |
三上山へ |
古代峠(標高210m) |
古代峠は、畳3畳ほどの大きな岩が、両側の岩にまたがり門のような、見方を変えれば橋のような形状になっている。何万年もの侵食により、大きな岩が浮き上がってきたのだろうか。この大岩、門、峠を越えてまた尾根道の縦走を続ける。 |
古代峠 |
三上山へ |
三上山へ |
しばらく展望を楽しみながら尾根歩きをする。三上山、縦走してきた妙光寺山からの山並みが美しい。縦走路を下っていくとびわ峠があり、さらに下ると東光寺越になり、標高約175mの最鞍部に下る。 |
飯道山・菩提寺山・阿星山 三上山 |
妙光寺山より縦走してきた山々 東光寺不動山・東光寺山・東光寺山 |
びわ峠(標高185m)を通過 |
三上山 |
東光寺越(標高175m) 通過 |
三上山へ 東光寺越から登返し |
東光寺越からいよいよ三上山への登りになる。とりあえず三上山の中段の道へ標高差60mほど頑張って登る。途中まで登ると、樹林帯になり、薄暗い道を上っていく。ガイドに、シロ山が記されていたが、昼食をどこで取るかで頭がいっぱい、シロ山は分からなかった。 |
三上山へ |
三上山 |
三上山へ |
三上山山へ 中段の道 |
中断の道に着き、お水をいっぱい飲んでほっと一息、中段の道を三上山登山道へと回り込む。ここで登山道の目鼻がついたので昼食にした。花緑公園から親子連れなどのハイカーが登ってくる。 |
三上山登山道分岐(標高235m) |
三上山山頂へ |
おなかが壱杯になったとkろで、三上山山頂へのアタックだ。花緑公園側登山道は、一般向きと健脚向きがあり、健脚向きはほぼ直登で一般向きはジグザグ道で直刀の2倍以上の距離になる。一応、健脚と言うことで登り始めたが結構、厳しい登りだった。 |
三上山へ |
三上山へ |
三上山 山頂へ続く階段道 |
三上山へ |
三上山へ |
三上山 山頂に到着! |
三上山 山頂(標高432m) |
三上山 山頂 |
三上山山頂に、頑張って登頂、昼休みに追い越していったちびっこ達は既に登頂済だった。
三上山は、標高432mで山頂は木々で覆われている。標高差2mほど下に御上神社の奥宮がお祀りしてある。三上山は、御上神社神社の御神体だそうだ。
鳥居の前には、巨石があり岩座(いわくら)と呼ばれしめなわがしてある。神様が舞い降りる場所だそうだ。そこから数メートル下がると、展望台になっている。展望台からは、近江平野、琵琶湖、平野山並みなどが望める。 |
三上山 さんちょうにて |
三上山山頂 巨石の磐座(いわくら) |
三上山山頂 御上神社奥宮 |
三上山展望台からの展望 |
三上山山頂をあとに登山口へ |
表登山口へ |
今日は良い天気で素晴らしいのだが、身勝手を言えば暑すぎる。木陰で少し休憩して下山にかかる。下山は、表登山道を下った。岩の道が多く、結構トリッキーで注意しながら下っていく。 |
表登山口へ |
表登山口へ |
野洲市街の展望 |
表登山口へ |
表登山口へ |
表登山口へ |
標高300m辺りに「割岩」がある。割岩をみんなでチャレンジする。「肥満度を確認可能」と記されていてメタボの人は通過できない大きな岩の割れ目だ。割岩を全員無事通過できた。 |
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表登山口へ |
表登山口へ |
表登山口へ |
表登山口へ |
表登山口へ |
その後、登山口を目指してひたすら下る。下っていくと広場にでると妙見堂跡を通過する。ここから石段を下っていくと登山口に降り立つ。登山口の近くに魚釣岩がある。大昔、琵琶湖の水位がこの辺りまであり、神がこの岩から魚を釣っていたといういわれがある。 |
表登山口へ 妙見堂跡を通過 |
表登山口へ |
魚釣岩 |
表登山口に全員無事下山 |
三上山 |
表登山口に全員無事下山し、御上神社へ向かいお参りする。拝殿の屋根と三上山が重複して見え、御神体の山として崇めれれる所以かも。 |
御上神社 |
御上神社拝殿と三上山 |
三上山 |
三上山 |
妙光寺山 |
三上山から、守山のほたるの湯まで歩く予定だったが、前日したように日照りで暑く、少しでも短くしようと、野洲駅に変更した。それでも熱中症すれすれで何とか野洲駅に無事戻った。
今回は、低山の縦走でたくさんのピークを越えて景色を楽しみながら歩け良い山旅になった。京都に戻り、反省会。みなさん楽しい山旅をありがとうございました。 |
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三上山(近江富士)
基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:432m
所在:滋賀県野洲市
地図:野洲
三上山 山頂 |
三上山 432m 2019.09.14 |
妙光寺山
基準点名:−−−
等級種別:−−−
標高:267m
所在:滋賀県野洲市
地図:野洲
妙光寺山 山頂 |
妙光寺山 山頂 267m 2019.09.14 |
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コース
JR京都駅(8:30)=[新快速米原行き]=野洲駅(9:00/9:10)〜稲荷神社(9:30)〜
妙光寺山磨崖仏入口(9:40)〜妙光寺山磨崖仏(9:50/10:07)〜尾根分岐(10:15)〜
妙光寺山(10:24/10:36)〜東光寺不動山(10:50)〜東光寺山(11:05/11:12)〜
東光寺日陽山(11:22)〜古代峠(11:28/11:32)〜びわ峠(11:38)〜東光寺越(11:41)〜
シロ山〜三上山分岐(12:02/昼食/12:23)〜三上山(12:59/13:21)〜割岩(13:41/13:50)
〜妙見堂跡(14:00)〜表登山口(14:23)〜御上神社(14:31/14:36)〜
野洲駅(15:23/15:43)=[新快速]=京都駅(16:12)
天候 晴れ
参加者 7名
実施日 2019.09.14
友歩会 ohki
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