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行縢山 行縢町にて |
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九州百名山 |
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行 縢 山 標高830m |
行縢山登山口〜行縢の滝〜峠〜行縢山 (往復コース)
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2月9日から2月11日で宮崎県延岡市の行縢山(むかばきやま)に登った。2月9日、神戸三宮フェリーターミナルを宮崎カーフェリーで出発、船内でゆっくりくつろいで船内泊、2月10日8時30分宮崎港に到着。 |
日向灘に昇る朝陽 |
カーフェリーから下船し、バスに乗り換えて宮崎市から延岡市にある行縢山へと向かった。港から海岸通りの有料道路を走り、コンビニで買い物をして延岡市へと走る。海岸通りの車道にはヤシの木が南国宮崎に来た雰囲気を印象づけてくれる。 |
宮崎港からバスで出発 |
宮崎に来た雰囲気が伝わってくる |
宮崎港を出発して約1時間半で舞野Cを降り行縢町にはいる。バスの車窓から行縢山が見えるようになってきた。ちょっと止まって橋ノ原BS辺りで写真タイム。
行縢山の名前の起こりは、行縢(むかばき、武士が旅や猟をするとき袴の上から着用した毛皮製の装飾品。現在も流鏑馬(やぶさめ)の装飾品で見られる)に似ていることからと言われている。
正面に行縢山の奇岩絶壁がそそりだって見える。行縢山は、雄岳(西岳)と雌岳(東岳)の2つの岩峰からなっている。 |
行縢山 橋ノ原BSより |
行縢山・雄岳 橋ノ原BSより |
行縢山・雌岳 橋ノ原BSより |
行縢山の写真を撮り、5分ほど行縢川沿いに上がっていくと登山口BSで道は行き止まりになる。ここで登山支度をして出発。 |
行縢神社前の登山口BS(標高180m) |
行縢山案内板 画面クリックでアップ画面になります |
登山の前に先ず行縢神社に参拝、安全を祈願。社殿前には奇妙な顔をした狛犬、樹齢300年と言われる夫婦杉などが見られる。 |
先ず行縢神社にお参り |
行縢神社 |
奇妙な顔の狛犬(左) |
奇妙な顔の狛犬(右) |
登山口に戻り、行縢山へと登り始めた。よく整備された少し広い登山道を登っていく。しばらく登ると小さな橋があり、橋を越えた辺りから大小の岩が吐出した道になってくるが歩き難くはない。 |
行縢山へ 登山口を出発 |
行縢山へ |
行縢山へ 橋を渡る |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ 第2の沢 |
第2の沢を越えた辺りで小休止をとる。そこから少し登ると橋が見えてくる。滝見橋といわれここから行縢の滝が眺められる。 |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ 滝見橋 |
滝見橋から眺める行縢の滝は結構ダイナミックだ。行縢の滝は、行縢山の雄岳と雌岳の間にあり、ここから眺める行縢山南面の巨大な岩壁が印象を強めている。 |
行縢山・行縢の滝 滝見橋より |
行縢の滝 滝見橋より |
滝見橋で行縢の滝を眺め、これから滝の近くまで登っていく。道は益々大きな岩の道になり、道横は岩の絶壁が立ちはだかり、滝の期待度が上がってくる。 |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢の滝へ 滝分岐(標高470m) |
滝への分岐があり、滝まで5分の案内がある。滝へと登っていくと大きな絶壁の下に突き当たる。頭上が期待の行縢の滝だ。 |
行縢の滝へ |
行縢の滝に到着 目の前に絶壁の滝が!(標高490m) |
行縢の滝は、天を仰ぐような絶壁の滝だ。日本の滝百選に選ばれていて、落差77m幅20mの滝だ。別名を布引ノ滝、矢筈ノ滝と言われているそうで、絶壁を静かにつたう布引は壮観だ。夏は水量が多く絶壁を豪快に流れ落ちる滝も見てみたいものだ。
日本武尊が、熊襲征伐のおりこの滝を見て、「布引の矢筈の滝を射てみれば 川上たける落ちて流れる」と詠じたそうだ。 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
滝より見上げる行縢山・雄岳 |
滝の分岐に戻り行縢山へ |
行縢山へ 雌岳への分岐(標高560m) |
滝直下で行縢の滝を楽しんだあと、分岐の戻り、滝頭の沢へと登っていく。雌岳側の斜面を10分ほど登ると雌岳山頂への分岐になる。雌岳は時間的に無理なようで雄岳だけの往復ルートになったようだ。案内板には上級者向けとあったが、倒木が多く整備が進んでいないようだ。 |
行縢山へ |
峠に到着 |
雌岳分岐から10分程登ると、峠に到着する。山の神の祠があり、その先に絶景ポイントと称されるところがある。そこからは行縢山雄岳や、雌岳の岩峰そして行縢川、滝見橋などが見える。そんなに絶景ポイントとは思わなかったが日当たりの関係を考慮すれば雄岳、雌岳の岩峰の絶景が見られるのかもしれない。 |
峠の山の神祠(標高610m) |
峠から望む行縢山雄岳 |
峠から少し下ると、県民の森分岐を通過し、大きな岩がゴロゴロする第3の沢を渡る。沢の水量は少なく、この水が行縢の滝になっているのだ。 |
行縢山へ |
第3の沢(標高580m) |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ |
行縢山へ 山頂に着いたよ! |
第3の沢から雄岳へ続く沢道をひたすら登っていく、やがて尾根筋に出るとほどなく山頂に到着だ。山頂は大きな岩が重なったような岩峰だ。
行縢山は、標高830mで二等三角点になっている。雄岳の岩峰のむこうに雌岳が見える。雄岳の南側は下から見えていたように断崖絶壁の様相になっていて結構山頂に立つとスリルがある。山頂からは微かに大崩山と思われる山塊が望める程度だ。
雌岳に行かないので少し時間があり、山頂の日当たりでゆっくり昼食の時間をとった。山頂でゆっくりするのもいいもんだ。 |
行縢山 山頂 |
行縢山 山頂にて |
行縢山 山頂 |
行縢山 山頂 |
行縢山 山頂 |
行縢山 二等三角点(標高829.9m) |
行縢山 雄岳山頂と雌岳 |
行縢山 雌岳(標高809m) |
行縢山 山頂で昼食 |
行縢山 山頂 |
行縢山山頂で30分余りゆっくりくつろいで往路を下山開始した。第3の沢へと下り、県民の森分岐で小休止をとる。峠を越えて急斜面を下り、行縢の滝分岐を過ぎれば、再び滝見橋だ。 |
行縢山山頂をあとに往路を下山 |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ 第3の沢 |
県民の森分岐で休憩 |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ 行縢の滝分岐辺りまで下山 |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ 滝見橋に下山 |
滝見橋から再び行縢の滝を眺めて行縢山の余韻を楽しんだ。2000万年以上も前に花崗岩の山塊が盛り上がって大崩山ができ、その南側に亀裂ができて花崗岩が吹き出しこの山、行縢山ができたそうだ。 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
行縢の滝 |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口へ |
登山口に無事下山 |
登山口(標高180m) |
むかばき青少年自然の家駐車場に全員無事下山 |
遠き山に日は落ちて・・・ 今日もありがとう |
滝見橋で行縢山、行縢の滝を楽しんだあと、ひたすら歩いて下ると、登山口に無事到着、行縢神社に一礼して、むかばき青少年自然の家の駐車場に戻り、バスで温泉に向かった。
延岡市に最近できたという、ふなの湯に立ち寄りお風呂に浸かってゆっくりくつろいだ。その後、宮崎港へとバスは走った。車窓から夕陽がみられ一日の終わりになった。いい天気で今日もありがとう。
宮崎港の手前のスーパーでお買い物してフェリーに乗船、船内でご機嫌のうちに船中泊して大阪に戻った。
行縢山は低山ながら素晴らしい岩峰の山で、神話にあふれた山でもあり楽しい山登りになった。参加の皆さんと一緒に楽しい山登りになりありがとうございました。リーダーさんありがとうございました。 |
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行縢山
基準点名:行縢山
等級種別:二等三角点
標高:829.9m 所在:宮崎県延岡市
地図:行縢山
行縢山 二等三角点 行縢山
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行縢山 山頂 829.9m 2020.02.10 |
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コ ース
2月09日
神戸港・神戸三宮フェリーターミナル(18:00)=[宮崎カーフェリー]= (船中泊)
2月10日
宮崎港(8:30/8:37)=[バス]=CVS=舞野IC=橋ヶ原BS(10:10/写真タイム/10:14)=
登山口BS(10:18/10:32)〜行縢神社(10:34/10:41)〜登山口(10:41)〜
H330・第2の沢(11:03/11:12)〜1の汗(11:13)〜滝見橋(11:16)〜四合目(11:25)〜
行縢の滝(11:32/滝/11:50)〜雌岳分岐(12:01)〜六合目(12:07)〜峠(12:09/12:16)〜
県民の森分岐(12:17)〜第3の沢(12:21)〜七合目(12:26)〜八合目(12:38)〜
岩の汗(12:56)〜行縢山(13:00/昼食/13:36)〜第3の沢(14:05)〜
県民の森分岐(14:08/14:17)〜峠〜行縢の滝分岐(14:33)〜滝見橋(14:44)〜
H330・第2の沢(14:50/14:59)〜登山口(15:18)〜
むかばき青少年自然の家P(15:19/15:28)=[バス]=ふなの湯(15:52/入浴/16:44)
=延岡南IC=SM・Foodaly(17:50/18:07)=宮崎港(18:30/19:10)
=[宮崎カーフェリー]= (船中泊)
2月11日
神戸港(7:30)
天候 晴れ
参加者 14名
実施日 2020.02.09-02.11
毎日新聞旅行 (中級) nishijima kawamura
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