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笠松山にて |
友歩会定例会 |
加西アルプス |
善防山 251m 笠松山 244m |
播磨下里駅~善防山~吊橋~笠松山~古法華寺~播磨下里駅
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12月25日、友歩会で21年最後の山歩きに出かけた。加西市の加西アルプスに行った。18キップを利用して大阪を出発、加古川で加古川線に乗り換え粟生へと行った。粟生で30分ほど時間待ちして北条鉄道で播磨下里駅へと進んだ。
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播磨下里駅と乗ってきたフラワ2001-1号 |
播磨下里駅を出発 |
善防山 |
善防山 |
下里駅より、一般道を南方向へと歩き、池に突き当たって左に進むと、善防山登山口がある。案内標には「善防山本丸登山口」と記されていた。
登山口を入ると、竹藪の道になる。竹藪で思い出したが山頂のお城を守るため、竹の皮を強いて滑って登ってこれなくしたが、敵はその竹の皮に火を放ち、あっけなく落城したお話だ。
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善防山登山口(標高50m) |
善防山へ 竹藪から山に入る |
登山口から20分ほど少し急な登山道を登っていくと、標高140mほどの尾根のピークに登り着く。
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善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ 最初のピーク(標高140m) |
善防山 |
加西市街展望 |
象の背のような広い岩尾根はしばらく続き、高山に登ったイメージで楽しい。正面に尖った峰の善防山がそびえて見える。周囲を見渡すと、加西市街がジオラマのようだ。
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善防山へ |
善防山へ |
善防山 |
善防山へ |
善防山へ(標高180m) |
平坦な岩尾根の先は、急峻な岩尾根が控えている。岩尾根にはロープが下がっているがかなりくたびれているのであてにせず自力で登るようにした。日本アルプスのミニミニ版の加西アルプスの名に恥じない岩場だ。
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善防山へ |
善防山へ 最初のピークを振り返る |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
急な岩尾根を10分ほど登ると周囲が雑木になってくる。森林限界の逆で面白い。ここから岩の道も狭くなり、登りもきつくなる。5分ほどで登りきると巻き道になり、程なく山頂に着く。
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善防山へ |
善防山へ |
善防山へ |
善防山 第二頂上(標高230m) |
山頂は岩尾根から見えていた手前の尖った方で、第二頂上と記されていた。標高は、230m位で山頂は狭い。そんなに広くはないので櫓ぐらいが建っていたのだろう。山頂をあとに少し下て登り返すと善防山山頂だ。
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善防山 第二頂上にて |
善防山へ |
善防山へ |
善防山 山頂 |
善防山 山頂(標高251m) |
善防山は、標高251mでここに本丸が建っていたのだろうか。山頂からは素晴らしい展望で笠形山、千ヶ峰、六甲山、明神山や七種山などが望まれる。展望を楽しみながら昼食にした。
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善防山 山頂にて |
善防山 山頂にて |
善防山 山頂にて |
笠松山を望む(中央尖った一番高い山) 善防山より |
山頂から笠松山と連なる峰峰がパノラマのように展望できる。山頂に建物らしきものがあるピークを笠松山だと思ったが、間違っていてやっぱり一番高く鋭く尖った山が笠松山だ。
善防山山頂をあとに急な下りを降りていく。尾根に下るとそこから吊橋へと進んでいく。少し登り返して笠松山が見えてくると、足元に吊橋が現れる。
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善防山をあとに笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
善防山を振り返る |
笠松山へ |
笠松山 |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山 |
下りきると吊橋でその先に大きな岩が構えている。吊橋には両側にネットが張ってあってスリルが少し低下していた。事故でもあったのだろうか。橋の下は尾根を切り取って道路にした切戸になっている。
楽しみにしていた吊橋を渡ると、クサリが下がった大岩だ。
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笠松山へ 吊橋 |
笠松山へ 吊橋 |
笠松山へ 吊橋にて |
笠松山へ |
笠松山へ |
大岩を無事登りきると、岩尾根に出る。ここからの眺めも素晴らしい。上がりきった左奥に笠松山、正面にこれから向かう尾根が広がっていて、尾根近くに磨崖仏が彫られている。あちこちの岩壁には採石の跡がたくさんあり、今も採石されているという。長石(おさいし)と呼ばれ、凝灰岩が採石され下山予定の古法華寺には、長石で彫られたたくさんの石仏が並んでいる。
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吊橋から登ったピーク |
笠松山 |
磨崖仏のある尾根 |
磨崖仏 |
吊橋を振り返る |
ピークをあとに笠松山へ |
展望を楽しんで、尾根を反時計方向に巻いて進んでいく。小さなアップダウンを景色を楽しみながら進んでいく。やがて正面に岩の壁が出てくる。この壁を登ると、小ピークに立つ。
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笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山(左) 手前の岩山を越えて |
笠松山へ |
笠松山へ |
善防山 |
小ピーク直下で最後の休憩をとる。あと一つピークを越えれば山頂のはずだ。一つ目の尾根の斜面が滑り台のような岩の斜面になっていてスリルが感じられる。
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笠松山 |
笠松山へ |
笠松山へ |
笠松山へ |
ピークに到着、分岐になっていて帰路ここから古法華寺へと下るところだ。尾根をさらに進むとまた岩の壁に突き当たる。今度の岩は両側が切れ落ちているので要注意だ。クサリが下がっているが補助にして自力で登った。そのあと、少しの岩尾根を登ると、程なく山頂に到着する。
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笠松山へ |
笠松山へ 最後の岩場 |
笠松山へ |
クサリの下がった岩場 |
笠松山へ |
笠松山 山頂へあと一息 |
笠松山は、標高244mで三等三角点になっている。山頂には展望台があって360度の大展望だ。素晴らしいのだが山頂の展望台は時々突風が吹き寒くてじっとしておられない。狭い展望台で写真を撮って降りて一休みにした。
遠くから眺めていたように三角錐の山容のてっぺんは非常に狭い。三角点の上には展望台の床があり、三角点は無視されているようだ。展望台の下に熊野神社の案内があったが善防山方向から見えていた建物のある山は熊野神社ではなかろうか。笠松山と思ったのは間違いだった。やっぱり、笠松山は尖っていて美しい山だった。
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笠松山 山頂 |
笠松山 三等三角点(標高244.4m) |
笠松山 山頂にて |
笠松山 山頂にて |
善防山 笠松山より |
山頂は狭かったので一段降りて岩尾根で写真を撮った。善防山から笠松山への山並み、加西市街の眺めは実に素晴らしい。振り返ると、うっすら木々が覆われた岩の上に山頂の展望台が見える。展望を楽しみ、往路を下っていく。
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笠松山にて |
笠松山にて |
笠松山にて |
笠松山 |
笠松山 山頂をあとに |
古法華寺へ |
古法華寺へ |
古法華寺分岐 |
古法華寺へ |
加西アルプス 右端:善防山 |
古法華寺へ |
古法華寺へ |
分岐まで下ると、右に折れ古法華寺へと下って行く。少し下ると、山火事の生々しい跡がありびっくりした。11月7日に火災が発生したようで古法華寺などがあり、大事に至らなくて済んだようだ、原因は分らないが、ハイカーの火の不始末では絶対起こしてはならないのを目の辺りにした。 |
古法華寺へ |
古法華寺へ |
山火事の斜面が過ぎるとすぐ、古法華寺に下り着いた。古法華寺は、「こほっけじ」と読むのだと思っていたが、じつは「ふるぼっけじ」が正しい読みだそうだ。
早速、大きな岩の船に乗った七福神がお迎えだ。この七福神もここで切り出された長石で作られたのだろう。境内の至る所に石仏があり、観音堂まえの涅槃像はすごく大きく立派だ。
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古法華寺 七福神 |
古法華寺 観音堂 |
古法華寺 涅槃像 |
古法華寺 石刻の森 |
さざんか |
古法華寺で少し休憩して播磨下里駅へと下った。お寺から少し坂道を登ると切戸とになり、頭の上には先ほど渡った吊橋が架かっている。工事中の車道を下りきると広い道になり、善防中学校の中道を抜けて善防池と皿池の間の道を進み、たんぼ道から善防山から笠松山の採石尾根など眺め播磨下里駅戻った。
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吊橋 |
吊橋下の切通 播磨下里駅へ |
播磨下里駅へ |
笠松山の山並 善防中学グランドより |
善防山 |
播磨下里駅へ |
播磨下里駅 |
播磨下里駅 歌碑 |
播磨下里駅で約1時間列車待ち、待合室で団欒して列車に乗った。往路の戻りで大阪駅7時30分に戻ってきた。
今回は急遽皆さんの希望で計画したので参加者が限定されたが、標高259m程の岩山、加西アルプス縦走は大変面白かった。行って人も行っていない人も機会があれば楽しい山ですので参加してみてください。
来年も皆さんに安全第一で楽しんでいただける山登りの企画をしていきたいと思います。
ありがとうございました。
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コース
大阪(8:15)=[新快速姫路行き]=加古川(9:08/9:12)=[加古川線]=粟生(9:36/10:04)
=[北条鉄道]= 播磨下里(10:18/10:20)~登山口(10:35)~P140(10:56)~
善防山(11:40/昼食/12:10)~吊橋(12:27)~笠松山(13:22/13:35)~
古法華寺(14:00/14:15)~播磨下里(14:54/15:48)=[北条鉄道]=粟生(16:02/16:07)
=[加古川線]=加古川(16:31/16:37)=[新快速]=大阪(17:28) (青春18切符)
天候 晴れ
参加者 9名
実施日 2021/12/25
友歩会 ohki
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