虎御前山 丹羽長秀陣屋跡にて  
友歩会定例会    
 
虎御前山 標高320m 小谷山 標高320m  
 
虎姫駅〜登山口〜矢合神社〜丹羽長秀陣〜三角点〜
織田信長陣〜木下秀吉陣〜登山口〜
小谷山登山口〜望笙峠〜小谷城本丸跡〜河毛駅
 
 
 1月22日、友歩会定例会で恒例になった干支の山登山を行った。今年は寅年、「寅・虎」の字付く山から虎御前山を選んだ。虎、寅のつく山には虎伏山(但馬竹田城址)、虎伏山(大阪粉川)、虎伏山(和歌山)、信貴山(張り子の寅)、虎ノ 背山(京都)、甲子園?、阪神タイガース?などがある。
 虎御前山は、織田信長陣地跡、木下秀吉陣地跡などがある。小谷山は、小谷城址で浅井三代の居城。 浅井長政、お市の方、娘の浅井三姉妹(茶々、初、江)ゆかりの城だ。

 JR虎姫駅に集合、支度をして出発、駅前の虎神殿タイガース神社、虎の力水、勝利の女神虎姫像などを見て虎御前山へと歩き始める。
 

虎姫駅

虎神殿 タイガース神社
 

虎の力水

勝利の女神虎姫像
 

おみくじの元祖 元三大師誕生の地

虎御前山へ
 

伊吹山

虎御前山登山口
 
 JR電車の車窓からも見えていた伊吹山が雪原の向こうに真っ白な雪を頂いて見える。これから登る虎御前山の山容より素晴らしいのでみんなの目は伊吹山に引かれているようだ。

 浮島のような登山口から登り始める。少し雪がかぶった石段を登っていく。雪が深くなってきて矢合神社の鳥居をくぐり、キャンプ場へと進むと雪が次第に深くなってくる。東屋があり小休止をとる。あわせて雪山登山練習のためここでアイゼンを着ける。

 アイゼンを着けるのが初めての人、しばらく着けていなく戸惑っている人それぞれだ。実は、5月に西穂高独標に行く予定があり、練習をしておく必要があったからだ。
 

矢合神社鳥居

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

矢合神社

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 展望台
 
 四苦八苦して着けたアイゼンを履いて歩き始める。なんとか問題なさそうだ。矢合神社にお参りして10分ほどで展望台に到着、アイゼンを着けていない人は展望台に上がって周囲を見渡す。
 正面にこれから向かう、鉄塔のあるピークが見える。右手には美しい伊吹山が見えるが、残念なことに送電線があり少し残念だ。
 

虎御前山三角点ピーク 展望台より

伊吹山と一面の雪 展望台より
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 丹羽長秀陣地跡
 
 展望台から5分ほど進むと、広い広い陣地跡に着く。丹羽長秀陣地跡になっている。一面の新雪で踏み跡もなく素晴らしい銀の台地だ。ここからも伊吹山が美しい。雪の上に寝転がったり、雪合戦したりして童心に返っているようだ。  

虎御前山 丹羽長秀陣地跡

虎御前山三角点ピーク 丹羽長秀陣地跡より
 

虎御前山 丹羽長秀陣地跡にて 背景は伊吹山
 

こんなところに寝転がって!

童心にかえって雪合戦
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 案内板

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 
 15分ほど雪中行進すると、アンテナ鉄塔のあるピークに到着。瀧川一益陣地跡で、一番高いところに三等三角点がある。三角点で写真を撮って近くで昼食にした。  

虎御前山 瀧川一益陣地跡

虎御前山 三等三角点(標高203m)
 

虎御前山 三角点にて
 

瀧川一益陣地跡で昼食

瀧川一益陣地跡で昼食
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 織田信長陣地跡
 
 昼食後また雪中行進、滅多にできることがないのでなかなか楽しいハイキングだ。10分ほどで織田信長陣地跡に到着。小谷城の浅井長政を攻める総大将だ。ここまでくる間に丹羽長秀陣地跡、瀧川一益陣地跡、堀秀政陣地跡そして織田信長陣地跡と進んできた。

 さすが織田信長陣地跡とあり、なかなか素晴らしい。ここでみんなで記念写真を撮る。ここが虎御前山山頂と勘違いしていたが後ほど行く木下秀吉陣地跡が標高点だ。
 
   

虎御前山 織田信長陣地跡

虎御前山 織田信長陣地跡
 

虎御前山 織田信長陣地跡

織田信長陣地跡より望む伊吹山
 

虎御前山 織田信長陣地跡にて
 

虎御前山 織田信長陣地跡をあとに

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 木下秀吉陣地跡(標224高)
 
 織田信長陣地跡から柴田勝家陣地跡そして木下秀吉陣地跡にと雪中行進してきた。木下秀吉陣地跡は、織田信長陣地跡の半分ぐらいだ。織田信長の先兵として仕えていたのだろう。
 このピークが標高224mで虎御前山の標高点になっている。
 

虎御前山 木下秀吉陣地跡にて
 

虎御前山 木下秀吉陣地跡をあとに

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山 雪中行進
 

虎御前山 雪中行進

虎御前山登山口
 
 虎御前山山頂の木下秀吉陣地跡をあとに北端の登山口へと下った。アイゼンを着けているが下りは苦労しているようだ。全員登山口に無事下山。
 アイゼンをここで外す。持って歩こうと思っていた人もいたようだが、ここで一言。

(ひとことメモ) 外したアイゼンは必ずザックにしまいましょう。持ち歩くと、バランスを崩したり転倒したときにメンバーに危害を与えることがしばしば発生しているので注意が必要です。

 虎御前山をあとに、小谷山登山口へと移動する。水車があって、そのあと小谷山の山容を眺める。左の一番高いのが小谷山で大嶽、山間に小さく見える山王丸があり、これから行く本丸のピークだ。
 振り返ると、先ほど登った虎御前山が雪田の向こうに見える。
 

小谷山へ 水車

小谷山  大嶽・山王丸・本丸・金吾丸
 

虎御前山

小谷山登山口
 

小谷山へ

小谷山へ
 
 小谷山登山口に到着、時間もおしているのでトイレ休憩してすぐに出発。直登の道もあるが急がば回れで車道を上っていった。半周した辺りから尾根筋の登山道を登っていく。20分ほど登ると、望笙峠に到着する。琵琶湖方面が見えるはずだがあまり見れなかった。伊吹山方面は美しく見えていた。

 今日の目標、本丸跡を目指して頑張って登っていく。番所まで上がって来ると城跡の大きな説明板がある。雪は次第に深くなって立て看板など埋まってきている。
 

琵琶湖方面 望笙峠より

小谷山 望笙峠広場にて
 

伊吹山 小谷山より

小谷城跡絵図
 

雪に埋まる番所の案内板

小谷山へ雪中行進
 
 さらに登ると、左下が大きく開け琵琶湖方面を臨むことができる。真下に雪の海に浮かぶような都座御前山が島のように見える。

 御茶屋、御馬屋、桜馬場そして馬洗池などが雪の下に伺えるようだ。首据石をすぎると黒金門跡を通過する。大広間跡まで来ると本丸跡が一段高いところに見えてくる。
 

雪の海に浮かぶ虎御前山 小谷山より
 

小谷城跡説明板

小谷山へ 雪中行進
 

小谷城址 馬洗池

小谷山へ 雪中行進
 

伊吹山 姉川古戦場展望所より

首据石
 

小谷山へ 雪中行進

小谷城址本丸跡・大広間跡
 
 大広間跡を雪中行進しながら進み、一段高い本丸に登城だ。今日の予定はここまでで、ここから先小谷山山頂の大嶽まで続いている。機会をつくって小谷山山頂の大嶽に登りたいと思う。

 小谷城跡本丸跡は、標高350mにあり、大嶽のある小谷山山頂は標高495mだ。本丸跡で記念写真を撮って下城を始める。
 

小谷城址大広間跡

小谷城址本丸跡へ
 

小谷山 小谷城址本丸跡にて
 

小谷山 小谷城址本丸跡にて

小谷城址本丸跡をあとに下山
 

小谷山をあとに

小谷城址の石碑
 
 下城は、雪と戯れながら下る、望笙峠から下は雪が溶け所々ぬかるんでいる。なんだかんだで全員無事登山口に下山した。  

小谷山をあとに

小谷山をあとに
 

虎御前山

小谷山をあとに
 

小谷山をあとに

小谷山をあとに
 

小谷山をあとに

小谷山をあとに
 

登山口へ

小谷山登山口に全員無事下山
 

NHK「江−姫たちの戦国」放映記念碑

小谷山をあとに
 

河毛駅へ

河毛駅へ
 
 登山口から一般道を河毛駅へとひたすら歩いた。虎御前山に沈み行く太陽まぶしい。河毛駅前の浅井長政とお市の方にお別れして帰途についた。  

虎御前山
 

虎御前山

浅井長政公とお市の方
 

夕日に映える伊吹山
 

夕日
 
 久しぶりに雪と戯れて楽しいハイキングができました。アイゼンの使い方もそれぞれマスターして次の山行に役立つでしょう。前述したように、改めて小谷山に登りたいと思います。

 今年も、新型コロナウイルスに注意しながら健康で楽しい山登りを皆んなで楽しみましょう。積極的なご参加を期待しています。ありがとうございました。
 
    
 

コース
 大阪駅(8:30)=[新快速近江塩津行き]=京都(9:00)=米原=虎姫駅(10:18/10:38)〜
多賀真能陣地跡・休憩舎(11:07/アイゼン装着/11:19)〜矢合神社(11:21)〜
展望台(11:29/11:35)〜丹羽長秀陣屋跡(11:39/11:51)〜
アンテナ鉄塔・瀧川一益陣地跡・三角点(12:04/昼食/12:38)〜
織田信長陣地跡(12:48/12:56)〜木下秀吉陣地跡(13:03/13:07)〜
虎御前登山口(13:27/アイゼン脱着/13:35)〜小谷山登山口(13:59/14:05)〜
望笙峠(14:26/14:32)〜小谷城址本丸跡(15:01/15:10)〜登山口(15:54/16:04)〜
河毛駅(16:40/16:45)=[普通]=長浜(16:53/16:57)=[新快速播州赤穂行き]=
京都駅(18:12)

天候   晴れ
参加者 16名 
実施日 2022.01.22 
友歩会 ohki