信貴山 張り子の虎にて
MRC定例会  
信 貴 山 標高437m
恩智駅〜恩智神社〜恩智峠〜のどか村〜信貴山〜信貴山下駅
 1月25日、MRC定例会で信貴山に行った。近鉄恩智駅に集合、少し住宅街の坂を登って祇園社天王の森の広場で準備体操し、恩智神社へと登っていった。

 鳥居をくぐり、さらに登っていくと、空に続く石段があり、登っていく。登り詰めると恩智神社の拝殿に到着する。恩智神社は、お祓い祭りで有名だそうだ。神のお使いは龍と兎で、神龍と神兎(なでうさぎ)が拝殿の左右に座している。来年の初詣は多いに賑わうのだろう。

 今年は、寅年でこれから信貴山にお参りするが、来年の干支兎のつく山は少ない。蛇足だが兎で有名な滋賀の三尾神社、ここも神の使いの兎がたくさん境内にある。

近鉄恩智駅から出発

信貴山へ

恩智神社鳥居

恩智神社

恩智神社にて

恩智神社にて
 恩智神社に参拝して信貴山へと、山道を登り始める。道は広く、所々簡易舗装がされているがハイカーとしては地道のほうが歓迎だ。
 10分ほど歩くと、高安山への分岐に着く。少し上がったところに展望台があるので立ち寄った。大阪平野が一望できる。

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ

展望台へ寄り道

展望台にて

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ

水仙
恩智峠
恩智峠

信貴山のどか村へ

信貴山のどか村へ
 コースに戻り信貴山へと登っていく。途中小休止をとって、恩智峠を過ぎ、どんどん進んでいくと、広々してきて、信貴山のどか村に到着だ。

 信貴山のどか村の広場で昼食をとる。食堂も売店もある農業公園で、年間40種類もの野菜や果物の狩りができるそうだ。ちょうどいちご狩りに訪れている客が見られた。

 のどか村の展望台から信貴山や周囲の展望が楽しめる。ぐるぐるまわりのらせん階段を登ると目がくらむ。

ホウジのお地蔵さま

信貴山のどか村

信貴山雄岳・雌岳 信貴山のどか村展望台より

信貴山のどか村 展望台より

信貴山のどか村をあとに

信貴山へ

信貴山へ

ロウバイが咲いていた

信貴山へ

信貴山へ ドライブウエイゲート横に出る
 信貴山へと広い道をどんどん下り、民家が出てきたところで左の細い道を登り切ると、ドライブウエイのゲート横に出る。ホテルや旅館の間を抜けていくと、開運橋に到着する。

 開運橋から虎が案内してくれる。橋の欄干から至る所に虎がある。橋を渡ると観光センターで用を済ませここから信貴山山頂往復とお寺の参拝は自由行動になる。

信貴山 開運橋

信貴山と開運橋

信貴山 張り子の虎(日本一大きい)

信貴山 張り子の虎にて
 鳥居をくぐって少し進むと日本一大きいと言われている張り子の虎にご対面。みんな虎の前で記念写真、元気がもらえる虎だ。今日の参加者も虎の前で記念写真を撮る。

張り子の虎

二匹のかわいい子虎

張り子の虎

信貴山

虎の郵便ポスト

一億円くわえた満願之寅

日本一大地蔵尊

寅寅寅
 信貴山の伽藍を通り、一先ず山頂へと登っていく。石段を登っていくがきつい登りだ。最期はツズラ折れになり、登り着いたところが雌岳の分岐だ。

 雌岳に登り記念写真を撮る。木々の間から信貴山山頂の雄岳がわずかに見える。分岐に戻り、また登っていくと、信貴山城址に着く。

 信貴山城址は、戦国武将、松永弾正久秀(まつながだんじょうひさひで)の居城で本丸は雄岳の山頂、現在の空鉢護法堂のところにあったそうだ。松永久秀は、大河ドラマ「麒麟がくる」などに登場しその最期は信義山城に火を放って自害したそうだ。

信貴山山頂へ

信貴山 ようおまいり

信貴山雌岳 山頂にて

信貴山雌岳分岐

信貴山山頂へ

信貴山城址

生駒山 信貴山城址より

信貴山城址にて

信貴山雄岳山頂(標高437m) 空鉢護法堂

信貴山雌岳 葛城山・金剛山 雄岳より

信貴山 雄岳山頂にて

信貴山 山頂をあとに
 信貴山山頂をあとに、朝護孫子寺に下ってきてお参りだ。さっそく戒壇巡りをした。毘沙門天王より授かった「如意宝珠」本堂の地下にお祀りしてある。真っ暗な回廊を進むが全くなのも見えない。ただ右の壁を頼りに進んでいく。
 宝珠を納める錠前に触れると心願成就の御利益があるそうだ。それにしても錠前は見つからない、誰かの助けを得てやっと錠前に触れた。
 年を重ねるとやはり助け合いがあってこそ生きていけるんだと思った。きっとみんなに御利益がありますように。

信貴山 織田信長陣地跡をあとに

信貴山 雪中行進

信貴山 朝護孫子寺

信貴山 朝護孫子寺 毘沙門天正額縁

信貴山

信貴山 寅のくぐり回廊

信貴山 張り子の虎

蘇我の家本店 寅まんじゅう

信貴山をあとに
 戒壇巡りを終えて、元の張り子の虎に戻ってきた。張り子の虎を前から見ると威厳が感じられ、後ろから見ると、力強さが感じられた。今年も精一杯元気を出して山登りに挑戦したい。

 蘇我乃家本店で、できたての寅まんじゅうを食した。おいしかったので、寅まんじゅうをお土産にした。

信貴山 仁王門

信貴山仁王門をあとに

ケーブル跡を下る

ケーブル跡を下る

ケーブル跡を下る

ケーブル跡を下る
 仁王門を出てしばらく参道を下ると信貴山バス停があり、ここからかつてケーブルがあった跡を下って行く。信貴山にケーブルがあるのは高校生の頃知っていたが、機会がなく乗ることができなかった。

 信貴山口駅前に、昭和58年(1983)8月に廃線になったケーブルだが、古い歴史がありそうだ。駅前に当時の車両が展示されている。営業距離1.3km、高低差354m、最大勾配約25°38′だったそうだ。現在、上半分はハイキング道に、下半分は自動車道になっている。

信貴山口駅に全員無事下山

信貴山ケーブル 信貴山口駅前展示
 新型コロナウイルス感染に注意しながらの山行で少し窮屈だ。でもなんとか実施できて良かった。リーダー三人娘がいろいろ楽しくなるよう企画し、実施してくれて感謝だ。本当にありがとう。

 今年も、新型コロナウイルスに注意しながら健康で楽しい山登りを皆んなで楽しみましょう。
  

コース
 近鉄恩智駅(8:49)〜祇園社天王の森(8:53/体操/9:00)〜恩智神社(9:14/9:24)〜
展望台(9:40/9:50)〜(10:22/10:27)〜恩智峠(10:33)〜のどか村(10:53/昼食/11:30)〜
開運橋(11:58)〜観光センター(12:01/12:06)〜[お寺参り]〜雌岳(12:33/12:40)〜
信貴山城址(12:48)〜信貴山山頂(12:51/12:58)〜[お寺参り]〜観光センター(13:37/13:50)
〜[ケーブル跡ハイキング]〜近鉄信貴山下駅(14:31) (解散)

天候   晴れ
参加者 14名 
実施日 2022.01.25 
友歩会 ohki