菊水山 山頂にて
友歩会定例会 
六甲縦走
菊水山
標高459m 鍋蓋山 標高487m 再度山 標高470m
鵯越駅〜菊水山〜城ヶ越〜天王吊橋〜鍋蓋山〜再度公園〜
再度山〜大龍寺〜市ヶ原〜布引ダム〜布引ノ滝〜新神戸駅
 3月20日、友歩会定例会で六甲縦走の第2回目を行った。前回、須磨浦公園から鉢伏山、旗振山、鉄拐山、高倉山、栂尾山、横尾山、馬ノ背(須磨アルプス)、東山の縦走を行ったが、何回かに分けて宝塚までいわゆる六甲全山縦走をしようと提案があった。そこで市街地をできるだけカットして実施することになった。

 2回目の今回は、妙法寺から鵯越までの市街地をカットして、鵯越から再度山へのコースを歩いた。
鵯越駅に9時30分集合、支度をして踏切を渡り、左折して新開地方面行きのホームに沿って北方向へ進み、鵯越市民公園から坂道を下って行く。
 

鵯越駅(標高134m)

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ(標高120m)
 下り着くと林道に出て林道を進んでいく。烏原ポンプ場や鈴蘭台下水処理場などを通過していく。林道を離れて階段道を登っていくと、昔あった菊水山駅が左上に見えてくる。やり過ごして坂を下っていく。

 川沿いに進んでいくと頭上に神戸電鉄の高架が見えその下を進み、烏原川に架かった橋を渡る。橋の左手上に石井ダムが聳えて見える。
 

菊水山へ 烏原ポンプ場

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ 鈴蘭台下水処理場付近通過

菊水山へ

菊水山へ この先左上に菊水駅が昔あった

菊水山へ

菊水山へ 神戸電鉄高架

菊水山へ 烏原川を渡る(標高170m)

菊水山へ 石井ダム

菊水山へ ぼちぼち登が始まる
 ぼちぼち登りが始まる。10分ほど登ると、休憩所になるが通過していく。通過すると本格的な急登になってくる。ほんの少し登ると足が動かなくなる。先頭に付いて行けない、なんとか頑張ると少し上でみんな待ってくれていた。
 

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ900m 休憩所通過(標高220m)

菊水山へ 急登始まる

菊水山へ 益々急登になる

菊水山へ 先頭から後れてくる

菊水山へ 休憩だ!(標高280m)

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ

菊水山へ また先頭に離される
 同じような感じで山頂近くにまで登る。階段道のテラス気味のところから素晴らしい展望が楽しめる。今日は、素晴らしい天気で見えないものがないくらいの眺望だ。一息ついて山頂へと登る。
 

神戸・大阪湾の展望 菊水山山頂近くより(標高410m)

菊水山

菊水山
 木の間から大きな鉄塔のアンテナが見えてきた、やっと山頂に到着だ。菊水山は標高459mで三等三角点になっている。山頂は広く2基の鉄塔が象徴的だ。中央に大きな石の菊水山の標石が建っている。

 今日は3連休の中日とあって大賑わいだ。ハイカーの何倍かのトレランの人が訪れている。春を感じながら昼食にした。

 鉄塔の展望台から素晴らしい景色が楽しめる。淡路島から明石海峡大橋、須磨アルプスの山々、神戸市街、大阪湾、友ヶ島、大阪市街、生駒山系・金剛山系・紀伊山地等々素晴らしい。また六甲山系の摩耶山なども見えている。
 

菊水山

菊水山にて

菊水山にて

菊水山 二等三角点(標高459m)

淡路島・鉄拐山・須磨アルプス 菊水山より

淡路島・鉄拐山・須磨アルプス 菊水山より

摩耶山 菊水山より

摩耶山 菊水山より

菊水山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ
 菊水山でゆっくりくつろいで次の山へと足を進めた。小さなピークを数回越えると城ヶ越、標高405mに着く。尾根頭のピークでこれから先はかなり急峻な急斜面の下りだ。

 岩が露出していて道幅も狭い。それに加えて大変なのはトレランの対向者、追越し者が急増してきた。急なところ、狭いところ、大人数の離合など大変だ。
 

城ヶ越

城ヶ越 三等多角点No.034 7840神戸市(標高405m)

鍋蓋山

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ 天王吊橋(標高270m)

鍋蓋山へ
 なんとか天王吊橋へと下り終える。ここから鍋蓋山へと登り返しの急登が始まる。標高差220mほどの登り返しで、菊水山の登りほどではないようだが、これまたトレランの行き交いで厳しい登りだ。

 山頂近くから振り返ると、今登ってきた菊水山が見える。鍋蓋山の山頂が右上に見えてきた。もうすぐ山頂だ。
 

鍋蓋山へ またまた登り返しの急登だ

鍋蓋山へ

鍋蓋山へ 先頭はいなくなった

菊水山を振り返る

鍋蓋山山頂間近

鍋蓋山 山頂に到着
 首を上げると鍋蓋山山頂で大勢のトレラン、ハイカーで大賑わいだ。鍋蓋山は、標高487mで四等三角点になっている。山頂は以前きたときにくらべ一段下の木々が伐採されたようで広い広い山頂になっている。それを象徴するように真新しい「鍋蓋山展望所」の大きな標識が建っていた。
 

鍋蓋山 山頂からの展望

鍋蓋山 四等三角点(標高487m)

淡路島・鉄拐山・須磨アルプス・菊水山 鍋蓋山より

鍋蓋山にて

鍋蓋山にて

鍋蓋山にて
 鍋蓋山でしばらく展望を楽しみ、再度山へと進めた。しばらく下ったところの分岐で六甲縦走路から外れ左折して再度公園へと進める。
 

鍋蓋山をあとに

再度山へ

再度山へ

再度山へ
 公園に近づくと、お堂がある。弘法大師再度霊史跡で、弘法大師が唐に渡るとき無事を祈願し、願いが叶い帰国のお礼に再び訪れたのでこの地を再度山と呼ぶようになったそうだ。
 公園に進んで修法ヶ原池と再度山を望んだ。
 

弘法大師再度霊史跡

弘法大師再度霊跡

再度公園にて

修法ヶ原池・再度山

再度公園にて

再度山へ

再度山へ
 修法ヶ原池から望んだ再度山登った。15分ほどで再度山の山頂に到着、再度山は標高470mで山頂から神戸市街を展望できる。

 日本百低山で紹介されてからだろうか、山頂の市街地側が伐採されて展望が良くなっている。以前はほとんど登らない雑木林の山頂だったが、踏み跡できており登山者が増えたようだ。
 

再度山

再度山

再度山(標高470m)

再度山 基準点(神戸市道路公社)

再度山にて
 再度山の山頂から少し下ると、大きな岩がある。天狗岩で右端の大きな岩(磨崖仏)の上に亀の彫り物がある。亀の石と呼ばれ、弘法大師が刻んだものだそうだ。

 天狗岩を下ると大龍寺の奥ノ院、さらに下ると、大龍寺がある。大龍寺は弘法大師の大願成就のお寺だ。ほかに渡航安全、病気平癒、安産祈願などなどで、我々世代に目に付いたのが「ぼけふうじ」だ。
ぼけ封じ三十三観音第八番札所だ。みなさんそろそろ気になる歳になったようだ。
 

天狗岩

天狗岩

天狗岩 亀の石

亀の石 弘法大師が刻んだと言われる

大龍寺へ

大龍寺 大師堂

大龍寺 ぼけなし観音

大龍寺 山門へ

大龍寺 山門

市ヶ原

市ヶ原(標高250m)

新神戸駅へ
 お参りを済ませ、市ヶ原へと下った。市ヶ原では多くの若者がBBQなどで楽しんでいた。計画ではここからハーブ園に登る計画をしていたが時間がおしてきたので中止し、ここから下山することにした。

 布引ダムに下ると、ダムの水位が下がり、干上がったダムになっていた。さらに布引の滝に下ったが、ここも水量が少なく、布引と言うより白糸の滝のようだ。
 

新神戸駅へ

水位の下がった布引ダム

布引ダム

見晴らし展望台より

新神戸駅へ

布引の滝 水量が少なく白糸の滝のようだ!

新神戸駅へ

今日のコースを振り返る(標高50m)
 今日の六甲縦走はかなり厳しかった。私を含め男性2人は少しバテ気味で厳しかった。いつも私が先頭を歩いているので常に私のペースでゆっくり歩いたり、休憩したり、早足にしたりとかだった。

 後方を歩くと着いて行くしかないので、元気なときは退屈になったり、しんどくても我慢して着いていくしかないなど、皆さんの気持ちが分ったようだ。でも皆さんと同じに歩かないと、宝塚到着は夜中になりそうだ。

 今回は皆さんの足を引っ張って計画の全コース行けなくて申し訳ありませんでした。腹いっぱいご飯を食べて次回は頑張ります。ありがとうございました。

 2年ほどのまん延防止法が解除されましたが、まだまだ新型コロナウイルスの猛威は続くようです。注意しながら健康で楽しい山登りを皆んなで楽しみましょう。積極的なご参加を期待しています。
  

コース
 阪急梅田駅(8:40)=[特急新開地行き]=新開地(9:15/9:22)=[小野行き]=
鵯越駅(9:30/9:40)〜旧菊水山駅(10:12)〜菊水山(11:08/昼食/11:32)〜城ヶ越(11:48)〜
天王吊橋(12:13)〜鍋蓋山(12:52/13:07)〜弘法大師再度霊跡(13:30)〜
再度公園(13:36/13:50)〜再度山(14:06/14:21)〜大龍寺(14:39/14:54)〜
大龍寺山門(15:00)〜市ヶ原(15:19/15:29)〜布引ダム(15:50/15:00)〜展望台〜
布引ノ滝(16:26)〜新神戸駅(16:45)
 *計画の布引ハーブ園は時間遅れでカット

天候   晴れ
参加者 8名 
実施日 2022.03.20 
友歩会 hitotumachi   ohki