八幡山 北ノ丸跡にて
松愛会山歩き会 第207回  
八幡山(鶴翼山) 272m 
八王子山
 220m 
北之庄山 254m
八幡堀~日牟禮八幡宮~八幡山~八王子山~北之庄山~北之庄登山口
 5月15日、山歩き会で、八幡山(鶴翼山)に行った。今回は、近江八幡駅からバスで新町まで行った。新町BS付近で支度をして出発。新町通りから、おねがい地蔵さんの前を過ぎ、八幡堀に進めた。

 八幡堀は、安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城の、城下町が栄える大動脈だった。近江商人の発祥と発展、また町の繁栄に大きな役割を果たしたそうだ。

 八幡堀に映える八幡山は素晴らしい。当時、お城が八幡堀に逆さに写ったのだろうか。ロマンを感じながら散策した。

 八幡山 八幡堀より

新町 出発準備

八幡堀へ 森町通り

八幡堀

八幡堀と八幡山

八幡堀

八幡堀

八幡堀

八幡堀
 日牟禮八幡宮の鳥居のところで出ると、反対側に白雲館がある。白雲館は明治10年に八幡東学校として作られたそうだ。子供の教育に力を入れていたのだろう。

 八幡堀側に日牟禮八幡宮の鳥居があり、ここからお参りした。日牟禮八幡宮は、八幡さまとして親しまれ近江の守護だ。近江八幡の地名も八幡さまから来ているそうだ。

白雲館

八幡堀

日牟禮八幡宮鳥居

日牟禮八幡宮楼門

日牟禮八幡宮楼門

日牟禮八幡宮拝殿

日牟禮八幡宮拝殿にて
 日牟禮八幡宮にお参りして、八幡山へ山歩きを始めた。鳥居方向に少し戻ると、たねやさんがあり、その先に八幡神社の碑が建っている。その奥が八幡山への登山口だ。

八幡山 日牟禮八幡宮より

たねや

八幡神社碑

八幡山登山口(標高90m)
 低山ながら結構厳しい登りだ、ほんの少し登ると、左下に日牟禮八幡宮の屋根が見える。登山口から15分ほど登ると、広い尾根にでる。八幡山城曲輪跡だそうだ。

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

日牟禮八幡宮 登山道から

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

大平 八幡山城曲輪跡
 すぐ先に、不動明王提灯がある。残念ながら当日は提灯が外されていて少し残念だ。大きな岩の道になり、八幡山の強さを示しているようだ。

不動明王提灯

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ ツツジ

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

不動明王
 不動明王提灯から20分ほど登りが続き、最後はよじ登る感じで登り切ると、不動明王の鳥居に着く。今回行かなかったが、出世不動明王がお祀りしてあるそうだ。

 左側に急な登りがある。以前ここに村雲御所・瑞龍寺門跡があったが、壊れたのか残骸が置かれていた。左側にロープがかけられかなり急な登りだ。頑張って登ると、ロープウエイ駅だ。

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

八幡山へ

八幡城址駅(ロープウエイ駅)

八幡山展望館
 ロープウエイ駅から階段を上がると、山頂展望館に着く。大きな「LOVE」や、展望館壁に恋人の聖地など記されていた。ここからの展望も素晴らしいが、展望館にも上がってみた。

 展望は、窓ガラス越しになるので天気が良ければ外の方が良いようだ。展望館には展示スペースがあり、可愛い色とりどりの傘が並べられていた。

八幡山展望館

八幡山展望館にて

八幡山展望館からの展望

八幡山展望館

八幡山展望館
 展望館から先に進むと、村雲瑞龍寺に続いているが、ロープウエイ駅まで戻り、西ノ丸跡へと向かった。ほんの少しで、お願い地蔵尊がある。登りはじめの新町にもお願い地蔵尊がお祀りしてあったが、みんなどんなお願いをしたのかな。

 少し先に進むと広場になり、西ノ丸跡に着く。ここから琵琶湖側の展望が素晴らしい。西ノ丸跡から少し下ると、出丸跡があるがパスした。

お願い地蔵尊

八幡山 西ノ丸跡

西ノ丸跡からの展望

長命寺山・津田山 西ノ丸跡からの展望
 西ノ丸跡上に石垣があり、この上が八幡城址だ。時計回りに石垣を半周して、石段を登って行く。村雲御所瑞龍寺門跡の碑が建っている。

 碑横に山門があり、村雲御所瑞龍寺門跡がある。手水舎には龍が水を発していた。登り切ると、瑞龍寺で、八幡山の最高点で、標高286mだ。昔ここに三角点あったそうだ。

 八幡山城は、豊臣秀次が築いた城で、最頂部に本丸を設け、二ノ丸、西ノ丸、北の丸、出丸があった。尾根には、小曲輪、秀次館、過信の館、曲輪跡などが残っているそうだ。

 現在、石垣を残すのみで、本丸跡には秀次菩提寺の村雲御所瑞龍寺が京都から移築されたそうだ。あちこちに菊のご紋があるがそういうことだ。

八幡山城址

八幡山城址 村雲御所瑞龍寺門跡

八幡山 村雲御所瑞龍寺門跡

手水舎 龍

瑞龍寺 八幡山最高点(標高286m)

瑞龍寺 瑞興殿

瑞龍寺 開山塔

瑞龍寺をあとに
 来た道を戻り、先ほど通り過ごした北ノ丸跡へ戻った。北ノ丸跡には、三角点があって三等三角点で標高は272mだ。北ノ丸跡には、八幡山の標識が建っている。恋人の聖地にしようとハートマークのモニュメントがあるが少し、かわいそうな感じだ。

 展望を楽しみながら昼食にした。ここからも琵琶湖と、長命寺山・津田山がよく見れる。

八幡山北ノ丸跡へ

八幡山北ノ丸跡

八幡山三角点

八幡山 三等三角点(標高272m)

長命寺山・津田山 八幡山北ノ丸跡より

長命寺山・津田山 八幡山北ノ丸跡より

八幡山北ノ丸跡にて

八幡山北ノ丸跡 ツツジ

八幡山 北ノ丸跡にて
 八幡山をあとに、八幡山に続く山並の縦走を始める。北ノ丸跡の石垣を巻いて下っていく。尾根筋にでると、ツツジが綺麗に咲いている。ミツバツツジ群生地で、八幡山の景観を良くする会が手入れされているようだ。

八幡山をあとに

北ノ丸跡の石垣

北之庄城跡へ

北ノ丸跡の石垣

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ ミツバツツジの群生地

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ
 尾根道をどんどん進んでいくと、北之庄沢展望台を通過する。展望できる範囲が狭いがツツジが咲いていて綺麗だ。急斜面を下り終えると、高取の峠を通過する。

北之庄沢展望台より

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ 高取の峠

北之庄城跡へ
 峠から登り返すと、八王子山山頂に着く。八王子山は、標高220mで長明寺の山が望める。次のピークへ下って行くと、小さな橋があり、お城の堀切になっているようだ。

八王子山(標高220m)

八王子山から望む長命寺山・津田山

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡へ

北之庄城跡
 登りきると、北ノ庄城址で、北ノ庄山山頂だ。北之庄山は、標高254mで山頂は北ノ庄城址になっている。案内図によると、監視台、曲輪跡、空堀、大手門、堀切、七ッ池などなど遺構が残っている。

北之庄山(標高254m) 北之庄城跡

北之庄城跡

北之庄城跡にて

北之庄城跡

北之庄城跡

北之庄城跡

北之庄城跡

北之庄城跡 七ッ池

打越の峠へ
 打越の峠まで下ってきた。この先縦走路は百神社へと続いているが今回はここまででヴォーリズ記念病院へと下ることにした。

打越の峠 縦走路は岩崎山へと続く

打越の峠 ここから縦走をやめて下る

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院へ

ヴォーリズ記念病院・北之庄登山口に下山

北之庄登山口に下山 特別演技
 打越の峠から15分足らずで、ヴォーリズ記念病院横の岩崎登山口に全員無事下山した。
ああ!チョットおまけの特別演技があったようだ。

 今日の楽しみ、ラ・コリーナへ一般道を進んで行く。

ラ・コリーナへ

ラ・コリーナへ
 ラ・コリーナに到着、自然環境にあわせた店舗でなかなか建物が草むらの中で面白い。ただ、管理費が相当かかるのではと思う。

 バームクーヘンの形をした屋根の建物で、バームクーヘンを頂いた。なかなか人気が高いようで、たくさんの人で賑わっていた。

ラ・コリーナ

ラ・コリーナ

ラ・コリーナ

ラ・コリーナ

ラ・コリーナにて

バームクーヘン&コーヒー

ラ・コリーナにて

ラ・コリーナにて

ラ・コリーナにて

ラ・コリーナ
 今回は、山歩きはそこそこに頑張って、山歩きに続く、ラ・コリーナに焦点が集まったようだ。チョットしんどい山歩きと、おいしいバームクーヘンで楽しい山旅になりました。

 これからも素晴らしい山歩きが続くと良いですね。ありがとうございました。
 
  

コース
 京都(8:37)=[新快速]=近江八幡(9:16/9:30)=[近江バス長命寺行]=新町BS(9:35/9:42)~
八幡掘(9:45)~日牟礼八幡宮(9:57/10:03)~八幡山登山口(10:05)~
不動明王提灯(10:21)~ロープウエイ城址駅(10:50)~山頂展望館(10:51/10:11)~
お願い地蔵尊(11:13)~西ノ丸跡(11:18)~八幡山城址・村雲瑞龍寺(11:25/11:38)~
北ノ丸跡(11:43/昼食/12:12)~北之庄沢展望台(12:19)~高取ノ峠(12:30)~八王子山(12:33)~
北之庄山・北之庄城跡(12:45/12:54)~七ツ池(13:02)~北虎口展望台(13:08)~
打越の峠・ヴォリーズ記念病院分岐(13:15)~岩崎登山口(13:28)~
ラ・コリーナ(13:45/ティータイム/14:55)~ 北之庄ラコリーナ前BS(15:03/15:12)=[バス]=
近江八幡(15:30/15:55)=[快速]=京都(16:36)

参加者 12名 
実施日 2025/05/15 
山歩き会 ohki  
写真協力