交野山観音岩にて
 山ばんばハイク  
国見山 284m  交野山 341m
津田駅~国見山~白旗池~交野山~津田駅
 6月1日、山ばんばハイクに参加した。津田駅に集合、津田の住宅街を通り、第二京阪道路の高架下をくぐり、道路に沿って少し北へ緩やかな道を登ると右手に国見山登山口がある。

国見山へ

国見山へ 国見山登山口

国見山へ

国見山へ
 支度をして登り始める。18分ぐらい登っていくと、右手の尾根に取付く分岐に到着した。入口にはアジサイが咲き始めていて歓迎してくれているようだ。

 国見山への登山口でここから登り始める。実は、夫婦岩を経由して国見山へと考えていたが、手前の尾根への取付きがなく、右上に国見山へと続く尾根が見えてくる。

 夫婦岩へは、最初の分岐ではなく二つ目の分岐からのようだ。30分も登ってきたのに戻るのもいやなので、夫婦岩をあきらめ、直接国見山に登ることにした。

国見山へ あじさいが歓迎

国見山へ 最初の分岐から登る

国見山へ

国見山へ
 国見山への尾根道を登っていく。登りを再開して10分ほど登っていくと、頭上に展望台が見えてくる。展望台に立ち寄って展望を楽しみながら少し休憩をとる。

展望台から

国見山へ 展望台

国見山へ

国見山へ
 展望台から少し登ると送電線鉄塔があり、分岐があるがそのまま先へと進む。分岐から3分ほど登ると、道は急になり、ロープが下がっている。

 国見山山頂への最後の急登だ。ロープにつかまって必死で登る。綱引きしているようだが本人は必死なんだろう。登り切り、草むらから顔を出すとそこは国見山の山頂だ。

国見山へ

国見山へ 綱引きしないでね!

国見山へ

国見山へ

国見山へ

国見山山頂
 国見山は、標高284mで、結構展望は良い。山頂からは、木津川・宇治川・桂川の合流地点を隔てて広がる京都の市街や、その向こうに比良・比叡の高い山容を望むことができる。また、石清八幡宮の鳩ケ峰と天王山の狭間から淀川が南流して、摂津と河内を二分する様子を見ることができる。見晴らしがよければ六甲山や大阪湾が見える。

 この山上に、津田氏の居城があったそうで、100年あまり、栄えたそうだ。山頂のこのあたりに「物見櫓」があったそうだ。

国見山(標高284m)

国見山へ

国見山山頂にて 逆光で可愛いお嬢さんが!

国見山からの展望

国見山をあとに
 国見山山頂をあとに、交野山へと進んで行く。山頂から数分下ると、ササユリが迎えてくれた。実は、今日のハイキングのお目当ては、「ササユリ」だったのだ。お目当てのササユリを眺めて先へと進む。

 さらに10分ほど下ると、ササユリに2度目のご対面。湿地にはキアヤメが咲いていた。そのあと、ゴルフ場のトンネルをくぐると、白旗池に到着した。

ササユリ

交野山へ

交野山へ

交野山へ

ササユリ

交野山へ

キアヤメ

交野山へ ゴルフ場のトンネル

交野山へ ゴルフ場のトンネル

白旗池
 白旗池のふちにベンチがあり、交野市のいきものふれあいの里がある。ここで小休止をとり、用を済ませる。

 小さな模型の水車があり、ミニ植物園になっている。ツルアリドウシ、ユキノシタ、コウホネなどが咲いていた。

水車の模型

ツルアリドウシ

ユキノシタ

コウホネ
 白旗池の縁を渡り、交野山の登りに取付く。登り口では、赤いツツジ、タニウツギ、アジサイなどが迎えてくれた。

白旗池

交野山

交野山へ

タニウツギ

ツツジ

交野山の来光

アジサイ

交野山へ

交野山へ

交野山へ
 交野山の登りはいきなりの急登が続く。階段や、木の根っ子が張っている急斜面など、チョット厳しいが楽しみながら登っていく。交野山の登山道脇には水管設置されていて山火事に備えているようだ。最近山火事が多発したが、備えあれば憂いなしか。使うことは決してなく、備えだけで済めばこれほど良いことはない。

 山頂間際の急登で、ササユリがたくさん咲いていた。開花は今少しのようだが大歓迎だ。木々のトンネルの光った先が交野山の観音岩で山頂だ。

交野山へ

交野山へ

交野山へ

交野山へ

交野山へ

交野山へ
 登り切ると、観音岩が目の前に飛び込んできた。回り込んで上に上がると、多くのハイカーで大賑わいだ。観音岩で写真を撮ったり、岩の上でポーズをとったり、怖くて寝そべっている人、大展望の写真を撮っている人、実に素晴らしい山頂だ。観音岩の下の広場で昼食にした。

交野山観音岩

交野山観音岩

交野山山頂観音岩

交野山山頂観音岩(標高341m)

交野山観音岩にて

交野山観音岩からの展望

交野山観音岩

交野山山頂にて

交野山山頂で昼食
 観音岩でゆっくり寛いで下山を始めた。下りは見晴らしの道が良いと言うことで下り始めた。木の根道があり、さらに下ると鉄塔近くに展望台があり景色はパノラマだが、写真を撮るには送電線が邪魔だ。

 さらに下ると、本式の展望台があり、ベンチになっている。残念ながら木々が茂って視野が狭いのが残念だ。

 源氏の滝に下る予定だったが、石仏の道を下っていった。山道を下り終えると、一般道にでる。

交野山をあとに

登山口へ

登山口へ

登山口へ

展望台

展望台より

登山口へ

登山口へ

展望台

展望台でひと休み

登山口へ

石仏の道(ご来光道) 登山口
 下り始めると、石仏が見えてきた。「石造弥勒仏座像」で、鎌倉時代に造られたそうだ。源氏の滝は遠くへ飛んでいったので、ひたすら一般道を歩くのみだ。

石造弥勒仏座像

石造弥勒仏座像

津田駅へ

津田駅へ
 第二京阪道高架下を進み、JRの踏切を渡り先へと進む。少し遠廻りだが機物神社にお参りして、津田駅へと老体に鞭打って歩く。津田駅に14時50分全員無事到着。

機物神社

津田駅に全員無事下山
 国見山と交野山の登頂はしたものの、国見山中腹の夫婦岩そして源氏の滝へは行けなかった。感じたのは、里山にはハイキング道がいくつもあり、少し間違えると全然違うところに行ってしまう危険性がある。頭の中を良く整理してから出かけましょう。

 楽しい、山歩きになりました。みなさんありがとうございました。また次を期待しています。
  
 

コース
 JR津田駅(9:24)~国見山登山口(9:47/9:51)~展望台(10:38/10:44)~
国見山(10:54/11:04)~トンネル(11:31)~
白旗池・交野市いきものふれあいの里(11:38/11:47)~
交野山観音岩(12:13/昼食/13:00)~分岐(13:02)~展望台(13:12)~展望台(13:25/12:38)~
石仏の道登(13:53)~石仏弥勒仏座像(11:58)~機物神社(14:30/14:33)~
JR津田駅(14:48/15:04)=[京阪バス]=枚方市駅(15:24) 

天候   晴 
参加者 6名 
実施日 2025/06/01 
山友  mizoguti      .
写真協力