青葉山 国道27号・バス車窓より
MRC主催 北陸例会 若狭おばま〜青葉山 Vol.2
青 葉 山 標高693m
 
 MRC主催の北陸例会の2日目、今日は青葉山登山だ。青葉山は若狭富士と呼ばれふるさと富士の一座だ。

 福井県の西端で若狭の海からそそり立っている山容は実にすばらしい。まさに若狭の富士山だ。朝5時10分頃阿納浜の向こうからご来光がきれいだ。所々青空もあり天気も良さそうで、今日一日もってほしい。

 民宿を8時にバスで出発し高浜の中山寺登山口へ向かう。9時20分過ぎ青葉山登山口の青少年旅行村を出発。歩きはじめて1時間弱でテレビ鉄塔がありすぐに展望台に到着した。ここまで登山道の草刈が朝からしている様子だったが展望台下ぐらいで、地域の人が汗を流しているのに会った。

 展望台付近では冗談を言いながら会話しているうちに眼前が開けた。小休止の後お礼を言って先に進む。すぐにピークになり金毘羅大権現の社に着く。地域の人は金毘羅大権現広場まで草刈し、お神酒を供えていた。展望台から尾根道を30分ほど歩くと突然岩場になる。馬の背といわれるところだ。ここからの展望は足元が切立っていてすばらしい。注意しながら進み、急坂を上がりきると東峰に到着する。東峰山頂は標高693mで青葉神社がお祀りしてある。

 東峰で小休止した後、今度は下りになる。少し下ったところで2本の登りのはしごがあり岩のピークに出る。足元は切立っていて展望が開ける。行く先の西峰が正面に見える。幅の狭い尾根を注意しながら鞍部まで下る。はしごがありスリルがあるが注意すれば危険なことはない。

 今度は西峰へ上りかえすと大きな岩が立ちはだかっている。大師洞と呼ばれていてこの岩場をくぐると山頂になる。

 山頂の西峰は標高692mで青葉神社西権現の社があり、社浦には岩山がありここが最高点だ。残念ながら霧雨模様の天気で展望がない。天気がよければ内浦湾が一望できるはずだ。山頂広場や小屋で昼食にした。午後は松尾寺に下山だ。下山を始めるとしばらくは急坂ではしご場が続く。若狭富士と呼ばれるだけあってかなり麓まで急坂が続く。

 やがて松尾寺に到着する。松尾寺(まつのおでら)は西国二十九札所で大きなお寺だ。車道をスピードアップしてJR松尾寺駅まで急ぐ。何とか列車時刻の5分前に到着し、小浜に戻った。

 ここで解散式、小浜のメンバーの親切な案内で楽しく有意義に史跡の散策と青葉山登山ができた。
すばらしい旅をありがとうございました。お世話頂いた方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。小浜駅からJRバスで近江今津に戻り京都大阪へと家路に着いた。

ご来光 阿納浜民宿いたやより

青葉山 展望台

展望台より大島半島の展望

馬の背

東峰青葉神社

はしご場を登る

はしご場のピーク

はしご場から望む西峰

青葉山西峰山頂にて

青葉山西峰山頂にて

青葉山西峰山頂の青葉神社西権現

松尾寺
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コース
  民宿いたや(8:00)=<バス>=中山寺登山口(9:10/9:22)〜展望台(10:11/10:20)〜
  金毘羅大権現〜馬の背(10:52)〜東峰・青葉神社(11:05)〜はしご・岩場(11:20)〜
  大師洞(11:45)〜西峰・青葉神社西権現(11:52/昼食/12:35)〜はしご・岩場〜鳥居〜
  松尾寺(13:45)〜JR松尾寺駅(14:30/14:35)=JR小浜駅(15:15/16:00)=<JRバス>=
  JR近江今津駅(16:58/17:07)=JR京都駅(18:00) 

地 図  青葉山 
天 候  曇り一時霧雨 
参加者 16名 
実施日 2005.07.03