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三角点探訪 日本百名山 | ||
Vol.2 | ||
幌 尻 岳 標高2052m 幌尻山荘〜命ノ水〜幌尻岳 |
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第3日目、9月3日今日は幌尻岳から戸蔦別岳を縦走して幌尻山荘へ戻る行程だ。4時50分幌尻山荘を出発、いきなり急登が始まる。うっそうとした針葉樹林帯の急登を一歩一歩ゆっくり登る。1時間20分ほど我慢の登りが続くと森林限界に近づいてきて、左手に戸蔦別岳の山並みが見えてきてくる。太陽に向かって登っているので、戸蔦別岳はシルエットでわずか右の稜線が光っている。標高1550mあたりに命ノ水の案内板がある。左下に水が湧いているとのことだった。ここから未だ急登が続くが、標高1600mあたりに森林限界があり展望がよくなってくる。標高1750mまで命ノ水から標高差200mをクリヤーすると緩やかな尾根に出る。 緩やかな展望尾根を気持ち良く歩く。別世界のようで北海道ならではの大きなスケールではなかろうか。カールの縁を12時の位置から半時計方向に半周してやっと幌尻岳の山頂だ。美しいピークP1829を過ぎる辺りからお花畑が綺麗になってくる。お花畑でしばらく休憩をとった。 ゆったりと流れる時間、そして雄大は幌尻の山は、大自然の極楽のようだ。幌尻岳、北カール、戸蔦別岳の山々を眺めなているとなんだか自分も大きくなったような気になった。山頂に近づくとウラシマツツジが紅葉し、濃紅色は幌尻岳を飾り立てているようだ。新冠コースの分岐を過ぎると山頂に立つ。 幌尻岳は、標高2052.4m、二等三角点で360度の展望でかなり遠くまで眺望できる。北には十勝の連山、東は雌阿寒岳など釧路方面の山、南は浦河方面野山、西は遠く羊蹄山が確認できる。幌尻岳は3つのカールが特徴で麓から大きく見えるので、アイヌの人はアイヌ語で「ポロ・シリ」、意味は「大きい・山」ということだ。カールは今見てきた北カール、東カール、七ツ沼カールだ。山頂でゆっくりしたあと戸蔦別岳へと縦走路の尾根を下った。 |
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幌尻山荘を出発、明るくなってきた(5:37) |
急登が続く、秋の気配が!(6:17) |
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戸蔦別岳が見え始め発 |
命ノ水分岐(この下に命ノ水が! 標高1550m) |
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戸蔦別岳(標高1680m) |
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後方羊蹄山・・・の連山が遠くに見える |
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森林限界を過ぎ展望がよくなる |
戸蔦別岳 |
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幌尻岳と北カール・P1829(標高1740m) |
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快適にP1829へと尾根を登る |
ミヤマリンドウ |
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ナガハキタアザミ |
チングルマ |
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ミヤマアヅマギク |
戸蔦別岳 |
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戸蔦別岳・北カール |
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幌尻岳と北カール |
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戸蔦別岳・幌尻岳と北カール |
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P1930へ快適な登り |
幌尻岳とウラシマツツジが映える北カール |
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幌尻岳とウラシマツツジが映える北カール |
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幌尻湖 |
ウラシマツツジが美しい |
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北カール |
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幌尻岳 山頂 |
幌尻岳 二等三角点(標高2052.4m) |
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幌尻岳 山頂にて |
戸蔦別岳とその縦走路 |
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幌尻岳北カール |
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幌尻岳東カール |
ウラシマツツジとミヤマリンドウ |
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第1・2日目 関西空港〜幌尻山荘 | ||
第3日目@ 幌尻山荘〜幌尻岳 | ||
第3日目A 幌尻岳〜戸蔦別岳〜幌尻山荘 | ||
第4日目 幌尻山荘〜帰阪 | ||
コース |